ブレスオブザワイルドは初めてゼルダの伝説をプレイする人・子どもにもオススメ!大自然の中を冒険できる

ニンテンドースイッチ

2019年5月15日に、任天堂は「2本でお得 ニンテンドーカタログチケット」という、Nintendo Switch Online加入者限定商品の販売をスタートさせました。

任天堂のゲームソフトのダウンロード版2本を、9980円に購入できるお得な商品です。

今回、ニンテンドーカタログチケットの対象商品で、改めてぜひおすすめしたいソフトが「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」です!

敵と戦って、ダンジョン(神殿など)で謎解きをする、というゼルダの伝説シリーズの形を残しつつ、「ゲームの世界を感じて楽しむ」事に特化しています。

今までゼルダの伝説をやった事が無い人でも、ゲームの世界観に入りやすくなっているのでおすすめです!

謎解きは、難しい推理ではなく、脳トレのような物なので、小さなお子さんも一緒に攻略を楽しむ事もできます。

やってみたいができる自由度が高いオープンエア(オープンワールド)

ニンテンドースイッチの発売日の2017年3月3日に、ニンテンドースイッチとWiiUで発売されたゲームが「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」です。

ブレスオブザワイルドには「主人公のリンクがゼルダ姫と世界を救う」という、王道ストーリーがあるのですが、色々な場所に行ったり試行錯誤するのが楽しくてストーリーが進まない!という感想が多く出ています。

難しくて進まないのではありません。

色々な事ができるのが楽しくて、ついつい寄り道をしてしまって進まないのです!

ブレスオブザワイルドは「オープンエア」というシステムで作られています。

オープンエアは、任天堂がブレスオブザワイルドの世界感を表現する際に使った言葉です。

詳細は複雑なので、ざっくりと説明すると、「オープンワールド」というゲーム世界を自由に動き回れるジャンルの中でも、色々な事が自由にできてゲーム世界の空気や空間を感じられるもの、これをオープンエアと任天堂は表現しています。

これまでのシリーズでも、広いマップの中を移動できる作品はありましたが、今回のブレスオブザワイルドは広大なマップを自由に動き回って色々な事ができる部分が特に印象的に作られています。

RPGゲームでは、プレイヤーが迷子になったり、物語の進行がおかしくならないように、絶対に登れない山や越えられない川で動きを制限する事があります。

しかしブレスオブザワイルドは、「マップ内で行けない場所はほぼ無い」と言われているくらい、基本的に見える場所はどこへでも行けます。

山や川を越えて何も無かったとしても、「これがやりたい」という気持ちが満たされて、世界を隅々まで冒険をしている気分が味わえます。

ただし、どこへでも行けるとはいえ、特別なアイテムや装備が無いと行けない場所はあります。

ゲームの都合上、行けない場所は、絶対に越えられない壁などではなく自然現象でさえぎっているので、自由度が高い世界観は壊れないようになっています。

それでも無理やり頑張れば、行けない場所へも、進む事はできます。

最後までやりきれるかどうかはさておき、無茶な方法で押し通せるほど、自由度が高いのも魅力の1つでもあります。

本当に自由度が高いので、例えば、梅の木を大切にしているキャラクターの梅の木を破壊する事もできます。

また、キャラクターから敵についての説明を受けている時に、何回も聞き返していると、説明が赤ちゃん言葉になったりもします。

他にも、主人公のとんでもない行動に対して、色々なセリフを返してくれるので、気になる方は色々と試してみましょう。

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マップがただ広いだけじゃない!色々な所に発見がある

ブレスオブザワイルドのマップはものすごく広く、冒険を始めたばかりの頃は、どこまで行っても終わりがないように感じるのも特徴です。

もちろんマップに終わりはありますし、馬やパラセールなどの移動手段を使えばマップの端まで行けます。

ただし、無意味に広いわけではなく、景色の切り替わりはもちろん、ちょっとした物陰に隠しキャラ(コログ)が居たり、宝箱があったり、様々な要素がマップの色々な所に隠されています。

とても広いマップの中に、食材などのアイテムや敵キャラ、動物たち、遺跡など、たくさんの発見が詰まっているので、何も無い土地を何分間もずっと移動するという事はありません。

常に何かがあるマップになっているので、飽きる事なく世界の冒険ができます。

野生の馬を飼い慣らして一緒に旅ができる

ブレスオブザワイルドでは、草原や丘などで、野生の馬と遭遇する事があります。

野生の馬は、隙をみて背中に乗って、なだめさせる事に成功すると、手なずける事ができます。

手なずけた馬は、馬宿で登録をすると名前をつけたり、口笛を吹いたら呼べるようになります。

馬にエサをあげると、なつきぐあいが上がって、だんだんと言う事きいてくれるようになり、なつきぐあいが最高になった馬はとってもかわいいですよ!

