ニンテンドーラボは最初に公開された動画では、遊んでいる映像が中心となっていて、文字や言葉による内容の説明はほとんどありませんでした。
しかし、ニンテンドーラボ第一弾バラエティキットと第二弾ロボットキットの予約開始となった2018年2月15日に、新しいNintendo Laboの紹介動画が公開されて、それぞれのキットの詳しい遊び方が発表されました!
今回はバラエティキットの紹介動画で発表された、5つのToy-Con(トイコン)についての情報をまとめてご紹介します。
目次
バラエティキットの詳細が分かる紹介動画が公開!
これまで「リモコンカー」「つり」「おうち」「バイク」「ピアノ」というトイコンの名前しか発表されていなかったバラエティキットが、ついに紹介動画で詳しいゲームの内容まで発表されました!
こんな風に遊ぶのかな?と予想されていた内容はもちろん、こんな遊び方もできるのか!という新しい情報もたくさん公開されています。
まずは公開された動画をご覧ください。
自動走行や暗闇探索もできるリモコンカートイコン
リモコンカーは、コの字型のダンボールにジョイコンを取り付けて、ニンテンドースイッチ本体の画面で操作をして、動かすトイコンです。
コの字型のトイコンは、少しだけ斜めになっている切れ込みが入っており、その切れ込みにジョイコンを差し込んで振動する事で、前へと進む仕組みになっています。
ニンテンドースイッチ本体の画面の中央下にあるボタンを押すと、機械の内側のような画面に切り替わり、複雑な操作ができるようになります。
この画面では中央の四角い画面で、リモコンカーに取り付けているジョイコンのIRカメラの景色を見る事ができます。
画面右下のスイッチは自動走行切り替えボタンで、IRカメラの機能を使ってリモコンカーを自動で動かす事も可能です。
IRカメラはマーカーを認識できるため、マーカーがある方向に向かって、2つのジョイコンが振動して自動で進んでいきます。
また、IRカメラは真っ暗な場所でも物体がどこにあるのかを認識できます。
一つのバラエティキットにリモコンカーは2組入っているので、ジョイコンが2セットあれば、リモコンカー同士で対戦する事も可能です。
大物を釣り上げるつりトイコン!オリジナルの魚の作成も可能
つりトイコンは「釣竿」と「海」の2つで1セットとなっています。
このトイコンは複雑なつくりになっていて、バラエティキットに入っている他のトイコンに比べて組み立てが難しくなっているので、できるだけ最後に組み立てる事をおすすめします。
遊び方はシンプルで、釣竿のリールを使って、釣り針を下ろして、魚が食いついたらリールを巻いて釣り上げるだけです。
釣竿から出ている釣り糸を左右に揺らすと、画面内の釣り糸も揺れるようになっているので、魚の動きに合わせて操作ができるようになっています。
深海や浅瀬など、海にはさまざまな種類があり、場所によって釣れる魚の種類も変わります。
魚を釣り上げている途中に、別の魚が食いついてくる事もあるので、小魚を食べる魚を釣る泳がせ釣りのような釣り方もできるようです。
どんな場所にどんな魚がいるのかが自然に覚えられそうですね。
釣った魚は自分のアクアリウムでコレクションできるので、好きな魚を集めて楽しむ事もできます。
また、魚の形や色を選んで、オリジナルの魚を作る事も可能です。
好きな形に切った紙を、ピアノトイコンで読み取り、鍵盤を使って色や模様を選ぶと自分だけのオリジナルな魚が、画面の中ですいすいと動き出します。
ブロックを使って謎の生き物にいたずらできるおうちトイコン
三角屋根のおうちトイコンの中には、白くて丸い不思議な生き物が住んでいます。
おもちゃ箱の中のような小さなこのおうちは、傾けたり揺らしたりすると部屋の中の生き物も動きます。
おうちトイコンの特徴は、3つの差込口に4種類のブロックを入れると、おうちの中が変化する事です。
例えば、横の窓に「ぷすぷすブロック」を入れてブロックを押せば、おうちの中に出現したスイッチが切り替わって、おうちの中の明るさが変わります。
