「とれいゆつばさ」の足湯は予約必須!日本初のリゾート新幹線を堪能しよう!

旅行

「とれいゆつばさ」とは?

福島県福島駅から、山形県新庄駅の間を走る「とれいゆつばさ」

「とれいゆ」とは「トレイン(列車)」とフランス語の太陽を意味する「ソレイユ」を合わせた造語です。「食(太陽の恵みによる様々な食材)」「温泉」「歴史・文化」「自然」を温泉街のように散策しながら列車の旅を楽しむ、というテーマが凝縮された列車であるという思いを込めて命名しました。

引用元: 車両の愛称「とれいゆ」

JR東日本の公式サイトでは、「とれいゆつばさ」という名前についてこう示しています。

観光列車と思わせつつも、実は6両編成の山形新幹線として走行しており、日本初のリゾート新幹線なんです!

そして、なんといってもこの「とれいゆつばさ」の特徴なのは、新幹線の中に足湯があるということ!

さらに、畳のお座敷シートがあったり、バーカウンターがあったりと、観光列車顔負けの新幹線となっています!

体験したことのない、新しい新幹線のかたちを詳しくご紹介していきます!

「とれいゆつばさ」の運行時間は?停車駅は?運行情報を詳しく解説!

「とれいゆつばさ」は、福島県福島駅~山形県新庄駅の間を走るリゾート新幹線です。

1日の運行状況は、

①福島駅 10:02発 → 新庄駅 12:16着
②新庄駅 15:00発 → 福島駅 17:41着

となる、1日1往復で運行しています。

往路となる、①福島から新庄行きを「とれいゆつばさ1号」といい、復路となる②新庄から福島行きを「とれいゆつばさ2号」と呼んでいます。

とれいゆつばさ 運行時間

(※1)

 
福島~新庄までの停車駅は画像の通りですが、米沢、高畠(たかはた)、赤湯(あかゆ)、かみのやま温泉、山形、天童、さくらんぼ東根(ひがしね)、村山、大石田(おおいしだ)という9駅があります。

※新幹線でもありますが、「とれいゆつばさ」は福島駅5番線(在来線ホーム)からの発着になりますので、東京から新幹線で福島駅に来る方は乗り換えに注意してください。

福島駅~新庄駅は、約2時間弱の旅となっていて、多すぎず少なすぎずという時間ではないでしょうか。

とれいゆつばさ 運行カレンダー

(※2)

 
運行日は、土日祝となっています。

しかし、画像の通り、8月の運行は3日間のみとなっていて、毎週土日の運行をしているわけではありません。

「とれいゆつばさ」に乗車予定の方は、必ず運行日をチェックするようにしてください。

また、2018年8月現在では、今年の9月までの運行カレンダーしか掲載されていませんので注意してください。

10月以降の運行日は、こちらのページから確認することができますよ。

車窓から見える雄大な景色を眺めながら、とれいゆつばさの旅を楽しんでくださいね!

「とれいゆつばさ」の車両は6両編成!車両ごとに違うオシャレな車内をご紹介!

とれいゆつばさ 車両

(※3)

 
※タップで拡大表示できます。

山形新幹線として走行している「とれいゆつばさ」

日本初のリゾート新幹線として、車内に足湯があると話題になっているんです!

そんな「とれいゆつばさ」は、11号車~16号車で編成された6両編成。

11号車は通常の新幹線と変わらない、指定席となっています。

12号車~14号車は紅色の背もたれが特徴的なお座席指定席(語らいの間)

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大きなカバ材のテーブルに、イスの部分が畳になっているお座敷シートで、ゆったりとくつろぐことができます。

ただ、この11号車~14号車のお座席指定席(語らいの場)は、通常の新幹線の座席とは違うので、リクライニングすることができません

背筋がピンと伸びるような姿勢で2時間ほど過ごすことになりますので、リクライニングしてゆっくり休みたいという方は、11号車の普通指定席を予約したほうがいいかもしれませんね。

とれいゆつばさの11号車は、元々グリーン車の場所となっているので、広々でゆったりとしていますよ。

※11号車はみどりの窓口などで切符のみを購入する方限定となっています。

詳しくは、とれいゆつばさの混雑はどのくらい?でご紹介しています。

とれいゆつばさ バーカウンター

(※4)

 
15号車は、バーカウンターと、バーカウンターで買った飲み物をその場で飲めるラウンジになっています。

湯上りラウンジ、と言っているので、もちろん足湯に入り終わった人でも使うことができますよ!

