香嵐渓の紅葉の見頃はいつ?駐車場や渋滞状況、ライトアップ期間は?【2019年最新情報】

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香嵐渓の紅葉情報

愛知県の紅葉スポットといえば、香嵐渓(こうらんけい)

東海地方に住んでいる方なら、1度は名前を聞いたことがあるという方も多いはず。

香嵐渓とは、愛知県豊田市足助町にある渓谷のことです。

1634年頃、香積寺の第11世住職三栄和尚が、般若心経を1巻読み上げるごとに1本ずつ手植えをしたのが始まりで、その後、大正末期から昭和初期に近隣住民のボランティアによって大植樹が施され、現在の景色となったと言われています。

今では、イロハモミジやオオモミジなど、11種類・約4,000本のカエデがあり、近隣にある飯盛山(いいもりやま)を含めた辺り一帯が赤色や黄色に染まる、壮大な景色を見ることができます。

今回は、毎年、県内だけでなく、全国からもたくさんの観光客が訪れる愛知の「香嵐渓」について、ご紹介します。

香嵐渓の紅葉の見ごろは?

香嵐渓の見頃は、例年11月中旬~下旬です。

年によって多少前後するため、まだ、2019年の詳しい見頃はわかりませんが、おそらく今年も、同じような時期に見頃を迎えることが予想されます。

ちなみに、先日、ウェザーニュースの公式ツイッターアカウントが、全国の紅葉の見頃予想を発表。

ウェザーニュースによると、香嵐渓の見頃は11月20日頃~ということですね。

詳しい情報が発表されるのを待って、見頃の時期をご確認ください!

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香嵐渓の紅葉は、まさに圧巻!

香嵐渓に行ったら、色鮮やかな風景を、絶対写真に収めたいですよね。

2018年の香嵐渓の写真をご覧ください♪

息をのむほどの美しさ・・・!!!

香嵐渓の紅葉の見どころは?

香嵐渓の紅葉の見所は、主に次の6箇所です。

  • 巴橋(ともえばし)
  • もみじのトンネル
  • 待月橋(たいげつきょう)
  • 香嵐渓広場
  • 香積寺(こうじゃくじ)
  • つり橋(香嵐橋)
  • 巴橋(ともえばし)【見ごろ:11月中旬頃~】

    香嵐渓の入口とも言える巴橋

    飯盛山のほぼ全景を見ることができ、絶好の撮影スポットです。

    観光パンフレットなどの写真でもお馴染みの、巴川の水面に映し出される紅葉と、香嵐渓のシンボル「待月橋」のコラボレーションを見ることができますよ!

    昼間はもちろん、夜間のライトアップ時も、とても見ごたえのある場所です。

    ※ライトアップについては「香嵐渓の紅葉はライトアップがキレイ!期間はいつまで?」で詳しくご紹介します。

    もみじのトンネル【見ごろ:11月下旬頃~】

    香積寺(こうじゃくじ)までの参道は、背の高いもみじで覆われていて、まるでもみじのトンネルをくぐっているかのよう!

    もみじのトンネルは、午後の西日が当たると、光でもみじが透けて見えて、道いっぱいが赤く染まります。

    待月橋(たいげつきょう)【見ごろ:11月中旬頃~】

    待月橋(たいげつきょう)は、香嵐渓のシンボルとも言える赤い橋で、撮影スポットとして、とても人気のある場所です。

    待月橋に渡って、橋の上から撮影するのもよし、待月橋を入れて、撮影するのもよし。

    どちらの眺めも、風情を感じられますよ。

    飯盛山側の岸には、「五色もみじ」があり、緑・黄緑・黄・橙・赤と、グラデーションで紅葉していく姿を楽しむことができます。

    香嵐渓広場【見ごろ:11月中旬頃~】

    もみじまつりの期間中は、猿回しやお囃子、和太鼓など、様々なイベントが開催されている香嵐渓広場

    最も人が集まる場所で、紅葉シーズンには屋台も出ているので、とても混雑していますが、ベンチに座って、ゆっくり鑑賞できる場所です。

    香嵐渓広場には、昔ながらの暮らしを垣間見ることができる民族資料館、三州足助屋敷(入館有料)も隣接しています。

    香積寺(こうじゃくじ)【見ごろ:11月下旬頃~】

    三州足助屋敷から、長い階段を登っていくと見えてくる香積寺(こうじゃくじ)

    通り過ぎてしまう人も多いのですが、香積寺の紅葉を見ないで帰るなんてもったいない!と思うほど、絶景ポイントです。

    境内はもちろん、参道のもみじも美しく、階段を登りきり、山門をくぐったところで振り返ると、山門が額縁のようになって、まるで絵画のような景色を見ることができますよ。

    なお、毎年11月中の土日には、香積寺の参道を竹灯りで飾ります。

    温かい灯りで包み込まれるこのイベントは、夜間ならではの、幻想的な雰囲気を見せてくれます。

    ちなみに、香積寺は、毎年最も色づくのが遅いと言われていますので、少しピークを過ぎた頃に行っても、紅葉を楽しむことができますよ。

    つり橋(香嵐橋)付近【見ごろ:11月中旬頃~】

    香嵐渓の東側にある赤い吊橋、香嵐橋は、光に照らされた紅葉がとてもきれいです。

    朝日がよく当たる場所なので、午前中に行くのがおすすめですよ!

