目次
白神山地の場所はどこ?どんなところ?
今日の一枚。
男鹿市宮沢海岸から望む風車群と白神山地です。
以前から思っていたのですが、地図で見たらそうでもないのに実際に見ると"能代湾"と言うたくなるほど湾曲した海岸線に見える不思議。ズームだと尚更です。#秋田県 #宮沢海岸 #風車 #白神山地 #ファインダー越しの私の世界 pic.twitter.com/YM68GJotHD— つきのわ (@tsukinowakuma90) December 12, 2020
白神山地は、青森県南西部から秋田県北西部にまたがる約130,000haに及ぶ山岳地帯の総称です。
その中の中心部で、ブナの原生林が残されている約17,000haが、世界遺産に登録されています。
人の手を加えない原生的な森の中を、散策することができます。
白神山地の観光シーズンは?冬は散策できるの?
白神山地は、雪が多く、冬は周辺道路が通行止めになり、一部を除き、観光施設も全て閉鎖されます。
冬の白神山地もいけるだと思ってたら認識があまかった
— 野辺 (@PBL38g) February 26, 2017
そのため、冬の間は観光には向かず、ベストシーズンは6月~10月頃です。
理由は、6月はブナの新緑が美しく見られる時期で、10月はブナをはじめ、カエデ、ヤマモミジなどの紅葉が楽しめるからです。
白神山地の紅葉?人生最高の紅葉だった!✨
展望台から見える奥に拡がる世界遺産の核心地域は、針葉樹が全然ない人手の入ってない広大なブナ林の紅葉の山々、ほんとにすごかった! pic.twitter.com/vecG4p3tza— とももも?さいこやろう輸烏 (@itm_love_music) October 21, 2017
なお、白神山地は、人の手がほとんど加えられていないエリアが多いため、悪天候により、やむを得ず、入山禁止となる場合があります。
事前に、白神山地道路情報などで、確認しておくといいでしょう。
白神山地に行くまでの電車も素敵!特別列車のリゾートしらかみ
リゾートしらかみは、秋田と青森を結ぶローカル線で、外装・内装のデザイン性や、車窓から絶景が見られることにより、全国的に人気があります。
青色の青池編成、オレンジのくまげら編成、緑のぶな編成があり、展望室やボックス席の他、車内販売カウンターもあります。
リゾートしらかみ
JR東日本が五能線をメインに運用する臨時快速列車。2015年現在「青池」「くまげら」「橅」の3編成がある。車窓からは美しい日本海や白神山地を見ることができ、車内では津軽弁「語りべ」や三味線の演奏がされることもある。 pic.twitter.com/PoHEbKRGzJ— 鉄道旅図鑑 (@tetudou_bot) January 17, 2021
リゾートしらかみ・くまげら編成。 pic.twitter.com/OZhY8vezba
— ㈲マツダ治療院 (@qS5kGkir0PleYIC) April 23, 2018
リゾートしらかみ、
・リクライニングシートで快適、個室もある
・地域の特産品を売るカウンターがある(ブナ編成だけ)
・いかメンチやマグカツドッグ(マグロのカツ)などのB級グルメが車内で食べれる …
とかできるから楽しめる列車だと思う。 pic.twitter.com/my4IgKTJPE— ろくいち (@east_japan) April 8, 2018
リゾートしらかみ
?ブナ編成2号車の一部のボックス席はフルフラットに変形できる❗
素晴らしい(*^^*)普通席とイベントスペース pic.twitter.com/yPXmZcqi7L
— よっしぃ (@lottemarine26) December 28, 2017
また、車内のイベントスペースで、津軽三味線の生演奏や津軽弁の語りべの実演、津軽伝統の人形芝居が行われることも、リゾートしらかみの人気理由の1つです。
18きっぷ+指定席券(520円)で乗車できることに感動してたのに津軽三味線の生演奏が聴けるなんて知らなかった…!#リゾートしらかみ pic.twitter.com/KJqkZNuxw2
— eb@駅メモ (@babyraidsdr) April 9, 2018
リゾートしらかみ、車内イベント。津軽伝統 金多豆蔵人形芝居 pic.twitter.com/Wu2hzCGY1X
— シャンソン (@369369w) September 3, 2017
明るく、ゆったりとした車内が素敵ですよね!
白神山地に行く際には、リゾートしらかみに乗っていくことをオススメします。
白神山地をトレッキングするために、必要な持ち物や適した服装は?