お気に入りの馬に乗って走り回るだけでも、かなり楽しいです。

馬以外の動物にも乗る事はできますが、残念ながら馬のように飼い慣らす事はできません。

意外な生き物にも乗れるので、乗れそうな生き物を見かけたらチャレンジしてみると面白いです。

食材を鍋に入れて料理ができる

ゼルダの伝説では、HP(体力ゲージ)が画面上にハートで表示されています。

敵からの攻撃などでダメージを受けたら、ハートが減るので、アイテムなどで回復をします。

これまでのゼルダの伝説シリーズは、草むらを切ると回復アイテムのハートが出てきましたが、ブレスオブザワイルドでは草を切ってもハートは出てこなくなりました。

ブレスオブワイルドでは、ハートの代わりに回復をする手段が、料理です。

木の実やきのこを拾ってそのまま食べても回復できますが、料理すると回復量がアップ!

手に入れた食材は鍋に入れて料理にしちゃいましょう。

料理の種類はかなり豊富で、100種類以上はあります。

焼きリンゴのような簡単なものから、しっかりしたご飯、デザートまで、料理のレシピは本当に豊富!

おいしそうな料理もたくさんあるので、ゲームの料理を再現しちゃう人も居ます。

ちなみに回復量は少ないですが、薪も料理にして食べる事ができます。

自然の怖さが分かる雷

ブレスオブザワイルドでは特定のエリアや天候が雷雨の時は、雷が落ちます。

雷の音は結構大きくて派手なので、初めて聞いた時はびっくりする人が多いかと思います。

天候が雷雨になった場合、特別なアイテムなどで対策をする事ができますが、ゲットするまでは近くの岩陰などで大人しく雨宿りする事になります。

ブレスオブザワイルドの世界では、金属製の防具や武器を身につけていると、雷が直撃しやすい性質があるのですが、それを逆手にとって敵に攻撃する事もできます。

ゲームの中では「金属に雷が落ちやすい」までしか説明していませんが、敵への攻撃として使えるかなと考えて、実行して、敵にダメージが入ると感激しちゃいますね!

落雷以外にも、こんな風に攻撃できるんじゃ?と思いついた事はどんどんチャレンジできます。

落雷で死亡した直後のロード画面で「迷信ともいわれているが この世界では 雷は金属製の物に落ち易い。」というメッセージが表示されます。

現実世界の法則と、ゲーム内の法則は違うとはっきり区別されている文章が表示されるのはちょっぴり面白いですね。

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雑魚敵でも強い!ボコブリンを倒すにも工夫が必要

ブレスオブザワイルドの世界には、色々な所に敵モンスターのゴブリン(ボコブリン)がいます。

いわゆる雑魚の敵キャラになるのですが、これがとても強い。

直接、剣で戦おうとすると、たった1人のリンクに対して複数のゴブリンが襲いかかってきます。

一対一であれば勝てない敵ではないのですが、複数で襲われると非常にやっかいで、ゲームオーバーになる確率が上がります。

その為、ゴブリンと戦う時は、まず弓や爆弾を使って、遠くから攻撃する事になります。

強い敵をどうやって倒すのか考えて、色々な方法を試してみるのも、このゲームの醍醐味です。

ボコブリン達を観察していると、それぞれの生活や感情が垣間見えるので、倒す時に、ちょっとだけ良心が痛む事もあります。

とはいえ敵キャラには違いないですし、アイテムをゲットしなきゃいけないので、倒していくんですけどね。

ちなみに倒したボコブリンは、ゲーム内のイベントで復活しますので、いくらボコブリンを襲撃しても居なくなる事はありません。

楽しみ方は人それぞれ!自分のペースで遊べる

ブレスオブザワイルドの楽しみ方は人それぞれです!

ゲームの世界で冒険を楽しむ事に特化しているので、馬で世界中を駆け回ったり、隠しアイテムを集めたり、祠(ダンジョン)の謎解きを楽しんだり、メインストーリーから外れたハイラル世界の観光をどれだけしても大丈夫。

ゼルダ姫をなかなか助けに行かないリンクは、たくさん居ます。

色々な方法で敵を倒したり、お金を集めたり、やれる事は盛りだくさんなので、自分がやりたい遊び方でとことん遊びましょう!

