子供にニンテンドースイッチを買ってあげたいけど、ネットに繋がってるからトラブルに巻き込まれないか心配…。
スイッチに夢中になって、ずっと遊び続けて勉強をしなくなったらどうしよう?
在庫不足が解消されて、子供のお友達でスイッチを持っている子も増えたし、スイッチを買ってあげたいけど不安がいっぱい…という保護者の方にご紹介したいのが、みまもり Switchというニンテンドースイッチの機能です。
みまもりスイッチを使えば、自分のスマホで、子供がスイッチでどんな風に遊んでいるのかチェックできます。
目次
みまもりスイッチで出来る事
みまもりスイッチでは、主にスマホのアプリとニンテンドースイッチを連動させる事で、子供が何時間プレイしていたのかがチェックできます。
ついゲームに夢中になってしまう子供と、そんな子供を心配する親のための機能となっています。
まずは任天堂の公式が公開している、みまもりスイッチの紹介動画をご覧ください。
動画内でも紹介されているように、みまもりスイッチには、大きく3つの機能があります。
みまもりスイッチの機能
- 1日に遊べる時間を決める
- 遊んだソフトと遊んだ時間を確認する
- 使用できる機能を制限する
みまもりスイッチの使用には、専用アプリが必要なので、残念ながらスマートフォンを持っていないと、1日に遊べる時間の設定などの機能は使えません。
ニンテンドースイッチで1日に遊べる時間を決める
保護者が、曜日ごとに遊べる時間を設定する事ができ、設定した時間がくると、ニンテンドースイッチのゲーム画面上に、終了時間を知らせる文章が表示されます。
時間の設定画面でソフトを中断するの機能をオンにしておくと、設定した時間を超えたらスイッチが強制的にスリープ状態になり、遊べなくなります。
設定した時間をオーバーして遊んでいると、みまもりスイッチのアプリ画面でも確認できます。
時間をオーバーしている事を確認した上で、スマホからソフトを中断する機能を使って強制終了させる事も可能です。
また、おやすみアラームを使って、夜中にゲームをしないように設定する事もできます。
18:00~23:45の間で開始時間を選択すると、開始時間から翌日の6時までの間は、ゲーム画面上にお知らせが表示されます。
ソフトを中断するを設定していた場合、おやすみアラームの開始時間を超えるとゲームが強制的に中断します。
遊んだソフトと遊んだ時間を確認する
アプリの管理画面で、どのアカウントが、どんなソフトで何時間遊んでいたのかを確認できます。
ゲームを始める前に、遊ぶユーザーを選択するゲームに限りますが、それぞれのプレイ時間が5分単位で記録されます。
みまもりスイッチを入れた翌月からは、アプリ内の月のまとめの項目で、1か月分のそれぞれのユーザーのプレイ時間をまとめて表示する事も可能です。
しかし、2018年2月9日現在、みまもりスイッチでは、それぞれの子どもアカウントごとに遊べる時間を制限する事はできません。
例えば、1日1時間という設定にしたら、お姉ちゃんのアカウントのプレイ時間と弟のアカウントのプレイ時間を合算して1時間で制限されてしまう、という事です。
アカウントごとの時間制限の設定については多くの要望があるので、今後のアップデートで対応してくれる事に期待しましょう。
SNSへの投稿など、使用できる機能を制限する
ニンテンドースイッチの特徴として、インターネットを通じて色々なユーザー同士が自由にコミュニケーションが取れるようになっています。
SNS投稿やチャットを使って、見知らぬ人とやりとりする事がきっかけで、トラブルに繋がる可能性もあるため、みまもりスイッチでは他の人とのコミュニケーションの機能を制限する事ができます。
また、ゲームの中には暴力表現などの過激な内容があって年齢制限がかかっているソフトがあるので、対象年齢から外れているゲームは遊べなくする設定もできます。
「幼児」「小学生」「中学・高校生」の三段階から、年齢ごとに制限する機能を選ぶ事もできますし、「カスタム設定」でソフトごとに制限する内容を選ぶ事も可能です。
みまもりスイッチの設定の仕方
ニンテンドースイッチのネット設定、ユーザー作成、13歳以上の方が登録したニンテンドーアカウント(一般のニンテンドーアカウント)がある方は、こちらから読み始めても構いません。
みまもりスイッチはインターネットにつなげて使うので、まずは、ニンテンドースイッチ本体をインターネットに接続させます。
インターネットの接続設定は、ホーム画面の下部にある、歯車マークの「設定」から、「インターネット」の「インターネット設定」を選択して設定しましょう。
ニンテンドースイッチのインターネット接続については、こちらの公式サイトのページをご確認ください。
ニンテンドースイッチがネットに接続できたら、ニンテンドースイッチで遊ぶ人、それぞれのユーザーを作成します。
ユーザーはゲームのセーブデータなどを管理する際に使用するものです。
ニンテンドースイッチで遊ぶ人に必要な物になる為、みまもりスイッチを使うだけであれば、保護者のユーザー作成は必須ではありません。
ユーザーの作成が完了したら、次は保護者のニンテンドーアカウントを作成します。
ニンテンドーアカウントの作成にはメールアドレスが必要になるため、受信したメールが確認できるアドレスを用意してください。
ちなみに、「ニンテンドーアカウント」は、WiiUや3DSで使っていた「ニンテンドーネットワークID」とは別物です。
まずはニンテンドーアカウントのページから、新規作成を選択して13歳以上の方はこちらを選んでください。
ニックネームやメールアドレスなど、必要事項を入力して作成するボタンを押しましょう。
さきほど入力したメールアドレスに、認証コードが届くので、それを入力して送信するを選択すれば、ニンテンドーアカウントの作成は完了です。
保護者のニンテンドーアカウントが準備できたら、みまもりスイッチをスマホにダウンロードしましょう!
