太宰府天満宮の参道にはたくさんのグルメが!梅ヶ枝餅の人気店はどこ?

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太宰府天満宮の見どころとは?


太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)は、福岡県太宰府市にある神社で、菅原道真公を祀る全国12,000社の総本宮です。

学問・至誠(しせい:極めて誠実であること)・厄除けの神様として知られ、全国から、年間約1,000万人の参拝者が訪れています。

特に、受験合格のご利益のために、日本だけでなく、外国人観光客も多く参拝に訪れるんです。

境内にある「御神牛(ごしんぎゅう)」は、頭を撫でると賢くなると言われており、受験シーズンになると、この御神牛を撫でるための行列ができるほどです。

太宰府天満宮へのアクセスは?福岡(天神)駅からは、旅人がおすすめ!

太宰府天満宮は、「福岡(天神)駅」から30分ほど西鉄電車に乗り、「太宰府駅」で降りたのち、徒歩約5分で到着します。

そこで、おすすめしたいのが、天神大牟田線の福岡(天神)駅~太宰府駅まで、5両編成で走行している旅人(たびと)というラッピング電車です。

外装は太宰府天満宮周辺の観光スポットや花が描かれ、内装は様々な縁起物の模様が、車両ごとに描かれています。

3号車に、願い事を書いて入れる祈願箱や乗車記念スタンプが押せる場所があることや、各車両別に開運カードがもらえることなどが、人気の理由の1つです。

ただし、現在、福岡(天神)駅から太宰府駅行きの旅人は、1日1便だけなので、注意が必要です。

旅人や、他の普通・急行・特急電車の運行スケジュールについては、公式サイトをご覧ください。

ちなみに、旅人は予約不要で、通常運賃だけで乗ることができます。

太宰府に行くなら、到着する前から旅気分がアップする旅人に、ぜひ乗ってみてくださいね!

太宰府天満宮へ続く参道の地図は?マップから見るたくさんのお店

西鉄「太宰府駅」で降りてから太宰府天満宮に辿り着くまでの参道の両側には、たくさんのお土産店や飲食店が続き、いつもたくさんの観光客で賑わっています。

上の地図で見ると、馬場地区(1)(2)の直線の道で、普通に歩けば5分ほどで到着しますが、ひとたび歩けばお店の豊富さに目移りしてしまい、時間が経つのも忘れてしまいますよ!

もちろんグルメだけでなく、雑貨や文房具、ガラス細工などのお店もあります。

食べ歩きを満喫するもよし、お土産探しをするもよし!

本殿に行くまでの間、または帰りに、気になるお店に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

それぞれのお店の詳細は、太宰府観光協会のお店マップをご覧ください。

太宰府天満宮の参道といえば!食べ歩きもできる梅ヶ枝餅の厳選5店舗

参道を歩いていると、梅ヶ枝餅(うめがえもち)のお店が何軒もあります。

この梅ヶ枝餅、どのようなお菓子か知っていますか?

梅ヶ枝餅の由来
平安時代、菅公こと菅原道真は太宰府に左遷され、罪人同様の生活を強いられていました。毎日の食事にも事欠くという暮らしぶりを見かねた近くの老婆(浄明尼)が、梅の枝に粟餅を巻き付けて菅公に差し入れたといわれています。
太宰府天満宮参道の門前町では、この故事にならい”梅ヶ枝餅(梅が枝餅)”が作られるようになり、太宰府といえば”梅ヶ枝餅(梅が枝餅)”と言われるほど名物土産となりました。