白神山地に行くことにしたから、山の服買わなきゃ。
— はる⛩にん1/19参詣せり (@harning417) August 2, 2015
@yuri_ginoff 白神山地まじスニーカーか登山用の靴で行かないと厳しい土地
— 祥は5/3一般参加? (@sh_905) 2015年10月15日
ともあれ白神山地歩いてきた!雨が降ったり弱まったりだったけど、ブナの森だからカッパ着てれば全然おっけーだった。
— LUKA (@LUKA_PF) September 9, 2016
白神山地は、標高約100m~約1,200mの山々が連なる場所にあり、自然保護の目的で、あまり道の整備がされていないエリアも多いことから、トレッキングは大変です。
そのため、スニーカーやトレッキングシューズなど、歩きやすい靴は必須です。
本格的に山登りをしようとしている方はもちろん、軽い散策の場合でも、サンダルやヒールのある靴はやめた方が無難でしょう。
また、服装についても、山の変化しやすい気温に適応できるように、上着を1枚持っていくと便利です。
ちなみに、その他に、リュックサックやカッパもあると役立ちますよ!
どんなコースがある?おすすめ散策コース4選
白神山地には、登山用コース・散策コースの2種類があり、今回は、主な散策コースを詳しくご説明します。
①世界遺産の径 ブナ林散策道
ブナ林散策道(-ω- )≡( /-ω-)/ pic.twitter.com/A5d8OWHKAX
— melon@あばよ、相棒 (@melonmelodys) August 14, 2017
白神山地の入口、ブナ林散策道です。ブナの新緑が美しいです。 pic.twitter.com/q2dIRz7dpY
— まこと (@hasma_makoto) May 31, 2015
ブナ林散策道コースは、世界遺産地域内の、程よく整備された散策道を歩くコースです。
周回型になっていて、途中でショートカットする最短コース(通称:小回りコース)では約30分で回ることができるので、トレッキング初心者でも安心です。
大回りコースでは1周が約2kmあり、1時間~1時間半かけて、自然を体感することができます。
②十二湖散策コース
鏡みたい(十二湖の鶏頭場の池) pic.twitter.com/jprYhulWLe
— うちゅう? (@univmini) September 22, 2017
ブナ林を抜けた先には壷沸池があります。こちらの池も青池ほどではありませんが青色と透明度があって美しいです。水が注ぎ込んでいるのでせせらぎの音も聞けますよ?
ここは人が少ないのでオススメです。教えていただ板フォロワーさん、ありがとうございました!#なうさんぽ pic.twitter.com/Uzc0JEhoFc
— なう (@nausanpo) July 9, 2017
落口の池
景観もそうだがせせらぎの音に癒される pic.twitter.com/fDG2nwc49E— camino (@humming_camino) September 11, 2016
十二湖散策コースは、絶景スポットとしても話題の青池をはじめ、鶏頭場(けとば)の池、沸壷(わきつぼ)の池などを見ながら、1周約1時間20分をかけて散策するコースです。
十二湖という名前は、白神山地にある池の総称で、実際には33ある池を、崩山の中腹から眺めると、小さい池は森の中に隠れ、12の大きな池だけが見えたことから「十二湖」と呼ばれるようになりました。
中でも有名なのは、青いインクを垂らしたように見える「青池」、鶏の頭のような形をしていて、十二湖の中で1番大きな「鶏頭場の池」、水の透明度が高く美しい「沸壷の池」、紅葉の時期に特に人気のある「落口の池」です。
もちろん、それぞれの池に行く道中でも、ブナの木が点在しており、白神山地を思いっきり満喫することができます。
歩きつかれたら、十二湖庵で休憩がてら、お抹茶をいただくこともできますよ!
③ブナ遺伝資源保存林コース
マザーツリーの後は、滝を見て、赤石川を橋の上から眺めて、そして奥赤石ブナ遺伝資源保存林をトレッキングしました。
ブナ林の中を歩くのはとても気持ちが良く、ストレスも吹き飛びます? pic.twitter.com/B4RH1zex8I— さと (@10171968ns) September 3, 2017
保存林という名の通り、過去に伐採された形跡のない原生林が見られます。
ブナとカツラの巨木を見ることができ、その他にも珍しい植物もありますよ。
高低差もそこまで激しくなく、1周1時間強で回ることができます。
④白神の森遊山道コース(旧ミニ白神)
世界自然遺産にも登録されている白神山地。
豊かな自然に恵まれた
世界でも有数の原生林です。今回は 白神の森遊山道コースに行ってきました。
『くろもり間』で受付をして
(入山料1人500円)熊鈴をお借りして出発です( ´ ▽ ` )ノ
こちらで長靴も借りられますよ。 pic.twitter.com/WLmkiZ1EA4— ゆかり (@yukari_siesta) October 17, 2017
青森「ミニ白神山地」にて。聴診器が置かれていて木の音を聴くことができる。なぜかブナだけ音がする。ゴーッと。水を吸う音だろうか…ブナは大量の水をたくわえる木なので。
気分はナウシカ♪ pic.twitter.com/90LlHZiQaw— 阿南akaアンナ万里 (@Annan3) September 17, 2013
白神の森遊山道は、ガイドが常駐していたり、散策道内に東屋があったりと、白神山地の中でも、設備が整ったコースです。