    巴川の水面に写った色鮮やかなもみじが美しく、観光客も多く集まります。

    待月橋と同じく、橋の上からでも、橋の下からでも、絶景が見られます。

    つり橋(香嵐橋)は、他の場所より日がよく当たるので、香嵐渓の中でも、早めに色づくスポットです。

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    香嵐渓の紅葉はライトアップがキレイ!期間はいつまで?

    香嵐渓では、例年、11月1日~11月30日に「香嵐渓もみじまつり」が開催され、その期間中、夜間のライトアップが行われます。

    明るい時間の美しさはもちろんのこと、夜間は昼間とは一味違った雰囲気が楽しめるんですよ!

    2019年の情報は、まだ発表されていませんが、おそらく例年と同じ日程になると予想されます。

    香嵐渓のライトアップ (予想)
    期間:2019年11月1日(金)~11月30日(土)
    時間:日没(頃)~21:00

    ライトアップ時、巴橋から見ると、まるで飯盛山全体が燃えているかのような圧巻の景色を見ることができます。

    巴川の水面に写るライトも幻想的!

    もちろん遠くから見るのもきれいですが、もみじのトンネルの下を歩くのも、おすすめです。

    紅葉狩りに行ったら香嵐渓の名物グルメを堪能しよう

    香嵐渓には、たくさんのお土産屋さんや、飲食店が立ち並んでいて、店内での食事や、食べ歩きを楽しむこともできます。

    びっくりやの五平餅

    香嵐渓や、その周辺には五平餅のお店がたくさんあります。

    中でもおすすめのお店は、香嵐渓から徒歩約5分、国道153号線沿いにあるびっくりや。

    びっくりやは、国産うるち米のみで作る五平餅が人気の食事処です。

    五平餅の味は、味噌味・しょうゆ味・きなこ味の3種類。

    大きさは、手のひらより大きく、店名の通り、びっくりしますよ!!

    店舗詳細
    住所:愛知県豊田市足助町成瀬31-1
    電話番号:0565-62-1397
    営業時間:9:00~20:00
    定休日:第1・3水曜日
    駐車場:7台

    ZIZI工房のフランクフルト

    もみじまつりの期間中、香嵐渓広場に出店しているzizi工房は、焼き立てのフランクフルトが大人気!

    多い日には、1日1万本売り上げたこともあるほど・・・。

    皮がパリッと香ばしく、中はジューシーで絶品です。

    紅葉シーズンには常に行列ができていますが、並んででも食べる価値はありますよ!

    中国菜館の刀削麺

    本場中国南京市から来日した特級料理人が作る刀削麺を食べられるのは、足助屋敷前の特設屋台、中国菜館

    目の前で麺を削って、茹でていくので、見ているだけでも楽しい・・・♪

    これが香嵐渓名物で、「毎年、中国菜館の刀削麺を食べるために香嵐渓に行く」という方もいるほど美味しいんですよ。

    人気店なので、紅葉シーズンは、開店前から行列必至です。

    紅屋のもみじの衣揚げ

    香嵐渓に行ったら絶対に買って帰ってほしいお土産は、名物「もみじの衣揚げ」です。

    もみじの衣揚げは、去年のモミジの葉を1年間塩漬けし、甘く味付けした小麦粉の衣をつけて揚げたお菓子です。

    かりっとした歯ごたえで、かりんとうのような食感なんですよ。

    香嵐渓では、複数の店舗で製造・販売されていますが、紅屋の商品がおすすめです。

    店舗詳細
    住所:愛知県豊田市足助町西町11
    電話番号:0565-62-0330
    営業時間:8:30~16:30
    定休日:不定休 (主に水曜日)

    香嵐渓の紅葉シーズンに渋滞回避をする方法

    香嵐渓は、東海随一の紅葉スポット。

    それと同時に、紅葉シーズンの渋滞がひどいことでも知られています・・・。

    香嵐渓へ行く道の渋滞を回避するためには、次のような方法がおすすめです。

    ①朝早く行く

    香嵐渓周辺の道路は、7時台から徐々に混み始め、8時~9時頃には大渋滞が始まります。

    そのため、可能であれば、早朝に到着しておくことをおすすめします。

    朝の早い時間は、とても寒いので、防寒を忘れないでくださいね。

    ②迂回路を使う

    周辺が渋滞する大きな要因は、名古屋方面から香嵐渓に行く場合に、多くの方が利用する国道153号線が、片側1車線の1本道であること。

    渋滞を避けるためには、できるだけ153号線を通らないようにすることです。


    (※①)
    ※クリックすると大きな画像が表示されます。

  • 猿投グリーンロード方面から来る場合
  • 猿投グリーンロードと、国道153号線が交わる力石IC辺りから、徐々に渋滞が始まります。

    そのため、力石ICまで行かず、1つ手前の枝下ICで降り、県道豊田明智線(県道11号線)を進んでください。

    途中で、迂回路マップに記されている看板が立っているので、それに従っていくことができますよ。

  • 153号線の途中から迂回する場合
  • もしも、国道153号線に入ってしまった場合は、県道久木中金線(県道344号線)を通っていけば、多少、渋滞を回避することができます。