梅の刻印が入っていますが、中に梅が入っていたり、香りがするわけではないんですよ。

小豆餡を薄い餅生地で包んだ、シンプルでありながら、何度も食べたくなってしまう太宰府名物です。

どのお店も一律120円で、見た目にも大差はありませんが、店ごとに味や食感が異なります。

違うお店でいくつか購入し、食べ比べるのもいいですね。

餡の甘さや皮の焼き加減によって、きっと、「ここの梅ヶ枝餅が好き!」という好みが分かれますよ。

もしお土産用として日持ちのするものがほしいという場合には、冷凍品を売っているお店がほとんどですので、買って帰ることができます。

家で温めると、できたての皮のパリッとする感じは少なくなりますが、美味しく食べることができるように作られています。

茶房きくち

寺田屋

かさの家

かさの家、梅ヶ枝餅

やす武

太宰府天満宮 やす武 自動で梅が枝餅を焼く機械が面白い

小山田茶店

太宰府天満宮の参道でランチができるお店は?おすすめ6選

筑紫庵本店

筑紫庵(ちくしあん)本店では、太宰府天満宮参道の新たな名物、太宰府バーガーを食べられます。

バンズに、からあげとキャベツやレタスなどの野菜が挟んであるハンバーガーで、味付けは梅肉ソースとタルタルソースという組み合わせです。

梅の酸味がからあげにマッチし、とてもクセになる味!

筑紫庵本店は、元々は唐揚屋さんなので、からあげ単品のメニューもありますが、出来立てを提供しているので、昼食時~夕方には、行列ができることも多いお店です。

木村製麺所

太宰府は、明治まで「宰府(さいふ)」という地名でした。

そして、宰府地方の特産のうどんということで、さいふうどんと名づけられています。

さいふうどんは、石臼挽きの小麦粉を用いた麺で、出汁も、昆布・かつお・焼きあごをブレンドした風味豊かな味わいになっています。

うどんもさることながら、旬の野菜を使った天ぷらも、絶品のお店です。

縁結び食堂 蕎麦 なみ満

縁結び食堂 蕎麦 なみ満は、古民家風のお店で、塩で食べるざる蕎麦が人気です。

ただ、ここのおすすめは蕎麦だけでなく、鶏肉を2種類使って、食感の違いが楽しめる親子丼です。

とろとろに仕上げられた卵の上に、さらに黄身を乗せるという親子丼は、たまりませんよ!

ふくや 太宰府店

明太子といえば博多が有名ですが、ふくや太宰府店では、めんたい茶漬けを頂くことができます。

ごはんと出汁がおかわり自由なので、何杯でも食べられてしまいますよ!

また、このお店の特徴は、販売スペースで、試食することができる点です。

店内に炊飯器があって、数種類の明太子と一緒に味を試せるなんて、斬新ですよね。

暖暮 太宰府駅前店

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過去に、「九州ラーメン総選挙第1位」を受賞したこともある、暖暮(だんぼ)ラーメン。

豚骨スープですが、アルカリ水だけで炊き出していることや1日の使いきりで使用していることにより、独特のくさみはなく、とんこつラーメンが苦手な人でも食べやすい一杯です。

場所は太宰府駅のすぐ前にあり、いつも行列ができているので、わかりやすいですよ。

錦亭

せいろ蒸しうなぎ #うなぎ #太宰府天満宮

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錦亭の名物は、ふっくらと仕上がった、九州産「うなぎのせいろ蒸し」です。

その他にも、博多名物の水炊きをうどんにした、「水炊きうどん」も、観光客から人気があります。

味はもちろん、接客やサービスも丁寧で、申し分ないお店ですよ。

太宰府天満宮の参道にあるおしゃれなカフェ

スタバ太宰府天満宮表参道店

新国立競技場もデザインした、建築家・隈研吾氏によって「自然素材による伝統と現代の融合」というコンセプトをもとに設計された、スターバックスコーヒーです。

入口から店内にかけて、伝統的な木組み構造を用いた天井や壁が続くため、木のぬくもりを感じながら、ドリンクを飲んだり、スイーツを食べられるとして、大人気です。

美術館のような雰囲気でオシャレなので、インスタ映えにもってこいのお店です!

珈琲専門店 風見鶏

店内に入ると、大正時代にタイムスリップしたかのような気分を味わうことができます。

レトロな調度品や内装はさることながら、着物と袴(たすき掛け)もしくは、ロング丈のメイド服という店員さんの服装も、大正ロマンの雰囲気に合っていて、素敵な空間です。

珈琲専門店 風見鶏のおすすめメニューは、ふわふわの卵焼きが入ったタマゴサンド

もちろん、こだわり抜いて淹れられたコーヒーも、ほどよい苦味とコクで、至高の味ですよ。

蘭館

蘭館(らんかん)では、九州初の珈琲鑑定士が淹れる最高の1杯を味わうことができます。

グラスやカップにもこだわっており、色・香・味、全てを大事にする姿勢は、まさに「本物」の喫茶店です!

