「不便を楽しんでこそアウトドア!」という常識が覆され、今やグランピングは、キャンプ未経験の方や小さな子供連れの方など、幅広い年齢層の方々が自然の中で気軽にアウトドアを楽しむことができる最高のレジャーとなっています。
とはいうものの、快適なグランピング施設はホテル並みの宿泊費がかかり、家族で行くと費用が高額になってしまうのが気になるところ。
今回は、どこまでも広がる大自然「北海道」で、リーズナブルにグランピングを味わえるオススメスポットを紹介したいと思います。
グランピングを北海道で安く楽しむ!おすすめスポットはココだ!
グランピングは、宿泊する施設や食事などによって金額に差がでてきます。
例えば、宿泊する施設をテントにした場合、テント1張りあたりの料金なので、大人数で泊まってワリカンにすると、一人あたりの料金が安くなります。
また、施設でメニューをオーダーするのではなく、食材持ちこみにしたり、シーズン時を避けて予約したりするなど、工夫次第で安くすることができますよ。
それでは、リーズナブルにグランピングを楽しむポイントとされる、「宿泊施設」「予約時期」「食材持ちこみOK」「無料貸し出しアイテム」などに注目しつつ、北海道のグランピングスポットをご紹介したいと思います。
SHIRETOKO VILLA HOTEL FREEZE
「世界自然遺産」の北海道知床で、お得にゴージャスなグランピング体験するなら、SHIRETOKO VILLA HOTEL FREEZE(知床ヴィラ ホテル フリーズ)がおすすめ。
別荘のヴィラスタイルでありながら、オーナーの心づくしのおもてなしを受けることができるグランピング施設なんです。
キッチン用品や生活雑貨がしっかりと用意されているので、荷物が少なくて済みそうなところも嬉しいポイント。
BBQの炭火おこしや後片付けはオーナーがサポートしてくれるので、お客様は「焼いて食べるだけ」。
食材持ちこみはできませんが、北海道グルメが堪能できるBBQコースでは、炭火おこし代、コンロ、ルームサービスが無料となっています。
「食事付きってことは、宿泊料金が高くなってしまうのでは・・・」
安心してください。
そんな不安をお持ちの方には、「炭火焼BBQプラン」というお手軽プランがおすすめです。
オホーツク海の新鮮な魚介類、北海道の大地で育った肉や野菜が楽しめ、その上、朝食までついてくるお得な宿泊プランがあるんです。
気になるこの「炭火焼BBQプラン」の宿泊料金は、シーズン期間外に大人4名で泊まった場合、一人12,000円から(休前日は2,000円増し)。
ちなみに、ヘルシー嗜好の方には「海鮮&豚しゃぶしゃぶ鍋プラン」も同額でありますよ。
星空の下で楽しめるアウトドアディナーと、大自然を感じるアウトドアブレックファストをぜひとも体験して欲しい贅沢なグランピング施設です。
宿泊料金が比較的安い時期は、5月~6月上旬となっています。
→宿泊料金を詳しく知りたい方はこちら
SHIRETOKO VILLA HOTEL FREEZEの基本情報
〒099-4134 北海道斜里郡斜里町字豊里63-27
チェックイン:15時~
プライベートヒル。時遊が丘
1日1組限定のプライベートキャンプ場で、贅沢な空間と時間を過ごせるグランピングをしてみませんか?
プライベートヒル。時遊が丘では、都会では見られない、満天の星空を独り占めできますよ。
水洗トイレ、水道、流し台を完備していますが、内風呂がないため、お風呂は近くの銭湯を利用することになります。
相談次第では、併設の露天風呂を利用することができるので、予約時に確認してみてくださいね。
テントやタープなどを自分で用意すれば、キャンプサイト料と利用料のみの費用で済みます。
キャンプサイト料、利用料は以下の通りです。
- キャンプサイト料:5名まで5,000円(1名増えるごとに1,000円、小学生は250円加算)
- 利用料:中学生以上1人500円×人数、小学生250円×人数
※乳幼児は、サイト料の人数に含めず、利用料は無料です。
※1サイト10名まで受付。
テントやタープは持っていなくても、有料ですがレンタル可能です。
調理器具などは無料でレンタルできます。
無料でレンタルできるものは以下の通りです。
ハンモック、鍋、フライパン、まな板、ヤカン、包丁などの調理器具、
プラスチック製食器、洗面器
有料でレンタルできるものは以下の通りです。
- テント:1張り2,000円(大人3人程度)
- シュラフ:1組300円
- 屋根付きタープ:1,500円(テーブル・イス込み)
- BBQ設備:2,000円(炭・焚付け・網2枚・トング・チャッカマン・アルミホイル)
- ランタン:無料(1基につき単一電池4つ持参)
- ダッチオーブン:500円
※テント・シュラフ・屋根付きタープは連泊の場合、翌日分は半額
このキャンプ場、グループの中に2019年に60歳を迎える方と、それ以上の年齢の方が1人でもいたら、サイト料を1割引にしてもらえる上、その方の利用料は無料になるというユニークな企画があるんです。(※ただし一人分のみ)
この機会に、家族みんなでグランピングを楽しんでみてはいかがでしょうか?