山形県の名産である紅花(べにばな)の色をしたバーカウンターで、山形の地酒やフルーツジュースなどを購入することができるので、足湯終わりにぜひ堪能してみてくださいね!

席は掘りごたつのようになっていて、畳のシートにごろんと横になってしまいたくなるような席。

夕方になると、夕日が差し込んできて車内に優しい光が差し込んでくるので、ついついウトウトしてしまうような座席になっていますよ。

この車両では、山形県の伝統工芸品なども展示されているので、ぜひチェックしてみてくださいね!

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最後の16号車は、足湯のスペースとなっています。

モダンでオシャレな車内に、本当に新幹線なのかと疑ってしまうほど・・・。

特に16号車の足湯は、足湯のお店に来たかのような高級感溢れる雰囲気を味わうことができます。

足湯については、 次の項目で詳しくご紹介しています!

「とれいゆつばさ」の足湯に入ろう!予約でも当日券でもオリジナルタオル付き!

とれいゆつばさ 足湯

(※5)

 
新幹線に乗りながら、足湯に浸かれるという信じられないような夢の空間を実現している「とれいゆつばさ」。

観光用に設計された専用の新幹線で、新幹線が揺れてもお湯がこぼれないように、浴槽も深めに作られていますよ。

新幹線というくくりですが、さすがに通常の新幹線の速度では足湯が大変なことになってしまうので、スピードは調整されています。

とはいえ、こちらの動画を見ると思ったよりも早い速度で運行しているように感じます。

このスピードで運行しても、お湯がこぼれないのはすごいですよね。

鮮やかな紅色の浴槽は、山形の名産である紅花(べにばな)をイメージして作られていて、地元へのこだわりも感じられます。

窓から見える景色を眺めながら、足湯に浸かれるなんて、まさに至福の時間ですよね。

特に夏場は、涼しい車内と温かい足湯でなんともいえない優越感に浸れそうです・・・!

こたつでアイスを食べるような、そんな感覚が近いでしょうか。

この足湯は時間制となっていて、各回15分間となっています。

時間だけ見ると短い!と思いますが、足湯の雰囲気はゆったりとしているので、15分で満足という人も多いんです。

足湯を利用できる時間はこのようになっています。

【とれいゆつばさ1号】
①10:15~10:30 ②10:30~10:45 
③10:45~11:00 ④11:00~11:15 
⑤11:15~11:30 ⑥11:30~11:45
⑦11:45~12:00

【とれいゆつばさ2号】
①15:00~15:15 ②15:15~15:30 
③15:30~15:45 ④16:00~16:15 
⑤16:15~16:30 ⑥16:30~16:45
⑦16:45~17:00 ⑧17:15~17:30

なお、この15分間の時間は、準備や着替えなども全て含まれた時間となっていて、時間の延長はできない仕組みになっているので、できるだけ準備のしやすい服だといいですね!

16号車の足湯には、常に「湯守アテンダント」という専用のスタッフさんが常駐しています。

足湯専用のアテンダントさんがついてくれているのにも小さなこだわりを感じますね。

また、足湯の利用得点として「とれいゆつばさ」のオリジナルタオルがもらえるんです!

これは、事前に足湯を予約している方でも、当日券で入る方でももらうことができます。

このタオルで足湯から上がった後の足を拭けばいいので、自前でタオルを用意する必要がありません。

使ったあとのタオルを入れる用のビニール袋もついているので、本当に足湯用の持ち物はゼロ!!

足湯の奥にはソファがあって、そこで靴下を脱いだり、ズボンの裾をあげたりという準備ができます。

もちろん、ストッキングを履いている女性の方のために、更衣室の用意もありますので安心してください。

では、確実に足湯に入るためにはどうしたらいいのでしょうか?

足湯の料金とあわせて、予約の方法から、当日券購入の流れをご紹介していきます!

「とれいゆつばさ」の足湯に確実に入るには、予約が必須!