暗証番号を登録する場面もあるので、子供達に見られないように作業してください。
みまもりスイッチのダウンロードページから、App StoreもしくはGoogle playを選択して、みまもりスイッチのアプリをダウンロードしてください。
みまもりスイッチのアプリを起動すると、「みまもるNintendo Switchを登録します」というテキストが表示されます。
「ニンテンドーアカウントでログインしてください」という表示がされた場合は、登録している保護者のニンテンドーアカウント情報を入力して、みまもりスイッチのアプリと連携させてください。
そして、アプリの画面に表示される手順に従って、ニンテンドースイッチで登録コードの入力をします。
ニンテンドースイッチでの登録作業が完了すると、メールで保護者に登録完了のお知らせが届きます。
スマホのアプリで、みまもりをはじめるをタップしたら、みまもりスイッチの準備は完了です。
では、次に、見守りの対象にする子供のニンテンドーアカウントを作成します。
みまもりスイッチのアプリ画面の「設定」で、みまもるアカウントの管理を選択してください。
すでに子供が自分のニンテンドーアカウントを持っていた場合は、「作成済みのアカウントを追加」からアカウントを設定してください。
新規で子供のアカウントを作成する場合は、「子どもアカウントの作成」をタップして、必要事項を入力して、みまもりをする子供の人数分、アカウントを作成しましょう。
作成した子どもアカウントは、ニンテンドースイッチ本体のそれぞれのユーザーと連携させます。
あとは、スマホのアプリ画面で、1日にあそぶ時間や制限レベルを設定するだけで終わりです!
この設定は後から変更できますので、必要に応じて変更してあげましょう。
これで、みまもりスイッチを使って子供のスイッチの使用状況を確認・管理できるようになりました!
また、みまもりスイッチの機能ではありませんが、ニンテンドーアカウントの設定でゲームソフトの購入や閲覧をする事ができます。
保護者のニンテンドーアカウントでログインした状態で、ニンテンドーアカウントのページでみまもるアカウントの管理をタップして、購入制限したい子供のアカウントを選択して「購入制限」や「閲覧制限」の内容を変更すると、制限ができます。
子供がゲームを勝手に買いすぎてしまわないように、こちらも忘れずに設定しておきましょう。
ニンテンドースイッチと各種アカウントの解説
ニンテンドーアカウントとみまもりスイッチがどう関係しているのか分からない!という人もいるかと思いますので、簡単に説明します。
まずニンテンドースイッチを遊ぶには、スイッチ本体に「ユーザー」を作ります。
このユーザーは、ゲームのセーブデータを保存している物です。
もし仮に、スイッチで遊んでいるのが父親と息子と娘という場合、自分のゲームのデータを分けて保存しておく為に、それぞれのユーザーを作るのが一般的です。
そして、スイッチでインターネットを使って遊ぶ場合、「ニンテンドーアカウント」が必要になります。
インターネットを使って遊ぶゲームのサーバーと通信する時や、マイニンテンドーでゲームソフトをダウンロードする時に使います。
もちろん、スマホに入れたみまもりスイッチとの連携をする為にもニンテンドーアカウントの作成は必須です。
そしてニンテンドーアカウントには「一般のアカウント」と「子どもアカウント」の2種類があります。
一般のニンテンドーアカウントは、13歳以上でメールアドレスを持っていれば作成できます。
一方、子どもアカウントは、メールアドレスを持っていない0~17歳までの子供が登録可能です。
みまもりスイッチで制限ができるのは、基本的に子どもアカウントです。
みまもりスイッチで子供達のアカウントを管理するには、保護者の一般のニンテンドーアカウントと子供のこどもアカウントが必要になります。
もし、すでに子供が一般のニンテンドーアカウントを持っていた場合、子供のニンテンドーアカウントがみまもりスイッチの管理に同意すると、管理対象に追加できます。
みまもりスイッチは、インターネットを使って、ニンテンドーアカウント(子どもアカウント)と連携しているスイッチ本体のユーザーを管理する、という事です。
みまもりスイッチで子供が自分で切り替えるサポートをしてあげよう
みまもりスイッチは、子供のための様々な設定ができるので、子供がいるご家庭がニンテンドースイッチを購入したら、何よりも最初に設定して欲しい機能です。
他のゲーム機には無い、とても強力な機能のため、離れていても子供がやっているゲームを保護者が中断させる事もできます。
ただ、公式の動画で、「強制スリープは最終手段」と紹介されているように、突然ゲームで遊べなくするのは子供にとっては悲しい事です。
面倒ではありますが、強制スリープをする前に「どうして時間を過ぎてしまったのか」を子供と話し合って、「どうしたらゲームを時間内でやめられるのか」という解決策を一緒に探してあげる事をおすすめします。
自発的にゲームが止められるようになれば、ゲーム以外の色々な誘惑に対しても自分で切り替られる癖がつけられるかも知れません。
ニンテンドースイッチは大人でも時間を忘れて遊んでしまう楽しいゲームですので、子供たちがのめりこみ過ぎないように、しっかりサポートしてあげましょう。
Nintendo みまもり Switch |
参照元:みまもり設定(保護者による使用制限)、ニンテンドーアカウント サポート、Nintendo Switchと子どもアカウント、無線でのインターネット接続方法