【野菜の保存】にんにくは皮付きなら常温よりチルド室での保存方法がおすすめ!

ライフハック

にんにくのにおいが漏れたり乾燥させずに保存する方法

にんにくの保存方法まとめ

パスタに餃子、ホイル焼き、和洋中どの料理でも使える食材のにんにく!

薬味やスパイスとして使う事が多いので、つい余らせてしまいがちですよね。

野菜だからにんにくは野菜室に入れておけばいいんじゃないの?という方も多いかと思います。

しかし、野菜室では万全の保存状態のキープはできないんです!

にんにくの保存は、皮が付いているか、カットしているのかなど、状態によって保存方法が異なります。

残ってしまったにんにくを、おいしく保存する方法をご紹介します。

にんにくの保存方法

  • 風通しのいい暗所で常温保存
  • キッチンペーパーに包んでジップロックに入れて冷蔵(チルド室)保存
  • ラップで包んでジップロックに入れて冷凍保存
  • ガーリックオイルにして冷蔵保存
にんにくの保存時の注意点

  • 湿気(水分)に弱いので濡らさないこと
  • 涼しい場所に置くこと
  • 日光が当たらない場所に置くこと

夏場の【常温保存】はNG!風通しがいい場所で吊るして保存

にんにくの常温保存は冷温暗所で

にんにくは、玉ねぎと同じ、球根の部分にあたる野菜で、発芽しやすい性質があります。

発芽すると味が落ちてしまうため、発芽しやすい温かい場所での保存はNGです。

購入したにんにくの保存は-2℃が最適と言われています。

冬場、常温で保存する場合は、日光の当たらない暗所がおすすめです。

また、にんにくは水分を多く含んでいるので、湿気がある場所に置いておくとカビが生えたり腐ってしまいます。

海外などでは、キッチンの風通しのいい場所でにんにくを吊るして保存する場合もあります。

日本は高温多湿のため、購入したにんにくを吊るして常温する事はあまりおすすめできません。

吊るしておくのは、冬の寒くて乾燥する季節だけにしておきましょう。

スーパーで売られているにんにくは茎が短くカットされていて、紐で縛るにはあまり向いていない形なので、吊るす場合は干しかごを活用しましょう。

寒い時期での常温保存の目安は、2週間ほどです。

皮付き丸ごとにんにくは【冷蔵(チルド室)保存】

にんにくの保存はチルド室がおすすめ

にんにくの保存で一番おすすめなのが、チルド室での保存です。

冷蔵庫によって設定温度は変わりますが、チルド室はだいたい0℃ほどに設定されています。

3~7℃程度に設定されている野菜室よりも、にんにくの保存に最適な-2℃に近く、年中一定の温度を保てるので長期保存もできます。

にんにくを丸ごと1つ保存する場合は、キッチンペーパーで包んで、ジップロックで密閉してチルド室に入れます。

薄皮を残したまま1片ずつを保存する場合は、1片ずつキッチンペーパーで包んで、ジップロックで密閉してチルド室に入れましょう。

キッチンペーパーで包まないとカビが発生したり、ジップロックに入れないとにんにくの匂いが他の食品にうつる事があるので注意してください。

チルド室での冷蔵保存の目安は、2ヶ月ほどです。

また、パーシャル室は-3℃ほどに設定されているので、こちらでもチルド室と同じようににんにくの保存ができます。

使いかけにんにくは【冷凍保存】でにおいを飛ばさず保存

みじん切りにんにくは冷凍保存

料理に使って余ったにんにくを冷蔵していたら、乾燥してシワシワになってしまった、という事はありませんか?