「とれいゆつばさ」の足湯を確実に利用したい!という方は、予約が必須となっています。

予約する際は、JRの「びゅう」から、乗車券を買うときと一緒に予約することが可能です。

「びゅう」などのツアーで予約をすると、優先的に足湯を利用することができるんです。

反対に、ツアーでの予約をしていないと、足湯の利用ができない場合もあるので注意してくださいね。

「びゅう」で予約をした方は、1回350円で足湯に浸かることができます。

当日券より30円安く入ることができるので、足湯をメインに「とれいゆつばさ」に乗りたい!という方は、びゅうでのツアー予約をしたほうがお得に乗ることができますよ!

確実に足湯に入れるという保証もあるので、心配な方はぜひご利用くださいね!

「びゅう」ツアー予約はこちら

当日空きがあれば、足湯に入れる!乗車後すぐに空きの確認をしよう!

「びゅう」などでツアー予約をするのもいいですが、時間に余裕がない人や、自分で自由に行動したい、という方もいるのではないでしょうか。

また、「とれいゆつばさ」は、山形新幹線として走行しているので、11号車だけは通常の新幹線と変わらない指定席となっています。

そこにたまたま乗った人は、足湯の存在を知れば入りたい!!と思うかもしれません。

そんな方は、足湯の時間に空きがあるか確認しましょう!

時間に空きがあれば、ツアー予約者でなくても足湯に入ることができますよ!

ただし、当日券が買えるかどうかは早い者勝ち!

そのため、当日券をゲットするには

①始発駅(福島駅か新庄駅)から乗る。
②できるだけ長い区間乗る(そのほうが足湯に入れる時間の数も増える)。
③始発駅から乗車後、すぐに当日券があるか確認する。

というコツがあります。

当日券があるかどうかは、15号車のバーカウンターにいるスタッフさんに聞けばOK。

11号車~14号車に自分の席があったとしても、荷物を置いて、一息つく前にバーカウンターに向かうのも手です。

もはや、「とれいゆつばさ」に乗る前に、15号車の前に並んでおくのもいいかもしれません。

乗車から直行で15号車のバーカウンターに向かいましょう。

スタッフさんは、空きがあれば「この時間とこの時間に空きがあります」と教えてくれます。

空きの時間が多ければ多いほど、自分の好きな時間を選択できますよ!

ですが、当日券があるかどうかは、本当に

足湯に入れる時間がすべてツアー予約者で埋まっている場合は、足湯に入ることができません。

この場合も十分にありえるので、その場合は仕方ないとわりきりましょう。

料金は、当日券だとツアー予約者よりも30円高い380円となります。

当日券で、30円だけしか値段が変わらないのは嬉しいですね。

15分という時間設定なので、値段もわりと出すのに抵抗がない値段ではないでしょうか。

「とれいゆつばさ」に乗ったら、まずは15号車のバーカウンターに行ってみてくださいね!

とれいゆつばさの予約方法は?足湯も予約できる「びゅう」で予約しよう!

車内の様子や足湯の入り方などがわかったら、気になるのは料金や予約の方法ですよね。

「とれいゆつばさ」は通常の新幹線と同様の扱いなので、乗車券のみの購入であればネットや全国のみどりの窓口から購入することができます。

しかし、上記でも少し説明したとおり、足湯に確実入りたい!という方はびゅう」というサイトでツアー予約をする必要があります

えきねっと」というサイトでも乗車券を購入することができますが、こちらは足湯を予約することができません。

当日券があるか心配で予約しておきたい方は、「びゅう」のツアーで申し込みをすることをオススメします!

乗車券購入 足湯予約
みどりの窓口 ×
びゅう
えきねっと ×

それぞれの特徴を表にまとめたので、ぜひ参考にしてくださいね!

購入や予約ができる場合は◎、できないものは×で表示しています。

また、「びゅう」の乗車券購入が△なのは、ツアー商品での購入になるので、△の表示にしています。

「とれいゆつばさ」の乗車券は、山形新幹線に乗る値段で乗車することができます。

また、停車駅から途中乗車することもできるので、料金が高くて迷っている・・・という方でも、手の届きやすい値段で「とれいゆつばさ」に乗車することができます。

ただし、この場合はみどりの窓口やえきねっとで乗車券を購入する必要があるので、足湯は当日券になってしまうことだけ注意してくださいね。

自分が乗る区間や、ツアー商品を買うかによって料金はことなるので、一概にいくらになるとは断言できませんが、新幹線の料金にプラス料金がかからずリゾート新幹線に乗れるのは最高ですね!