    どちらも遠回りにはなりますが、迂回路の方が、早く着ける可能性が高いですよ。

    国道153号線のライブカメラ画像は「みちナビとよた」のPC・スマホから見ることができます。

    迂回路を使おうか迷っているという方は、予めこの画像をチェックしてみてくださいね。

    ③週末や紅葉のピークを避ける

    常に混んでいる香嵐渓ですが、最も混むのは見頃がピークを迎えた土日です。

    なるべく渋滞にはまりたくないという方は、平日に行くことをおすすめします。

    ただし、なかなか平日には行けない方も多いはず。

    そういった方は、土日でも、ピーク時期に行くのは避け、「まだ色づいていないかな?」あるいは「もう落ち葉になりつつあるかな?」という時期を狙って行くようにしてください。

    紅葉は日当たりなどの関係で、場所によって、見頃の時期が異なります。

    少しピークから外れていても、色づくのが早い木や遅い木を探せば、きれいな紅葉を見ることはできますよ!

    香嵐渓の駐車場情報

    駐車場の場所・収容台数

    香嵐渓の駐車場は、常設と臨時を合わせて、11箇所。

    料金は、基本的に、常設駐車場は1日1,000円、臨時駐車場は、1日500円です。


    (※②)

    宮町駐車場・・・200台
    足助支所前駐車場・・・120台
    西町第一駐車場・・・30台
    西町第二駐車場・・・70台
    落部駐車場・・・60台
    川見駐車場・・・100台
    多目的広場駐車場・・・昼間は観光バスの待機所で一般車両利用不可/夜間は一般車両も利用可
    足助グランド・・・400台(臨時)
    足助中学校グランド・・・150台(臨時)
    足助小学校グランド・・・200台(臨時)
    岩神駐車場・・・400台(混雑状況により開設)

    ※例年から考えると、臨時駐車場は、基本的に11月の土日祝のみ。

    この他に、個人宅を貸し出している駐車場など、さまざまな臨時駐車場があり、紅葉シーズンには、そこら中で呼び込みをしていますよ!

    駐車場には6時前に入るのが理想

    紅葉のピーク時、香嵐渓の駐車場は、かなり混雑します。

    近隣も含め、合計2,000台以上の駐車場がありますが、平日でも朝6時には、全ての駐車場が、ほぼ満車となってしまい朝7時頃には、駐車場待ちの渋滞ができ始めてしまうほど・・・。

    そのため、理想は5時台に入ることです。

    公営の駐車場の四カ所(宮町駐車場・西町第一駐車場・西町第二駐車場・支所前駐車場)は、24時間営業なので、朝何時に行っても入ることができます。

    また、どこも時間単位ではなく、1回いくらという料金設定なので、早めに来ても、余計なお金を払うということはありません。

    そのため、できるだけ早い時間に行って、駐車場だけ確保し、日が上がりきるまで、車で仮眠や休憩をしているという方も多く見かけます。

    せっかく香嵐渓に来たのに、車を停めるところがない!ということにならないように、予め駐車場情報を調べておき、早めに出掛けてくださいね。

    香嵐渓の基本情報

    【住所】
    〒444-2424
    愛知県豊田市足助町飯盛
    【電話番号】
    0565-62-1272(足助観光協会)
    【駐車場】
    有料駐車場あり
    詳しくはこちら
    【公式サイト】
    豊田市足助観光協会
    【電車でのアクセス】
    ・名鉄名古屋本線「東岡崎駅」から、名鉄バス「足助行き」約60分、香嵐渓下車
    ・名鉄三河線「豊田市駅」から、名鉄バス「足助行き」約45分、香嵐渓下車
    ・愛知環状鉄道「八草駅」から、香嵐渓行き直行バス約60分(※紅葉シーズンのみ)
    【車でのアクセス】
    ・東海環状自動車道 豊田勘八IC下車、国道153号飯田方面へ約13km
    ・猿投グリーンロード力石IC下車、国道153号飯田方面へ約9km
    迂回路をおすすめします。

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    本ページは2019年9月15日時点での情報です。施設・お店・記事内でご紹介している内容の最新情報については、必ず公式サイト等で、ご確認をお願いいたします。
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