例えば、ブレスオブザワイルドは、ゲームが始まった後、ストーリーをあまり進めなくてもラスボスに挑む事ができます。

RTA(リアルタイムアタック)と呼ばれる、ゲーム開始からクリアまでの時間をどれだけ短くできるか競う遊び方もあります。

装備や武器がほとんど無い状態でラスボスに挑むリンクの姿を見ると、本当に自由度が高いゲームなんだなと感じます。

最速でクリアを目指してもいいですし、マイホームを買ってのんびりハイラルの生活を楽しんでもいいんです。

ゲームオーバーさえも面白い!足跡モードで確認もできる

ブレスオブザワイルドは、うっかりゲームオーバーになるという点も特徴の1つです。

RPGゲームをたくさんやってきた人ほど、「こんな事でゲームオーバーになるの!?」と驚くほど、うっかりゲームオーバーになります。

簡単にゲームオーバーになるものの、すぐに復活できる事もあり、ゲームオーバーになる事自体はストレスを感じにくくなっています。

また、ゲームオーバーになる理由も、高いところからの落下や、火が服に燃え移った川で泳ぎ続けた結果溺れるなど、ゲームのキャラクターとしてはちょっと頼りないけど、現実だったら確かに大怪我や死亡事故だよね、という内容なので、うっかりゲームオーバーになる事さえ面白く感じます。

足跡モードでは、マップ上でリンクの冒険の道のりとゲームオーバーになったタイミングが分かるようになっています。

リンクの悲鳴と共に、冒険の振り返りができるので、クリアした際にはぜひ足跡モードをご確認ください。

下の動画には、敵キャラの名前などのストーリー攻略に関するネタバレを含みますので、視聴の際にはご注意ください。

※断末魔も魅力ですので、よろしければイヤホンで動画をお楽しみください。

もちろんメインストーリーも面白い

ツイッターなどのSNSでは、綺麗で細かく作りこまれた自然や何でもできる自由さが注目されやすいですが、メインストーリーも面白いです。

記憶喪失のリンクが、魅力的なキャラクター達とのやりとりを通して世界を救うまでの道のりは、とても丁寧に作りこまれていて、自由度の高いゲーム性にも関わらず、基本的にはお話が破綻しないようになっています。

メインストーリーは、進めるごとに切なくなっていき、どんどんブレスオブザワイルドの世界に色々な感情が湧きあがっていきます。

最後の演出も素敵なので、クリアしたくなった時はぜひ自分の目で確認してみてください。

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子どもの知育にも役立つ?細かく作りこまれた世界が知識を増やすきっかけに

ブレスオブザワイルドでは、キャラクターのセリフなどで使われる漢字にはふりがなふられているので、基本的には漢字が読めない子どもでも遊べます。

ただし、ステータス画面などの小さな漢字には、残念ながらふりがなは無いので、そこは大人のサポートが必要になるかと思います。

普段は本を読まなくても、ゲームの攻略本であればしっかり読む子どもが多いため、漢字を覚えるきっかけになったという人は少なくないのではないでしょうか。

また、ゼルダの謎解きは、豊富な知識よりも発想力などを使って解く物がほとんどです。

発想力さえあれば、子どもでも楽しく遊ぶ事ができます。

脳トレのような仕組みが多いので、操作は大人がやって、攻略方法が子どもが考えるという遊び方もできます。

現実世界に近いからこそ知識が増える

ブレスオブザワイルドは、ファンタジーの世界ですが、現実世界にとても似ているように作りこまれています。

その為、ゲーム内で得られる知識には、現実世界でも通用するものも多くあります。

小さな子どもは、興味を持った事を熱心に勉強するので、ゲームで知った知識をきっかけに、色々な事を吸収します。

ブレスオブザワイルドの場合、戦闘や料理を通して、植物や動物の知識自然の中を生きる方法(アウトドア)について学ぶ事ができます。

便利になる世の中で、子どもがアウトドアの知識を得るチャンスは少なくなっています。

休みにキャンプなどで教えてあげられたら一番いいのですが、なかなか実行するのは難しいかと思います。

そんな時は、ブレスオブザワイルドで遊べば、少しだけ、アウトドアの楽しい部分を疑似体験できます。

現実世界の作業で学べる内容ほどではありませんが、「生えている草は(水分を含んでいるので)火がつきにくい」や「たき火をすると上昇気流が発生する」といった知識を自然と増やす事ができます。