ちなみに「とれいゆつばさ1号」の場合、始発駅の福島から、終点の新庄駅までの料金は5,140円となっています。

この値段にプラスで足湯料金がかかりますので注意してくださいね。

「びゅう」で予約するかたはこちら
「えきねっと」で予約するかたはこちら

「とれいゆつばさ」の弁当は山形の味が満載!デザートや、お子様メニューもあるよ!

とれいゆつばさ 牛肉どまんなか弁当

(※6)

 
「とれいゆつばさ」では、とれいゆつばさでしか食べることのできない「牛肉どまんなか弁当」が食べられるんです!

山形で採れた旬の野菜や、山形県産の牛肉をふんだんに使った、贅沢なお弁当。

山形県民のソウルフードとも呼ばれる「いも煮」をはじめ、郷土料理や米沢牛を使ったメンチカツも頂くことができます!

デザートにはプリンがついていて、旬のフルーツがのった「天使のプリン」を味わうことができますよ。

また、お子様と一緒に乗車の方には、お子様メニューとして「おにぎりどまんなか弁当」を提供してくれるんです!

サイズ感も小さくなって、おにぎりの中に牛肉がはいったものや、ウインナー、卵焼きなど子供の好きなメニューを集めたお弁当になっています。

こちらももちろん、山形の旬の野菜を使った山形の味を楽しむことができますよ!

注意したいのは、このお弁当が提供されるのは「びゅう」の旅行商品を購入した方が対象となっているんです。

そして、乗車する区間によって、お弁当を提供してもらえない場合もあるので要注意です。

とれいゆつばさ

(※7)

 
※こちらの料金は片道乗車券、とれいゆつばさ指定席特急券、お弁当や飲み物セットの料金が含まれた値段です。

「とれいゆつばさ限定 牛肉どまんなか弁当」の欄を見ると、米沢~かみのやま温泉までの区間は、お弁当がナシという表示になっています。

これは「とれいゆつばさ1号」で始発の福島駅から乗車すると、米沢~かみのやま温泉という区間に到着する時間帯が早すぎて、お昼を提供するような時間になっていないからなんです。

実際にかみのやま温泉に到着する時間は11:08なので、お昼ご飯を食べるにはまだ少し早めですよね。

なので、かみのやま温泉より前で下車するツアー商品を購入した方は、「牛肉どまんなか弁当」がセットになっていません。

びゅう」のツアーの詳細を見ると、セットに何がついているのか詳しく載っていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

セットになっているのは、「牛肉どまんなか弁当」だけじゃないんです!

「びゅう」でとれいゆつばさのツアー旅行商品を購入すると、「とれいゆつばさ 飲み物セット」もついてくるんです!

セット内容は、ソフトドリンク2本(フルーツジュースとつや姫玄米茶)、ワイン1本、日本酒1本のいずれかより1本選ぶことができます。

酔いすぎると、足湯に入れなくなる可能性もありますので、飲みすぎには十分気をつけてくださいね。

その他にも、山形の地産品がお土産としてついてくるんです!!

「牛肉どまんなか弁当」と「飲み物セット」までついて、優雅に電車の中で食事を楽しめるので、とても人気がありますよ!

とれいゆつばさは土日祝の運行になるので、予約は早めに済ませておくのがオススメです!

とれいゆつばさの車内販売では、種類豊富な山形の地酒を楽しめる!

「とれいゆつばさ」の15号車にあるバーカウンターでは、種類豊富な山形の地酒を注文することができます。

もちろん、フルーツジュースもあるので、お酒が飲めない方でも心配ありません。

スパークリング地酒にフルーツジュースを混ぜて、カクテルにしても美味しそうですよね!

シックな大人な雰囲気のバーカウンターでお酒を注文して、足湯上りに、畳の湯上りラウンジで一杯・・・なんて、お酒好きの方には至福の時間を味わえるのではないでしょうか。

地酒も様々な種類があり、飲み比べすることもできます。

普段飲めないような地酒を飲み比べできるのって、ちょっと贅沢じゃないですか?

気に入ったものを見つけたら、ついついたくさん飲んでしまいそうになります。

せっかく「とれいゆつばさ」に乗っているので、ぜひお気に入りの地酒を見つけてみてくださいね!