大きく周回する約1時間~1時間半のコースと、小さく周回する約30分~1時間という2種類のコースがあり、途中に置かれている聴診器で、ブナの音を聞くなど、他のコースとは違った楽しみ方ができます。
ただし、一般・高校生:500円、小・中学生:400円の入山料が必要なので、ご注意ください。
ここまで散策コースをご紹介してきましたが、登山コースには、往復8時間以上かかるコースもあります。
体力に自信がある方や登山経験者、本格的な登山がしたいという方は、ぜひ体験してみてくださいね。
その他に、白神山地でおさえておきたい見どころ
津軽峠マザーツリー
青森・白神山地
マザーツリー#あぽろ写真展 pic.twitter.com/xK2CSnZMey— あぽろ@在宅 (@tep_apo) August 16, 2017
暗門の滝(あんもんのたき)
くろくまの滝
マザーツリーは樹齢400年の巨木で、大自然のパワーを感じることができます。
また、くろくまの滝は、落差85m、日本の滝百選に選ばれており、荘厳な雰囲気を感じられます。
2つに比べて、行くのが困難な暗門の滝は、第1~3の滝まで存在し、全て回ると、達成感がありますよ。
白神山地は絶滅危惧種をはじめとする、貴重で珍しい動植物を見ることができる
白神山地のシンボルとも言えるクマゲラは、大型のキツツキ科の鳥で、天然記念物に指定されています。
今日の世界遺産
白神山地(青森 秋田)
ブナの原生林が広がる
クマゲラやニホンカモシカなどの貴重な生態系が生息 pic.twitter.com/kjkP6ncF4i
— さよなら (@Shinshin100605) September 12, 2016
シラガミクワガタ・アオモリマンテマという、限られた地域にしか生えない植物もあります。
白神山地でシラガミクワガタを発見
— おす氏 (@Osushi805) April 6, 2017
世界遺産 白神山地
絶滅危惧種で固有種
アオモリマンテマ pic.twitter.com/DVnhNIVTK7— MK (@odorokumasa) February 6, 2018
その他に、ニホンザルの群れや、街中では見ることができない野鳥など、たくさんの自然と触れ合うことができます。
https://twitter.com/smd96222/status/777732338146955266
初見だった #アカショウビン ちゃん♪
一応出しておきますが、あり得ないほどの粗画質~(>_<)
まあ見れて嬉しかったので証拠写真ってことでw(^^;)#鳥 #野鳥 #bird #白神山地 pic.twitter.com/bFhl2Dpy4e— nyago (@nyago_2016) July 21, 2017
鳥の鳴き声が聞こえてきます?#白神山地 #十二湖 pic.twitter.com/zLZkFY1wkP
— 見嶋戸隠 (@grateful_dead14) May 19, 2015
白神山地ビジターセンターは、ブナや生態系について学ぶことができる施設
白神山地ビジターセンター
ここで白神山地のことが分かります pic.twitter.com/PI3ANSe6WH
— 春日 丈実 (@kasugatakemi) July 1, 2017
白神山地ビジターセンター
貸切だったので ゆっくり1時間見てみた pic.twitter.com/S8z9H9uA3J— anji (@anji_show) March 18, 2016
白神山地。白神山地ビジターセンターは超おすすめスポット。白神山地について学ぶ施設。これは光を当てて、山に住む生き物を知るの。とても工夫がされています。で、とっても空いてます(笑) pic.twitter.com/scZmh5z4vb
— 森田かずよ/Kazuyo Morita ?? (@katsuomaru) May 2, 2015
白神山地ビジターセンターは、ブナや様々な動植物についての写真や展示、本、映像などがあり、大人も子どもも白神山地のことを楽しみながら学べる施設です。
JR弘前駅から車で約40分程、県道28号線沿いにあり、津軽方面から白神山地へ向かう場合、必ず通るルートですので、特に、初めて観光する方は、事前に立ち寄って、白神山地やブナのことを勉強してから行くといいでしょう。
バスで行く場合は、JR弘前駅から弘南バスに乗り、田代(西目屋村役場前)バス停で降りると、徒歩すぐです。
白神山地の基本情報
記事内で紹介している施設の情報
・白神山地ビジターセンター
〒036-1411
青森県中津軽郡西目屋村大字田代字神田61-1
0172-85-2810
JR弘前駅より弘南バス約55分または車で約40分
8:30~17:00(4月1日~10月31日)
9:00~16:30(11月1日~3月31日)
【4月~12月】第2月曜日(祝日の場合は翌日)※8月は第4月曜日
【1月~3月】毎週月曜日と木曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始:12月29日~1月3日
無料(大型映像観覧:大人200円、小人100円)
60台(無料)
ちなみに、十二湖駅産直コーナーでは、フォトジェニックな青池ソフトが食べられます。
青池ソフトだってぇ???
ラムネっぽい味で食べやすい甘さで
美味しかったぁ♪♬*゜ pic.twitter.com/uMfJewc6Km— あむら (@amura8296) October 14, 2017
多い時だと1日に300個も売れるほど、人気のソフトクリームなんですよ!
白神山地に行ったら、ぜひ食べてみてくださいね。