キャッシングやカードローンを利用したら、当然借りた分だけでなく、金利も支払わなければなりません。
その金利をよく確認せずにお金を借りると「予想以上に返済が厳しい」と感じてしまうこともあるでしょう。
お金を借りる前に金利の計算をして、いくらなら毎月返済できるのかを考えて借りることで、計画的な借り入れができます。
「それぞれ貸金業者のホームページを見たから、金利が○%というのはわかったけれど、それって実際いくらになるの?」とイメージがわかない方も多いでしょう。
ここでは、そういった金利計算に関して疑問をお持ちの方に向けて、具体的な数字を入れて金利の計算方法を説明していきます。
目次
キャッシングの金利について
消費者金融や銀行でのキャッシングや、クレジットカードでのキャッシングを利用する場合の金利は、借りる業者によって異なるのはもちろん、借りる金額によっても変わります。
金利は以下の2つの要素によって決まります。
利息制限法によって決まる金利
貸金業者は自由に利率を決めることができますが、利息制限法によって上限金利だけは以下のように決まっています。
100万円 |
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これより低く設定する分には問題ないので、同じ金額を借りるにしても、業者によって金利が異なるというわけです。
ただし、法律で決まっている上限ですので、この上限金利を超えて金利を設定することはできません。
もし、上記以上の金利を設定している業者があれば、闇金の可能性が高いのでご注意ください。
融資額によって決まる金利
貸金業者の金利を見ると○.○%~○.○%と、幅を持たせてあることがほとんどです。
これは借りる金額によって、金利が変わるということを示しています。
簡単に言うと、借りる金額が多ければ金利は低く、少なければ金利が高いということです。
つまり、最低金利で借りるためには、最高融資額を借りなければならず、反対に最低融資額であれば、最高金利が適用されるというわけです。
「絶対に最低金額で借りられるわけではない」というカラクリは、ここにあります。
自分の希望する融資額に適用される金利を、しっかりと確認しておきましょう。
キャッシングの金利(利息)計算の方法
キャッシングを利用する際には、金利の割合と共に「実質年率」という表記を目にすることが多いです。
この実質年率とは、返済時に払う利息に手数料や保証料などの経費を含めた費用を年率換算したものです。
年率の他に、年利という言葉もよく使われますが、年率と年利は同じ意味です。
毎月支払う利息は実質年率から求めることができて、以下の計算式で簡単に計算できます。
元金(借入金額)×金利÷365日×借入日数=支払う利息
実際に返済する際には、元本に利息を加えた金額を返済することになります。
次の項目で、実際に利息を計算してみたいと思います。
利息を実際に計算してみよう
利息:100,000円×18%÷365日×30日=1,479円
返済金額:10万1,479円
利息:200,000円×18%÷365日×30日=2,959円
返済金額:20万2,959円
利息:300,000円×18%÷365日×30日=4,438円
返済金額:30万4,438円
※キャッシングを利用した場合のイメージです。目安として参考にしてください。
利息を計算してみて高いと感じるか安いと感じるかは、人それぞれかと思いますが、このように自分で利息を計算することができるので、借り入れの前に利息を計算してみましょう。
キャッシング前にシミュレーションで金利計算しよう
前述したような方法によって自分で利息を計算することもできますが、各貸金業者のホームページには、借入希望額を入力すると、利息が簡単に計算できるシミュレーションが用意されています。
このシミュレーションを利用すれば、計算が苦手な方や面倒な方でも簡単に利息計算することができて、実際にお金を借りたあとの返済イメージがつきやすくなりますね。
キャッシングやカードローンの利息は日割り計算されるため、借りた日数分だけどんどん利息が増えていきます。
そのため返済期間を短くする努力をして、お金を早く返せば返すほど、返済総額を抑えることができるのです。
つまり、返済日を待たずにすぐ返す「繰り上げ返済(早期返済)」をした方が、お得だと言えます。
もし1ヶ月以内に返済する予定の方は「30日間の無利息期間」があるプロミスやアイフルなどの業者を利用すれば、金利なしの“元金だけ”の返済で済みます。
借り入れにかかる利息を、できるだけ抑えることが節約にも繋がります。
キャッシングをする前に、どれだけ利息がかかるのかをしっかり確認してから借り入れすることが重要です。
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