東大寺の大仏や南大門を見に行こう!歴史・大きさ・見どころまとめ

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奈良と言えば、東大寺の大仏!今なら子どもの頃にはわからなかった魅力に気づけるかも!?

東大寺は、奈良時代、聖武天皇の発願で建立され、1998年に世界遺産に登録されたお寺です。

思い返すと、小中学生時代、修学旅行で訪れた記憶があるという方も多いのではないでしょうか。

当時は単純に、「大きいな」くらいにしか思わなかったかもしれませんが、大人になってから改めて訪れてみると、子どもの頃にはわからなかった魅力がわかり、きっと感動することでしょう。

東大寺の大仏は、国宝に指定されている仏像の中で、日本最大ですので、生で見ると迫力がありますよ!

もちろん大仏だけでなく、周辺に多数あるお堂にも、見どころが盛りだくさんです。

参道では、たくさんの鹿が観光客をお出迎えしてくれる

大仏殿に到着するまでに、たくさんのシカに出会うことができます。

普段はあまり間近で見ることのないシカと、触れ合うことができて、楽しいですよ!

ただし、人間慣れしていて、突進したり攻撃したりしてくる鹿もいます。

そのため、貴重品やパンフレットは、手に持たず、カバンにしまっておいた方がよさそうです。

鹿せんべいを買えば、直接、シカにえさをあげることもできますよ。

最初に、左右に金剛力士像がそびえ立つ東大寺南大門が見えてくる!

大仏殿に向かうために、参道を進んでいると、東大寺の正門にあたる、「南大門」が見えてきます。

南大門は、鎌倉時代に建てられたもので、国宝となっています。

その高さは、実に25.46mにも及び、日本最大の山門です。

南大門の左右に構えるのは、教科書でもお馴染みの金剛力士像(仁王像)です。

門に向かって左が、口を開いている阿形(あぎょう)、右が口を閉じている吽形(うんぎょう)です。

筋骨隆々で、たくましい姿は、思わず見惚れてしまいますよね。

高さは8.4m、日本最大級の高さを誇る木彫像にも関わらず、運慶(うんけい)・快慶(かいけい)らを中心とした20数名の仏師が、わずか69日間という短期間で完成させたというから驚きです。

いよいよ大仏へ・・・国宝にも指定される東大寺大仏殿の中へ入ろう

東大寺の大仏が鎮座している場所は、東大寺の顔とも言える、国宝「大仏殿」です。

この建物は世界最大級の木造建築で、幅が57m、奥行きが50m、高さが47mありますので、少し離れて見ても、圧巻の迫力です。

見落としがちですが、東大寺大仏殿前にある八角燈籠(はっかくとうろう)も、国宝で、静かに存在感を放っています。

そして、いよいよ、大仏さまとご対面です。

高さは、蓮華座を合わせて約18mあり、そのスケールの大きさは、見る者を圧倒させます。

表情は、穏やかであり、凛々しさも感じますね。

大仏さまの前に行くと、思わず手を合わせたくなる気持ちになります。

東大寺大仏殿の名物と言えば、柱くぐり!

大仏殿では、大仏の周りをぐるっと一周することができ、大仏さまの後ろ側には、大仏殿などの模型が展示されています。

そして、東大寺名物の柱くぐりも、ここのスペースにあるのです。

縦約37cm、横約30cmの穴で、体型によっては、大人でもくぐることができます。

無病息災のご利益と思い出作りのために、あなたもチャレンジしてみてはいかがですか?

二月堂は、大仏殿に次ぐ人気スポット!

二月堂(にがつどう)は、大仏殿の東側に位置する建物です。

旧暦の2月に、お水取りが行われることに、由来して、この名が付けられています。

お水取りとは、僧侶達が、天下泰平、五穀豊穣、そして、人々の幸福を祈願し行われる法会で、奈良に春の訪れを告げる行事となっています。

大観音(おおかんのん)、小観音(こがんのん)と呼ばれる2体の十一面観音像が安置されていますが、絶対秘仏であり、誰も見ることができません。

二月堂の建物自体の美しさは、さることながら、釣燈籠越しに望む夕陽は、ため息が出るほどの絶景です。

東大寺の隠れ名所「三月堂(法華堂)」に行かないなんて勿体ない!