とれいゆつばさの現地発着プランなら、日帰りで足湯もお弁当も楽しめる!

とれいゆつばさ現地発着プラン

(※8)

 
※タップで拡大表示ができます。

「とれいゆつばさ」に乗車するには「びゅう」でツアー商品を買うことで、足湯やお弁当がセットになったものを購入できるとご紹介してきました。

ネットで「びゅう」のツアー一覧を見ると、どうしてもホテルとセットになってしまっているツアーがほとんど。

「とれいゆつばさ」の乗車時間は片道2時間弱なので、東京からでも日帰りできてしまう距離感なんですよね。

だからと言って、みどりの窓口で普通に新幹線の乗車券を買うとなると、足湯の予約もできないし、お弁当もついてきません。

日帰りしたい、足湯に絶対入りたい、お弁当も食べたい・・・そんな方に、びゅうの旅行商品である「とれいゆつばさ 現地発着プラン」をオススメします!

これは、福島駅から新庄駅の間のみの乗車券を買うことができ、かつ足湯予約券もつき、お弁当も頂けるというプランなんです!!

※「牛肉どまんなか弁当」は、かみのやま温泉駅以降も乗車する方のみの提供になります。

残念ながら、2018年8月現在で「びゅう公式サイト」からでは現地発着プランがなかったため、電話での予約をする流れになります。

東日本では「びゅうプラザ」という店舗で切符の受け取りができますが、それ以外にお住まいの方は郵送となっています。

JR東日本お問い合わせセンター(050-2016-1600)に電話をするか、近くのびゅうプラザの店舗を選んで、店舗に電話してみてくださいね!

「とれいゆつばさ」は日帰りできる?できない?

上記でも少し説明していますが、「とれいゆつばさ」で日帰りはできます

しかし、日帰りするためには、ある程度効率よく動くことも大切です。

1日1往復しかしていない新幹線なので、電車の時間には気をつけて行動しましょう!

周辺観光・グルメ情報とあわせてご紹介していきます!

「とれいゆつばさ」で効率よくまわるためには?

とれいゆつばさ 停車駅

(※1)

 
「とれいゆつばさ」は1日1往復という運行をしています。

とれいゆつばさ1号は、福島駅を10:02に発車し、とれいゆつばさ2号は、新庄駅を15:00に発車します。

日帰りで「とれいゆつばさ」で旅行するには、3パターンがあります。

① 10:02発「とれいゆつばさ1号」に乗る→周辺観光→15:00発「とれいゆつばさ2号」に乗って帰る
② 10:02発「とれいゆつばさ1号」に乗る→周辺観光→通常のJRで帰る
③ 観光をしながら、15:00までに新庄駅に行く→15:00発「とれいゆつばさ2号」で帰る

というパターンが考えられるので、自分の予定に合わせて好きな旅行の仕方を選んでくださいね。

福島駅周辺・新庄駅周辺観光をするならココ!おすすめ観光スポット5選!

「とれいゆつばさ」に乗ることがメインだとしても、せっかく東北まで来たんだから少しは観光も楽しみたいですよね!

今回は、「とれいゆつばさ1号・2号」の始発駅でもある、福島駅新庄駅の周辺観光地やグルメ情報をご紹介します!

【福島市】福島市といえば円盤餃子!

福島市は餃子の町だと知っていましたか?

餃子といえば宇都宮!浜松!という気もしますが、実は福島市の名物でもあったんです!

戦後、満州から帰ってきた人々が、生計をたてるために飲食店を経営したことが始まり。

試行錯誤して餃子を作り上げ、フライパン1枚で焼くことで丸い円盤型になった「円盤餃子」が名物となりました。

福島市の観光ナビサイトでは、餃子マップを公開しています。

餃子マップ

(※9)

 
マップまで作っているので、観光資源として力を入れていこうという心意気が伝わってきますね。

餃子マップはこちら

ただ、福島の餃子はお酒と一緒に食べるという習慣があるため、店舗によっては午後からの営業しかしていない場所もあります。

居酒屋スタイルになっているところも多いので、営業時間はあらかじめ調べておいたほうが良さそうです。

今回は、福島市で人気の円盤餃子店をいくつかご紹介していきます!