ただ、ゲームで知った知識は、あくまでもきっかけに過ぎないので、子どもが興味を持った事は現実世界で確認ができるように、大人がサポートしてあげられるといいですね。

さりげなく混ぜられている専門知識

ブレスオブザワイルドには、様々な分野の専門知識が盛り込まれています。

例えば、冒険に必要なマップには等高線が書かれています。

土地の高さを示す等高線は、山登りをするブレスオブザワイルドでは重要な情報です。

斜面が急な崖を登る時、自分の体重を支える体力ゲージが無くなってしまうと、落下してゲームオーバーになってしまいます。

プレイヤーは体力温存のため、ゆるやかな場所を探す事になるのですが、その時に役立つのが等高線です。

現実世界の等高線と同じく、線の間隔で傾斜が読み取れるので、できるだけゆるやかな斜面を探す事ができます。

このように、冒険の中で、実感を持ちつつ、地図から情報を読み取る能力が育てられます。

さらに、世界の地形もそれぞれに関係性を持っていて、地質学の観点からも楽しむ事ができます。

また、ゲーム内に出てくる遺跡などのデザインも、現実世界の歴史の授業で習う文明に似た特徴を持っています。

この他にも、寒い地域では出現する動物が少しだけ大きい(ベルクマンの法則)といった生物学的な専門知識や、力を溜めて物体を動かす物理学のベクトルの感覚にも触れる事ができます。

正確には違う物ではありますが、ゲームで専門知識に触れておくと、現実世界でその分野に触れた時に、興味をもって取り組みやすくなるのではないでしょうか。

大自然の再現度がすごい

ブレスオブザワイルドの世界観を支える重要な要素が、自然現象のリアルさです。

現実世界、特に都市部に住んでいる子どもの場合、自然現象の連続性を感じる機会は少ないのではないでしょうか。

都市部で雷が落ちた場合、多くは避雷針に落ちるので、雷が落ちたらどうなるのかよく分かない子どもが多いかと思います。

ブレスオブザワイルドでは、雷が草原に落ちると、草が燃えて、燃えた草は上昇気流で舞い散る、という一連の流れをゲーム内で体験できます。

雷だけではなく、雨が降れば太陽とは逆方向の位置に虹が出る時がありますし、雪山ではオーロラが見られる時があります。

自然現象について、ゲーム内で仕組みについて詳しく説明される事はありません。

しかし、興味を持って調べた時や説明を受けた時、違和感がないように丁寧に作りこまれています。

また、ゲームの中だからこそ行ける、危険な場所での状況もかなりしっかり再現されています。

ブレスオブザワイルドでゲームオーバーになる行動は、現実でも非常に危険な行動です。

危険な行動だという事を、リンクが身をもって教えてくれます。

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発売から2年後、ニンテンドーラボVRでゼルダが遊べるようになりました!

ブレスオブザワイルドは、2019年4月26日に発売されたニンテンドーラボVRキットにも対応しています。

ニンテンドーラボVRキットは、視界360度がゲームの世界になるVR(バーチャルリアリティ)を楽しむゲームです。

ニンテンドーラボVRキットのVRゴーグルToy-Conは、ニンテンドーラボのソフトだけではなく、ブレスオブザワイルドでも使えます。

ブレスオブザワイルドでVRゴーグルToy-Conを使うと、ブレスオブザワイルドの世界に入り込んだような体験ができます!

VRゴーグルToy-Conの対象年齢は7歳以上になっているので、7歳以上でブレスオブザワイルドの世界が気に入っている子であれば、楽しんでくれるかと思います。

ただ、ブレスオブザワイルド自体はCEROの対象年齢は12歳以上となっています。

おそらく戦闘シーンなどの表現が、対象年齢の理由かと思います。

幅広い世代から人気を集めているマリオオデッセイもCERO B(対象年齢12以上)なので、あまり気にしすぎる必要は無いかと思いますが、12歳未満の子どもがブレスオブザワイルド遊ぶかどうかは、それぞれの家庭でご相談ください。

ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドの購入はこちら
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※2本でお得 ニンテンドーカタログチケットを使う場合はこちら

本ページの内容は、2019年5月29日時点での情報です。
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