三月堂(さんがつどう)、別名「法華堂(ほっけどう)」は、東大寺の中で最も古い建物です。

建物の中には、国宝に指定されている仏像が、たくさん安置されていますので、見ごたえ抜群です。

#2017神楽月 #東大寺 #法華堂 #三月堂 #国宝 #本尊不空羂索観音菩薩

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東大寺の境内には、二月堂・三月堂だけでなく、いくつもの歴史ある建物が存在しています。

大仏殿だけでなく、これらのお堂も訪れてみてはいかがでしょうか。

東大寺では15種類以上の御朱印が受けられる!

東大寺では、大仏殿ではもちろん、周りのお堂も含め、13ヶ所で15種類以上の御朱印が存在します。

1日で全て回ろうと思っている方は、効率よく回らないと、全てを手に入れられないかもしれませんね。

東大寺ミュージアムで、東大寺の歴史を知ろう(平成30年9月14日まで休館)

東大寺ミュージアムは、南大門のすぐ近くにある建物で、国宝や重要文化財などの貴重な展示物があり、東大寺の歴史も知ることができる施設です。

そこまで広くはありませんが、しっかり見るなら、1時間以上の時間を確保しておくことをおすすめします。

※※注意※※
平成30年4月16日(月)~9月14日(金)の間、改修工事のため休館となりますので、お気をつけください。

興味のある方は、再開後に、ぜひ訪れてみてくださいね。

東大寺ミュージアム内のカフェ「葉風泰夢(はーふたいむ)」

葉風泰夢は、南大門を眺めながらの休憩ができる茶廊です。

お菓子とドリンクのセットを、740円~1,080円程度で楽しむことができ、珈琲やお抹茶の他、ハーブティーもおいしいお店です。

境内を歩き疲れたら、コーヒーブレイクがおすすめです!

ただし、こちらも改修工事中は、利用ができません。

お土産ショップ

東大寺ミュージアムは、お土産ショップも充実していて、マスキングテープやてぬぐい、ストラップ、クリアファイルなど、様々な種類の商品を購入できます。

特に、四天王のマステは、ユニークで人気がありますよ!

ちなみに、工事期間中は、こちらのお土産ショップも利用することができませんので、その間のお土産は、大仏殿の中にあるお土産売り場が便利です。

東大寺の基本情報

  • 住所
  • 〒630-8587
    奈良県奈良市雑司町406-1

  • 電話番号
  • 0742-22-5511

  • アクセス
  • JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から市内循環バス「大仏殿春日大社前」下車徒歩約5分
    または、近鉄奈良駅から徒歩約20分

  • 料金
  • 【大仏殿・法華堂・戒壇堂、東大寺ミュージアムそれぞれ】
    大人(中学生以上) 600円
    小学生 300円

    【大仏殿+東大寺ミュージアム】
    大人(中学生以上) 1,000円
    小学生 400円

  • 開館時間
  • 【大仏殿・法華堂(三月堂)・戒壇堂】
    7:30~17:30(4月~10月) 8:00~17:00(11月~3月)

    【東大寺ミュージアム】平成30年4月16日(月)~9月14日(金)の間、改修工事のため休館
    9:30~17:30(4月~10月) 9:30~17:00(11月~3月)
    ※最終入館は、閉館30分前まで

  • 駐車場
  • ・奈良県営大仏殿前駐車場(有料)
    1,000円(1回)
    ※行楽シーズンはバス専用になることもあります。

    ・GSパーク東大寺西大門駐車場
    【月~金】
    200円/30分(8:00~20:00)
    100円/60分(20:00~8:00)

    最大料金 入庫当日最大 700円

    【土日祝】
    300円/20分(8:00~20:00)
    100円/60分(20:00~8:00)

    ちなみに、ランチをしたり、お土産を買うなら、東大寺門前にある、夢風ひろばという施設がおすすめです。

    特に、可愛い瓶に入った大仏プリンは、人気がありますよ!

    東大寺を訪れた際には、こちらもあわせて行ってみてくださいね。

    本ページの内容は、2018年4月26日時点での情報です。
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