餃子 照井

開店前から行列ができる店舗でもある、「餃子 照井」

1953年に創業され、先代から受け継がれる味を守り続けているんです。

一皿に22個の餃子がお皿に敷き詰められていて、ボリュームも満点。

こちらは1,200円で頂くことができます。

ひとりで22個も食べられない!という方でも安心、ハーフサイズの11個でも販売があります。

「餃子 照井」では、福島県の地酒を注文することもできるので、ぜひ円盤餃子と一緒に頂いてみてくださいね!

また、餃子がなくなり次第終了としている店舗が多いので、絶対に食べたい!という方は早めに行くことをオススメします。

元祖円盤餃子 満腹

日本三大餃子にも選ばれた「元祖円盤餃子 満腹」

初代から受け継がれている教えを守り、皮を手練りしている餃子を食べられるのは福島市ではここだけ。

先ほど紹介した「照井」とは異なり、ハーフサイズでの注文をすることができないので、1皿30個の餃子を食べなくてはなりません!!

1皿30個からしか注文できないなんて、1人で行ったらきつい・・・と思う方も多いでしょう。

ですが、ペロリと食べてしまう方が多いんだとか。

ちなみに30個入りの円盤餃子は1,620円

また、テレビ番組でも紹介されたりしている有名店なので、味の美味しさは抜群ですよ!

こちらも「照井」同様、餃子がなくなり次第終了となっているので、早めに行くことをオススメします!

川鳥(かわとり)

満州の味を60年近く受け継いでいる「川鳥」の餃子。

1皿は20個入りで、1,000円という安さ。

ハーフサイズの10個入りでも注文することができるので、一人で来ても安心です。

また、「川鳥」で円盤餃子以外に食べてみて欲しいのが、「水餃子」

同じ皮を使っているのにも関わらず、こんなに違う食感を楽しめるのか!とぜひ体感して欲しいです!

円盤餃子ではパリッとした食感を味わうことができ、水餃子ではモチモチとした食感を楽しむことができますよ。

「川鳥」にお越しの際は、ぜひ「円盤餃子」と「水餃子」の食べ比べをしてみてくださいね!

【新庄市】東山公園(あじさいの杜)

新庄駅から徒歩20分、最寄の「飯坂温泉駅」から徒歩5分ほどの場所にある「東山公園(あじさいの杜)」

園内のあじさいは34種もあり、なんと45,000株も植えられているんです!!

あじさいが34種類あることにも驚きですが、45,000株も植えられた一面のあじさいは圧巻の景色。

水色やピンク色のあじさいをはじめ、白色のあじさいも見ることができますよ。

7月上旬に見頃を迎えるので、ぜひ見頃に合わせて足を運んでみてくださいね!

【新庄市】旧国鉄新庄駅機関庫

#旧国鉄新庄駅機関庫 #機関車 #機関車転車台 #国鉄 #JR

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「旧国鉄新庄駅機関庫」は、明治36年に開業した新庄駅と同時に施工しました。

それから現在まで、安全運転を行うために列車の整備を今でも「旧国鉄新庄駅機関庫」で行っているんです!

赤レンガ倉庫のような見た目で、壁面はオランダ積みの赤レンガで構成されていますよ。

とてもレトロな外観で可愛らしいですよね。

機関庫は新庄駅のほかにも「米沢駅」「山形駅」「舟形(ふながた)駅」に開業していました。

しかし、この3駅の機関庫はすでに解体されているので、開業当初の機関庫の姿を見ることができる新庄駅はとても貴重です。

新庄駅から徒歩約7分という場所にあるので、少し時間が余ってしまったという方は、ぜひ足を運んでみてくださいね!

とれいゆつばさの混雑はどのくらい?

「とれいゆつばさ」は満席の場合も多々あります。

始発の福島駅では空席が目立っても、山形駅で乗車する人が多く、気づいたときには満席になっていた!ということも頻繁に起こります。

また、足湯については当日券では入ることができない日もあるので、入れなかった場合は仕方ないと割り切りましょう。

また、「びゅう」で買うことのできる車両は14号車しかないため、競争率も上がるでしょう。

14号車は席数の数を数えると、最大42名まで収容することができますが、通常の新幹線では1車両で100名ほど収容できることを考えると、座席数はやはり少ないですね。

残りの11号車・12号車・13号車は、みどりの窓口などで、きっぷのみ(乗車券+指定席特急券)を購入の方が利用できる席と決まっています。

確実に足湯に入りたい、とりあえずは「とれいゆつばさ」の雰囲気だけ楽しめればいいなど、「とれいゆつばさ」に乗る明確な理由があれば、切符を予約する方法も変わってくるでしょう。

運行カレンダーを確認して、自分の旅行にあった計画をしてみてくださいね!