プライベートヒル。時遊が丘の基本情報
〒071-0200 北海道上川郡美瑛町瑠辺蘂栄進1981-1
美瑛駅からおよそ15分、美馬牛駅からおよそ7分
チェックイン:15:00~
チェックアウト:8:00~10:30
中札内農村休暇村フェーリエンドルフ
中札内農村休暇村フェーリエンドルフでは、快適なコテージやおしゃれなテントでラグジュアリーなグランピング体験ができるんです。
気になる利用料金ですが、2019年5月10日現在の宿泊プラン料金表を確認してみますと、ハイシーズン以外の期間に、1泊素泊まり(食事なし)プランでグランピングコテージに泊まる場合の料金は、大人5名利用で51,000円~となり、1人あたり10,200円~となっています。
テント1張り利用の場合は、グランピングコテージと同条件で予約すると、宿泊料金は22,200円~で、1人あたり4,440円~となっており、食材持ちこみにするとリーズナブルに泊まれることができます。
先週のハイライト#フェーリエンドルフ#グランピングキャンプ pic.twitter.com/xyQEWDR7DX
— かまだゆ (@y24_ks) May 22, 2018
グランピングコテージ、テントともに調理器具が無料でレンタルできます。
皿やコップなどの食器類も用意されていますが、調味料は備え付けされていませんので用意してくださいね。
また、グランピングテントでは、食器が紙皿・紙コップとなります。
炭は1回分だけ用意しているので、追加分はフロントにて購入してください。
中札内農村休暇村フェーリエンドルフの基本情報
〒089-1368 北海道河西郡中札内村南常盤東4線
・とかち帯広空港より車で15分
・JR帯広駅より車で40分
・帯広広尾自動車道・中札内ICより車で5分
チェックイン:14:00~
チェックアウト:11:00
Youtei Outdoor
ラフティングやカヌー、ボートなどのアクティビティを大自然の中で楽しむことができる、北海道の人気リゾート地ニセコに、1日1組限定のキャンプサイトがあるんです。
Youtei Outdoorでは、キャンプ用品の持ちこみができ、食材は各自で用意するので、グランピング費用を安く抑えたい方は、ここの部分をしっかりやりくりすれば、格安でグランピングが楽しめそうです。
基本となるキャンプサイト1泊2日の利用料金は以下の通りです。
- 大人(中学生以上):2,500円
- 小人(0歳~小学生まで):1,000円
このグランピング施設では、「手ぶらキャンプパック」というお得で便利なプランがあるのでご紹介します。
このプランは、キャンプやBBQに必要な備品がすべて用意されていて、テントの設営・撤収はスタッフが行ってくれる内容となっています。
手ぶらで気軽にグランピングを楽しめるので、キャンプ初心者の方や、小さい子供連れの家族におすすめです。
無料のレンタル用品は以下の通りです。
「手ぶらキャンプパック」の料金は以下の通りです。
(レンタル用品・テント設置・撤収サービス込み)
- 1グループ(1~4名まで):12,000円
- 1グループ(1~5名まで):13,000円
「手ぶらキャンプパック」の料金に、人数分のキャンプサイト利用料がかかることになります。
テントの設営・撤収をがんばって自分達で行うと、もうちょっと安くなります。
(レンタル用品のみ)
「なるべく自分で用意してもっと節約したいわ」という方は、必要なものだけをレンタルすることも可能ですよ。
レンタル用品の料金は以下の通りです。
スーパーや温泉が施設から車で10分以内という好立地もうれしいポイントです。
Youtei Outdoorの基本情報
〒044-0075 北海道虻田郡倶知安町字富士見449-4
チェックイン:15:30~16:30
チェックアウト:10:00
しのつ公園キャンプ場
札幌から1時間以内にある、しのつ公園キャンプ場では、冷蔵庫完備で電気も通っている快適なブランピングテントでキャンプを楽しむことができます。