少し値段は張りますが、950円のアイリッシュ珈琲もおすすめします。

太宰府天満宮の参道で買えるお土産

梅園の「うその餅」

とにかく、空けてビックリのお菓子、梅園の「うその餅」!

写真で見てもわかるように、緑色一色である上に、その中に小さな、うそ鳥の人形が埋もれているんです。

これは、太宰府天満宮の神事「鷽(うそ)替え」にちなんだ縁起物のお菓子で、定番のお土産です。

肝心な味は青じそ風味で、爽やかな風味が口いっぱいに広がります!

ちなみに、このうそ鳥、普段は博多人形の土うそが入っていますが、元日から1月末頃までは木彫りの木うそが入っていますよ。

15個で760円(税込)という値段も、お手頃ですよね。

天山の「鬼瓦最中」

太宰府政庁跡から出土した鬼瓦を模した、鬼瓦最中は、黒餡・白餡どちらも粒あんで、甘さ控えめ。

2009年にはモンドセレクションで銀賞を受賞したこともある、職人こだわりの和菓子です。

11月下旬~3月までの限定で、最中にいちご大福を挟んだ商品も販売されます。

最中からはみ出すほど大きないちご大福のおいしさに、お腹も心も満たされること間違いなし!

この季節には、毎年テレビでも紹介されるほど、大人気なんですよ。

ばら売りもしていますが、箱売りもあるので、帰りに電車に乗る前にお土産として買うのがいいですね。

太宰府の参道で買えるおすすめ食べ歩きグルメ

あじ華の「金賞コロッケ」

全国コロッケコンクールで金賞を受賞したことのあるお店ということで、オススメはやはり「金賞コロッケ」です。

外はサクサク、中はクリーミーで、他にはない絶品なので、ここのコロッケを買い求める人が後を絶ちません!

あじ華の「金賞コロッケ」は、1つ150円で、大きさは小ぶりなので、食べ歩きにピッタリですよ。

揚子江の「豚まん」

小倉に本社を置き、北九州で人気がある揚子江(ようすこう)の豚まんを、太宰府天満宮の参道でも食べることができます。

特徴は何と言っても、そのボリュームと溢れ出す肉汁!

たくさんの玉ねぎと肉の旨みが絡み合う餡はもちろん、皮ももちもちでとても美味しいんですよ。

太宰府天満宮の基本情報

・太宰府天満宮

  • 住所
  • 〒818-0117
    福岡県太宰府市宰府4-7-1

  • 電話番号
  • 092-922-8225

  • 電車でのアクセス
  • 西鉄「太宰府駅」より徒歩約5分

  • 車でのアクセス
  • 「太宰府I.C」から約6Km(約15分)
    「筑紫野I.C」から約5Km(約20分)
    「水城I.C」から約6km (約15分)

  • 参拝時間
  • 開門時間
    春分の日より秋分の日の前日まで 6:00
    上記以外の日 6:30

    閉門時間
    4月・5月・9月・10月・11月 19:00
    6月・7月・8月 19:30
    12月・1月・2月・3月 18:30
    毎週金曜日・土曜日 20:30

    ※12月31日は6:30に開門し、正月三ヶ日は24時間開門しています。

  • 駐車場
  • 太宰府駐車センター
    500円/1回

    太宰府パーキング
    最初の1時間400円、後30分ごと100円

    ※他にも周辺エリアに、民間の駐車場があります。

  • 公式サイト
  • http://www.dazaifutenmangu.or.jp/

     
    太宰府天満宮の裏側には、年間100万人以上の来館があり、国内の国立博物館の中では最大の敷地面積を持つ、九州国立博物館があります。

    また、枯山水の庭園が美しい光明禅寺も、太宰府天満宮に行ったら、ぜひ一緒に訪れたいスポットです。

    このように、あわせて行きたい観光地がたくさんあるため、近場のホテルに泊まって、時間をかけて巡ることをおすすめします。

    参拝はもちろん、参道で絶品グルメを堪能し、同時に周辺観光スポットを楽しむ旅は、いかがですか?

    画像出典元:太宰府観光協会

    本ページの内容は、2018年7月20日時点での情報です。
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