「とれいゆつばさ」の基本情報


 
・とれいゆつばさ

公式サイト

【問い合わせ先】
050-2016-1600
(JR東日本お問い合わせセンター)

【料金】

始発・新庄駅~終点・新庄駅まで乗車した場合
5,140円

※「びゅう」ツアー商品の場合や、乗る区間によって料金が異なりますので注意してください。

【運行日】
土日祝運行

詳しい運行日については、公式サイトの「運行日カレンダー」を確認してください。

その他のお店、観光地情報

・餃子 照井(本店)

公式サイト

【住所】
〒960-0201
福島県福島市飯坂町錦町1-21

【電話番号】
024-542-4447

【車でのアクセス】

福島駅→餃子 照井
万世大路/国道13号線 経由
約10.7km 約22分

【電車でのアクセス】

福島駅
↓ 福島交通 飯坂温泉行
  約23分 370円
飯坂温泉駅
↓ 徒歩5分
餃子 照井

【営業時間】
17:00~23:00
※餃子がなくなり次第終了

※福島駅近くにある東口店では、昼11:00~15:00(ラストオーダー14:15) の営業もしています。

【定休日】
毎週水曜日

【駐車場】
15台

・元祖円盤餃子 満腹

公式サイト

【住所】
〒960-8105
福島県福島市仲間町1−24

【電話番号】
024-521-3787

【車でのアクセス】

福島駅→元祖円盤餃子 満腹
万世大路/国道13号線 経由
約1.3km 約7分

【徒歩でのアクセス】

福島駅より徒歩約14分

【営業時間】
月・木・金 16:30-餃子がなくなり次第終了
土・日 11:40-餃子がなくなり次第終了

【定休日】
毎週火曜・水曜

【駐車場】
店内飲食2,000円以上で1時間分の共通駐車券を進呈

・川鳥

【住所】
〒960-8034
福島県福島市置賜町4−28

【電話番号】
024-522-4926

【アクセス】

福島駅→川鳥
徒歩約7分

【営業時間】
17:00~22:00

【定休日】
日曜・祝日

【駐車場】
なし
近隣にコインパーキングあり。

・東山公園(あじさいの杜)

公式サイト(新庄市公式サイト)

【住所】
〒996-0002
山形県新庄市金沢

【電話番号】
0233-22-2111
(商工観光課)

【車でのアクセス】

新庄駅→東山公園
県道313号線 経由
約1.7km 約11分

【徒歩でのアクセス】

新庄駅→東山公園
徒歩約24分

【営業時間】
出入り自由

【定休日】
年中無休

【料金】
無料

【駐車場】
約200台
近くの陸上競技場の駐車場を利用してください。

・旧国鉄新庄駅機関庫

公式サイト(山形県観光物産協会公式サイト)

【住所】
〒996-0024
山形県新庄市多門町1−2

【電話番号】
0233-22-5580

【アクセス】
新庄駅→旧国鉄新庄駅機関庫
徒歩約7分

【駐車場】
駅東口に1000台

日本初のリゾート新幹線「とれいゆつばさ」

車内には足湯があり、とても新幹線とは思えない内装に驚きを隠せません。

足湯予約券をゲットするには「びゅう」でのツアー予約が必須だったりと、少し難しいですが、のどかな景色を眺めながら、電車に揺られて足湯なんて贅沢の極みじゃないでしょうか。

15号車のバーカウンターでは、地酒を味わうこともできるので、お酒好きの方にも嬉しいですよね!

びゅうのツアー商品で「とれいゆつばさ」に乗車する方は、ぜひ「牛肉どまんなか弁当」も味わってみてくださいね!

画像参照元:
(※1)~(※5):JR東日本
(※6)~(※8):びゅうデジタルパンフレット
(※9):福島市観光ナビ
本ページは2018年8月31日時点での情報です。
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