岐阜県にある根尾谷淡墨桜!見頃は?開花状況は?周辺には温泉もあるよ!【2020年版】

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淡墨桜(うすずみざくら)とは?

岐阜県本巣市の根尾谷にある淡墨桜(うすずみざくら)

その樹齢は1500年と推定されるほど、歴史のある古木なんです。

継体天皇お手植えとも云われており、蕾のときはピンク色、満開のときは白色の花になります。

淡墨桜という名前は、散り際に淡い墨色になることからつけられたそうです。

何度も枯死の危機がありましたが、専門技術者や地元住民の協力によって乗り越え、毎年見事な花を咲かせています。

開花時期は?いつごろ楽しめそう?

例年、4月上旬~4月中旬が見頃のようです。

開花から5日ほどで満開を迎え、10日ほどで散り始めます。

過去5年分の開花状況を下の表にまとめました。

咲き始め 五部咲き 満開
2015年 4月3日 4月6日 4月1日~4月12日
2016年 3月28日 3月30日 4月3日~4月8日
2017年 4月5日 4月9日 4月11日~4月17日
2018年 3月29日 3月30日 4月1日~4月5日
2019年 3月29日 4月3日 4月6日~4月14日

例年通りならば、3月の下旬から咲き始めて4月上旬に見頃を迎えるでしょう。

2020年の開花予想日は3月27日と、例年より少し早めになっています。

夜は木が浮かび上がるようなライトアップも!

昼間とはまた違った幻想的な淡墨桜を楽しめるライトアップ。

樹勢に影響を与えないようにLEDを使用していて、まるで木が浮かび上がるかのように計算してライトアップされています。

ライトアップ期間は3/21~5/6で、18:40~21:00の間で楽しめます。

アクセスは?樽見鉄道による鉄道の旅がおすすめ

淡墨桜までのアクセスは自家用車が便利ですが、実は電車でのアクセスがおすすめなんです。

淡墨桜の最寄り駅は、ローカル線「樽見鉄道(たるみてつどう)」の、「樽見駅(たるみえき)」です。

樽見駅からは徒歩15分ほどで淡墨桜のある淡墨公園まで行けます。

樽見駅まではJR大垣駅から乗り換えて電車で1時間10分ほどかかりますが、景色を楽しんだり、ローカル鉄道の旅も楽しめますよ。

・樽見鉄道公式サイトはこちら→[公式]樽見鉄道株式会社 TARUMI-RAILWAY CO.,LTD.

朝早くから大混雑!?渋滞にも注意

有名な桜の名所のため、どうしても桜が見頃の時期は周辺の道路が渋滞してしまいます。

土日祝日はもちろんのこと、平日でも淡墨桜までの国道157号線が何kmにも渡って渋滞することも…。

国道418号という迂回ルートもありますが、こちらは山道で非常に細く、運転に不慣れな方にはおすすめできません。

朝早く(6~7時頃)は比較的空いているため、渋滞を避けたい場合はなるべく早い時間に到着できるようにしましょう。

うすずみ温泉が有名!日帰り温泉も楽しめる

うすずみ温泉の泉質は、山間部にしてはめずらしくナトリウムイオンと塩素イオンの含有量が1リットル中にそれぞれ3,082mg、4,333mg含まれています。

これは海水を2.5~3倍に薄めたものと似ているため、「太古の海の温泉」と言われているんです。

うすずみ温泉四季彩館には和食がメインのお食事処や、洋風レストランもあり、食事や日帰り温泉の利用もOK!

お花見で冷えてしまった体を温めるために、温泉に入るのはいかがでしょうか。

  • 住所:岐阜県本巣市根尾門脇422番地
  • 電話:0581-38-3678
  • 営業時間:10:00~20:00(日帰り入浴)
  • 定休日:不定休
  • 料金:大人(12歳以上)タオルなし850円、子供(3歳~11歳)タオルなし450円
  • アクセス:公共交通機関 樽見鉄道「樽見駅」より、無料シャトルバスで10分
    自家用車 名神高速道路大垣IC・羽島ICより約1時間20分
  • 駐車場:第1~4駐車場、宿泊者専用駐車場あり。(無料)
  • 公式HP:http://www.usuzumi.jp/
  • 道の駅が充実!岐阜県は実は道の駅の数が全国2位

    淡墨桜のある岐阜県は、なんと北海道に次いで2番目に道の駅が多い県なんです。

    淡墨桜の周辺にも道の駅がありますので、ちょっとした休憩や食事、お土産や地元の特産品も買うことが出来ますので、ぜひ立ち寄ってみてください。

    道の駅うすずみ桜の里 ねお

    うすずみ温泉に隣接していて、地元の新鮮な農産物や、お土産を販売しています。

    近くにキャンプ場があり、渓流釣りや大自然を楽しむことが出来ます。

    レストランや食事どころはない小さな道の駅ですので、食事をしたい場合はううすずみ温泉四季彩館の方に行くのがおすすめです。

  • 住所:岐阜県本巣市根尾門脇433-3
  • 電話:0581-38-3430
  • 営業時間:9:00~17:00
  • 定休日:毎週月曜日
  • アクセス:公共交通機関:樽見鉄道「樽見駅」より、無料シャトルバスで10分
  • 駐車場:小型車33台 大型車2台 身障者等用2台
  • 公式HP:http://www.usuzumi.jp/sakura-sato/
  • 織部の里もとす

