屋久島への旅行を計画!屋久杉トレッキングに行く前に知っておきたい情報まとめ

旅行

屋久島はどこにある?どんな島?


屋久島は、鹿児島県に属する島で、鹿児島県本土から南方約70kmの位置にあります。

樹齢7,200年といわれる縄文杉をはじめとする屋久杉でも有名な、大自然が広がる島で、1993年に島の約20%が世界遺産に登録されました。

行くのが大変!?屋久島への行き方は空路・海路2つの方法がある

飛行機の場合、屋久島空港の発着が便利


伊丹空港・福岡空港から1日1便、鹿児島空港からは1日数便、屋久島空港への直行便が出ています。

伊丹空港からは約1時間35分、福岡空港からは約1時間、鹿児島空港からは約35分のフライトで、屋久島空港まで到着します。

料金の安さよりも移動時間の短さを重視したいという方は、飛行機を利用するといいでしょう。

船の場合、フェリーや高速船がある


https://twitter.com/momijityan0920/status/925963007976341504

鹿児島本港もしくは谷山港、西之表港(種子島)から、屋久島2・はいびすかすというフェリーや、トッピー&ロケットという高速船が出ています。

フェリーの魅力は、格安で屋久島まで行けることです。

ただその一方で、1日1便しかないことや、時間がかかるので、船中泊となることがデメリットと言えそうです。

高速船は、2~3時間(経由地によって異なる)で屋久島に行くことができる上に、1日6便あり、飛行機よりは安いので、おすすめです。

登山当日の服装・靴・持ち物は、万全な準備をして行こう

屋久島トレッキングは、険しい登山道が何kmも続くため、軽装で行くと、怪我に繋がりかねません。

帽子・雨具・ザック・トレッキングシューズ・防寒着は、必須です。

特に、屋久島は、基本的に雨が降っている上に天気が変わりやすく、気温差が大きいので、雨具や防寒着なしで行かないようにしてください。

状況によっては、ザックカバー・ストック・軍手・着替え・タオル・携帯トイレ・常備薬・日焼け止めなども用意しておくといいでしょう。

もしも荷物が多くなって大変という方は、現地の登山グッズ専門ショップやホテルなどで、グッズ一式をレンタルできます。

屋久島トレッキングの見どころは、何と言っても樹齢1,000年以上の屋久杉!

三代杉

仁王杉


https://twitter.com/aru_10no/status/179537131390255105

翁杉


https://twitter.com/ankimogumogu/status/932222516407418880

ウィルソン株

ウィルソン株は、400年程前に伐採された屋久杉の切り株です。

アメリカの植物学者であるウィルソン博士が、大正3年に屋久島へ来島した記念にウイルソン株と名付けました。

株の中から空を見上げると、ハート型に見えとして、SNSでも話題になっています。

大王杉

夫婦杉

縄文杉

縄文杉まで行くコースは、往復22km、10時間以上の登山となります。

しかしその圧倒的な存在感と神々しさを感じさせる姿は、そこまで苦労してでも見に行く価値があります。

縄文杉を含む、屋久杉からのパワーをもらいながら、リフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

上級者は、縄文杉と白谷雲水峡を同時に見に行こう

縄文杉と並んで、2大スポットとして人気があるのが、白谷雲水峡です。

通常、縄文杉を見に行くコース、白谷雲水峡を見に行くコースと、2日に分かれていることがほとんどですが、往復10時間+2時間で、両方同時に見に行くことができます。

白谷雲水峡入口から登山を開始し、もののけ姫の舞台として有名な「苔むす森」、絶景が見られる巨石「太鼓岩」、推定樹齢3,000年の「弥生杉」や、「奉行杉」「七本杉」を楽しめます。


https://twitter.com/k0s0m/status/981100806827999232

ただし、このコースは長時間のトレッキングとなるので、上級者や体力に自信がある人向けです。

また、じっくり見て回りたいという人は、やはり2日に分けて行くことをおすすめします。

本格的な登山はちょっと・・・という方にはヤクスギランドがおすすめ

体力に自信がなく、さすがに10時間以上の登山は無理・・・という方には、ヤクスギランドがおすすめです。

ヤクスギランドは、仏陀杉や釈迦杉、母子杉などの屋久杉の巨木をはじめとする、樹齢1,000年を越える杉が多数ある、屋久島随一の森です。

ヤクスギランドの入口までは、バスや車、タクシーで行くことができます。

30分(約0.8km)・50分(約1.2km)・80分(約2.0km)・150分(約3.0km)の4つのコースがあるので、初心者の方でも、気軽に屋久杉を見ることができます。

屋久島のホテル・旅館をエリア別にご紹介

宮之浦

シーサイドホテル屋久島

田代別館

安房

屋久島グリーンホテル

ホテル屋久島山荘

島南部

いわさきホテル屋久島

sankara hotel&spa屋久島

トレッキングに行くなら、登山口へのアクセスが便利な「宮之浦」「安房」のどちらかのエリアに泊まるのが最適です。

また、空港や港からの送迎バスがあるかどうか、登山グッズのレンタルをしているかどうかも、宿を決める1つの基準になります。

屋久島の基本情報

屋久島

【住所】鹿児島県熊毛郡屋久島町

屋久島空港

  • 住所
  • 〒891-4207
    鹿児島県熊毛郡屋久島町小瀬田501

  • お問い合わせ
  • 0570-025-071(日本エアコミューター)

    ヤクスギランド

  • 住所
  • 〒891-4200
    鹿児島県熊毛郡屋久島町 安房太忠嶽国有林内

  • アクセス
  • 路線バスの場合 宮之浦港から約1時間20分/安房港から約45分
    車の場合    宮之浦港から約1時間10分/安房港から約40分
    (レンタカーがあると便利です)

  • 入林協力金
  • 高校生以上 300円

  • 時間
  • 9:00~17:00(3月~11月)
    9:00~16:30(12月~2月)
    年中無休(冬期、雪のため通行止めの場合あり)

  • 駐車場
  • 無料(40台)

  • お問い合わせ
  • 0997-42-3508 (屋久島レクリエーションの森保護管理協議会)

    屋久島の観光スポットは、屋久杉だけでなく、ウミガメの産卵で有名な永田いなか浜や、日本の滝100選にもなっている大川の滝(おおこのたき)も、魅力的です。

    旅行サイトでは、これらの場所も含んだ観光ツアーなども用意されていますので、一度、検討してみてはいかがでしょうか。

    なお、トレッキング以外に、有名スポットを巡るとなると、2泊3日程度では足りないという声が多いです。

    1週間程度、まとまった休みが取れた時に、ゆっくり時間を使い、隅々まで観光できるといいですね。

    本ページの内容は、2018年4月8日時点での情報です。
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