使いかけのにんにくは、冷蔵よりも冷凍保存がベストです。

冷凍する事で、にんにくの水分が無くなってしなびる事を防げます。

薄皮を剥いたにんにくは、1粒ずつラップで包み、匂いが漏れないようにジップロックで密閉して冷凍しましょう。

スライスやみじん切り、すりおろしをした場合も、ラップに包んでジップロックで密閉してからの冷凍保存がおすすめです。

スライスしたにんにくは、切り口から水分がでるので、にんにく同士が重ならないように保存すると使う時に便利です。

みじん切りやすりおろした場合は、薄く平たくのばした状態でラップに包むと、料理で使う時に必要な分だけパキンと折る事ができます。

冷凍保存で目安は、1~2ヶ月ほどです。

【作り置き】にんにくのオイル漬け(ガーリックオイル)の材料・作り方

にんにくのオイル漬けはとっても便利

使い勝手を考えるのであれば、にんにくのオイル漬け(ガーリックオイル)もおすすめです。

パスタや炒め物、トースト、お刺身、冷奴など、すぐに使えて便利なのでぜひお試しください!

【用意するもの】

  • にんにく 1個
  • オリーブオイル 約100ml
  • 密閉できる保存瓶

※フードプロセッサーがあると便利です(無ければ包丁でOK)
※保存瓶はスプーンで中身がすくえる物がおすすめです

【作り方】

  1. 瓶を煮沸消毒した後、水気をきっておきます
  2. 1粒ずつにんにくの薄皮を剥きます
  3. にんにくをフードプロセッサーで細かくします(無ければ包丁でみじん切りでもOK)
  4. 細かくしたにんにくを瓶に入れて、完全に浸るまでオリーブオイルを注ぎます
  5. 蓋をしめて冷蔵庫で保存してください

※にんにくがオリーブオイルに浸っていないとカビが発生しやくなります
※作ってしばらくはガスが発生するので、作ってから10日までは蓋を軽くしめ、10日を過ぎたらしっかり蓋をしめてください

オイル漬けの保存目安は1ヶ月ほどです。

ガーリックオイルのレシピは、にんにくが完全に漬かっていればOKです。

1ヶ月で自分が消費できる量に材料を増減させても大丈夫です。

使用の際は綺麗なスプーンを使う事、にんにくがオイルに完全に漬かっている事に気をつけてください。

冷蔵保存するとオイルが固まって白っぽくなる場合がありますが、品質には問題ないので、そのまま料理に使えます。

スーパーで購入できるにんにくは農家が出荷前に乾燥させています

にんにく農家が出荷前に乾燥

収穫したばかりのにんにくは、水分をたくさん含んでいて、傷みやすい状態になっています。

そのままでは保存ができないので、スーパーで売られている一般的なにんにくは、農家の方が出荷前に乾燥させています。

家庭菜園でにんにくを作っている場合は、収穫当日に食べきってしまいましょう。

豊作だった場合など、すぐに食べきれない時は傷んでしまう前に、天日干しをして乾燥させる必要があります。

にんにくの芽に毒はありません

にんにくの芽に毒はない

にんにくの芽はじゃがいもとは違い、毒はないため、発芽していても食べる事はできます。

ただし、発芽するという事は、芽の方に栄養がとられてしまい、いつも食べている部分が痩せて、味も落ちてしまいます。

いわゆるスーパーで売られているにんにくの芽は、成長したにんにくの茎の部分になります。

生えてきた芽をすぐに「にんにくの芽」として、料理して食べる事はできないので、できるだけ発芽させないように気をつけましょう。

にんにくの皮むきはガーリックピーラーがおすすめ

にんにくの皮むきはガーリックピーラーで

にんにくの保存をする時、皮むきが面倒だなと思った方には、ガーリックピーラーがおすすめです。

薄皮のついたにんにくをガーリックピーラーに入れて、ころころ転がすだけで皮むきができます!

にんにくの端を包丁で切るという手間はありますが、何粒かのにんにくをまとめてガーリックピーラーに入れて皮むきができるので便利です。

スーパーでにんにくをまとめ買いして、皮むきをしている人はぜひチェックしてみてくださいね。

本ページは2019年11月5日時点での情報です。施設・お店・記事内でご紹介している内容の最新情報については、必ず公式サイト等で、ご確認をお願いいたします。
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