    地元の農家が生産している朝採れ野菜や、織部焼の器も販売しています。

    土日祝日限定でそば打ち体験(要予約)もしていて、自分で打ったそばを持ち帰って食べることもできます。

    道の駅というと、ドライブの際の休憩所というイメージが強いですが、こちらの織部の里もとすは、樽見鉄道の織部駅(おりべえき)から徒歩でも訪れることができますよ。

  • 住所:岐阜県本巣市山口676番地(国道157号線本巣トンネル南)
  • 電話:0581-34-4755
  • 営業時間:8:30~17:00
  • 定休日:毎週水曜日(祝日の場合は翌日)年末年始
    ※但し、臨時休業することもあります。
  • アクセス:自家用車 名神高速道路 大垣IC・羽島ICより50分
    電車 樽見鉄道「樽見駅」より徒歩3分
  • 駐車場:140台(身障者3台、ファミリーマーク1台)
  • 公式HP:http://www.oribenosato.jp/
  • 歴史や自然を学べる施設も充実

    淡墨桜の歴史が学べる!さくら資料館

    国の指定天然記念である淡墨桜。

    その保護に携わった宇野千代さんの作品や愛用品などを展示しているほか、桜への根継ぎを行った前田利行さんの超リアルな等身大模型も展示してあります。

    淡墨桜に関してだけでなく、世界でも根尾谷でしかみられない国指定天然記念物の菊花石もこのさくら資料館でみることができます。

  • 住所:岐阜県本巣市根尾板所1063番地
  • 電話:0581-38-2410
  • 営業時間:9:00~17:00
  • 開館日:3月下旬〜5月連休(連日)
    夏休み期間の土・日のみ開館
    ※上記以外の5月連休明け〜3月下旬は休館なのでご注意ください。
  • アクセス:樽見鉄道「樽見駅」より徒歩約15分
  • 入館料金:大人300円、小・中学生100円
  • 公式HP:https://www.city.motosu.lg.jp/0000001357.html
  • 国指定の特別天然記念物「根尾谷断層」の地震断層観察館

    明治24年(西暦1891年)におきた濃尾地震。マグニチュード8.0と推定され、この地震によって旧根尾村に上下差6メートルにも及ぶ断層が出現しました。

    これが国指定の特別天然記念物「根尾谷断層」です。

    地震断層観察館では、この根尾谷断層の様子を観察できるほか、濃尾大地震による東海地方の被害の様子についても学ぶことができます。

  • 住所:岐阜県本巣市根尾水鳥512
  • 電話:0581-38-3560
  • 営業時間:4月 9:00~17:00、5月~10月 10:00~17:00、11月~3月 10:00~16:00
  • 休館日:月曜日(祝祭日の場合は翌日)※季節により開館時間の変更あり
  • アクセス:電車:樽見鉄道水鳥駅から徒歩3分
  • 入館料金:大人500円 小人(小学生から高校生)250円
  • 公式HP:http://www.motosukankou.gr.jp/02_sightseeing/02_06.html
  • 淡墨桜の基本情報

    【住所】
    岐阜県本巣市根尾板所字上段995 うすずみ公園内
    【電話】
    0581-34-3988(本巣市観光協会)
    【駐車場】
    700台(開花時のみ有料)
    8:00~18:00有料 それ以外の時間は無料開放
    普通車:500円 バイク:200円 マイクロバス:1,000円 大型バス:2,000円
    【アクセス】
    ・自家用車でのアクセス
    名神高速道路「羽島IC」から約70分
    東海環状自動車道「大垣西IC」から約70分

    ・公共交通機関でのアクセス
    樽見鉄道「樽見駅」より徒歩約15分

    【公衆トイレ】
    公園内に3ヶ所、駐車場内に3ヶ所あります。
    【淡墨公園周辺マップ】
    ※画像①
    全国観光マップへ

    桜が満開の時期だけでなく、冬にも雪が積もった淡墨桜を楽しむことができます。

    四季折々で違った表情を見せる淡墨桜。

    今年の春は、何度も枯死の危機を乗り越えた淡墨桜を見に行ってみてはいかがでしょうか。

    あなたもきっと、淡墨桜の生命力に圧倒されますよ。

    画像出典元
    画像①:本巣市 : アクセス
    本ページの内容は2020年3月6日時点での情報です。
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