「ねじねじブロック」を横の窓に入れて回すと、蛇口が出現して、おうちの中を水浸しにする事もできます。
同じブロックでも、差し込む窓の位置によってはおうちの中の反応が変わるので、色々と試しながら遊べます。
また、複数のブロックを組み合わせる事で、別の部屋へ移動できます。
差し込む窓の場所や、ブロックの種類によって、移動する部屋が違っていて、謎の生き物と一緒にたくさんのミニゲームを楽しむ事ができます。
自作のスタジアムやサーキットを駆け抜けられるバイクトイコン
バイクトイコンは、ハンドルを握ってアクセルをひねれば、スイッチの画面の中で臨場感のあるバイクのレースが楽しめます。
ハンドルを握ったまま体を傾ければ、バイクも傾いて、そのままコーナリングができます。
マリオカート8でJoy-Conハンドルを使った事がある人であれば、車のハンドルがバイクのハンドルになったと考えればイメージしやすいかも知れません。
ドリフトやウィリーなどもでき、かっこいい走り方でバイクを動かせます。
複数のライバルと一位を競うグランプリモードもあり、レーシングゲームとしてやりごたえのある内容となっています。
そしてバイクトイコンの大きな特徴は、IRスキャナーとミニバイクトイコンを使って、感覚でレース会場を作れちゃうという点です。
例えばIRスキャナーをかざして、読み込んだモノの形が、スタジアムの地面として立体的に変化します。
ミニバイクトイコンは、空中に走らせたい道を描くと、描いたどおりにサーキットの道を作ることができます。
作ったサーキットは、後から道の幅や傾き、天気などの細かいカスタマイズもできます。
どうやったら面白いサーキットができるのか、試行錯誤する事も楽しみ方の一つになるかと思います。
豊富な作曲機能がそろっているピアノトイコン
不思議な仕組みで大注目を集めたピアノでは、鍵盤を叩いて演奏する以外にも音色を変えたり、音色を作ったり、作曲したりと、様々な事ができる事が分かりました。
ピアノトイコンは鍵盤を叩きながら本体を揺らす事で、音が「みょんみょん」と揺れているような変化をします。
また、3種類のツマミを差し込む事で、「ねこ」や「コーラス」、「おっさん」と音色が変わります。
アコースティックモードでは、空き箱にジョイコンを置くと、スピーカーのように空き箱から音が出てくるようになります。
そして、ピアノトイコンの一番の特徴が、色々な事ができる録音スタジオです。
エンベロープやリバーブといった効果をつけたり、自分で音色を作ったりと、ゲームソフトとは思えないほど、たくさんの演奏作業ができます。
リズムカードに穴を開けてリズムを作って、IRカメラでカードを読み込むと、作ったリズム通りに再生されます。
リズムカードを使って自分で作った曲は、指揮棒を振るスピードに合わせて演奏する事もできます。
子どもと相談しながら、音やリズムの入力は保護者が担当して、作った曲は子どもが指揮棒を振って演奏するのも楽しそうですね。
バラエティキットは色々なトイコンが入っているのが大きな魅力
ついにバラエティキットの詳細が発表されましたが、一つ一つのトイコンで遊べる内容が豊富で遊び応えがありそうですね。
色々な種類のトイコンが入っているため、幅広い年齢に対応しているので、兄弟がいる場合、上の子も下の子も楽しく遊べるかと思います。
また、ニンテンドーラボ全体の紹介動画の中で紹介されている「Toy-Conガレージ」という、自分で遊び方を発明できる機能は、バラエティキットにも入っています。
子どもには色々な事に触れて考えながら遊んで欲しいという場合は、色んな種類のトイコンに触れるバラエティキットの方がいいのかも知れませんね。
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参考元:Nintendo Labo、リモコンカー紹介ページ、つり紹介ページ、おうち紹介ページ、バイク紹介ページ、ピアノ紹介ページ