大変なテントの設営や夕食のBBQは用意をする必要がなく、「食べるだけ」でオッケー。
朝食はホテル内のレストランを利用するので、のんびりゆったりとした朝を過ごすことができます。
ここのグランピング施設に予約すると、なんと温泉入浴フリーパス券がついてくるんです。
温泉に入って日ごろの疲れを癒してくださいね。
グランピング(1泊2食付)利用料金は以下の通りです。
- 大人:18,000円~
- 小人:10,000円~
※添寝幼児は無料
もうちょっと費用を抑えたい方は「手ぶらでキャンプ」プランも魅力的ですよ。
グランピングテントのようなゴージャスさはありませんが、テントの設営をする必要がなく、アウトドア用品もすべてセットされています。
その上、温泉入浴券2枚がついていて、比較的に安く1泊2食付の手ぶらキャンプをすることができます。
「手ぶらでキャンプ」(1泊2食付)の利用料金は以下の通りです。
- 大人:9,000円~
- 小人:7,000円~
※添寝幼児は無料
利用料金が高いシーズン時期は7月上旬~8月いっぱいとなっています。
しのつ公園キャンプ場の基本情報
〒068-1100 北海道石狩郡新篠津村第46線南3
チェックイン:15:00
チェックアウト:10:00
びらとり温泉「ゆから」
びらとり温泉「ゆから」には、グランピングテントに泊まれる人気の宿泊プランがあるんです。
温泉ホテルに隣接ということで、温泉に入り放題!!
ここの温泉と炭酸泉は本当に良い湯です(*^^*) #平取温泉 pic.twitter.com/7C6v0AZELh
— 大滝 翔 (@kakeru198) February 14, 2017
食事付きプランもありますが、食材持ちこみオッケーなので、素泊まりプランにすると、安くて快適なグランピングを体験することができます。
気になる素泊まりプランの料金は、グランピングテント1棟(大人4名まで)で14,814円~です。
大人4名で宿泊すると一人あたりの金額がかなり安くなりますよね。
テント内には、冷蔵庫、電源コンセントなどを完備、アメニティーも用意されています。
お金に余裕があったら、少しプラスすると、グルメを堪能できる2食付の宿泊プランもありますよ。
びらとり温泉「ゆから」の基本情報
〒055-0101 北海道沙流郡平取町字二風谷92番6
チェックイン:14:00~
チェックアウト:10:00
グランピングの日帰りプランなら費用を抑えつつ十分楽しめる
グランピングは宿泊するイメージがありますが、日帰りのデイキャンプでも十分にグランピングを楽しむことができますよ。
日帰りの場合、サイト料、及び利用料が半額になる施設があり、宿泊に比べて安い費用でグランピングを楽しむことができるんです。
まずはグランピングがどんなものなのか雰囲気を試してみたい方や、子供が小さくて泊まるのにはちょっと、という方には「日帰りプラン」がおすすめです。
施設によって日帰りプランがない場合があるので、事前に問い合わせてみましょう。
Airbnbを利用してグランピングを安く楽しむ手もある
空き部屋を貸したい人と、借りたい人のマッチングサイトAirbnbを利用すると、安くグランピングをすることができます。
というのも、Airbnbは、個人が運営している施設を取り扱っており、代理店を間に挟んでいないため、低価格でホテル並みの部屋を借りることができるメリットがあるんです。
世界中の旅人が利用しているAirbnbを利用して、自分の条件にあったグランピング施設を探してみてくださいね。
まとめ
費用を抑えて楽しむことができる、おすすめのグランピングスポット【北海道編】はいかがでしたでしょうか?
GOTTAでは、グランピング特集を組み、気になるテーマごとに全国のグランピング施設をご紹介しています。
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※画像2~4:ニセコで1日1組キャンプサイト – Youtei Outdoor
※画像5: 料金・宿泊プラン一覧-びらとり温泉 ゆから