布マスクは洗い方が重要!
新型コロナウィルスの蔓延に伴い、マスクの在庫不足が深刻化していますよね。
そんな問題を解消すべく、洗って使える布マスクを手作りしているという方も、増えているようです。
2020年4月1日には、政府の対策本部では、全国のすべての世帯を対象に1住所当たり2枚の布マスクを配布する方針が明らかになりました。
しかし、布マスクは正しいやり方で、しっかりと除菌する必要があります。
ただ、「どう洗うのが正解なのか、わからない」という方も多いはず。
今回は、布マスクの洗い方をご紹介します。
詳しい情報は、下の項目で、ご確認くださいね。
目次
布マスクの洗い方は厚生労働省・経済産業省が解説している
実は、布マスクの洗い方は、厚生労働省と経済産業省が、YouTubeにて解説しています。
動画で公開されている布マスクの洗い方はこちら。
・用意するもの
- 衣料用洗剤
- 塩素系漂白剤
- 清潔なタオル
- 大きめの桶
- 台所用手袋
- 洗濯バサミ
※その他に、洗剤をかき混ぜるために、使い捨ての小さいスプーンがあると便利。
- 桶に衣料用洗剤を入れる。※水2Lに対して0.7gくらい(小さいスプーンで1/2程度の量)が目安。
- 洗剤を入れたら、スプーンで水に溶かしていく。
- 桶の中にマスクを入れて10分待つ。
- 10分経ったら、軽く押し洗いをする。繊維を傷める可能性があるので、もみ洗いをしないこと。
- 洗い終わったら、飛び散らないようにゆっくり、桶の中の水を流す。
- 桶に水道水をためて、マスクの洗剤をすすぐ。
- 十分すすげたら、両手でギュッと挟むようにして、水気を切る。
汚れが気になる方は、塩素系の漂白剤を使ってください。
ただし、変色する可能性があるので、色物・柄物は注意が必要です。
- 台所用手袋をはめる。
- 桶に塩素系漂白剤を入れる。水1Lに対して15mlくらいが目安。
- 桶の中にマスクを入れて10分ひたす。
- 10分経ったら、飛び散らないようにゆっくり、桶の中の水を流す。
- 桶に水道水をためて、マスクの漂白剤をすすぐ。
- 漂白剤がしっかり落ちるように、もう1回水道水をためて、マスクをすすぐ。
- 洗い終わったら、タオルに挟んでたたいて水気を取る。
乾かし方は、乾燥機を使わずに、陰干しで自然に乾燥させることが推奨されています。
形を整えた後、洗濯ばさみで挟んで乾かしてください。
ちなみに、マスクは洗濯によって縮むことがありますが、品質に影響はないということです。
布マスク洗い方:ハイターはどんなものを選べばいい?
汚れた布マスクを洗うのに必要な塩素系漂白剤。
ハイターと言った方が馴染みがあるかもしれませんが、その種類は多く、どんなものを使えばいいか、迷いますよね。
ハイター(塩素系漂白剤)には、「キッチン用」と「衣料用」が存在しますが、マスクを洗濯するには、塩素系の衣料用漂白剤を選んでください。
下記の、花王「ハイター」がおすすめです。
布マスクを洗う頻度は?
厚生労働省と経済産業省は、布製マスクを使うには、1日1回洗うことを勧めています。
口元に触れるものなので、布マスクを洗う頻度を守って、清潔に保ちたいものです。
ただし、汚れたら、その都度洗うようにしてくださいね。
ちなみに、洗濯する際は、複数のマスクを一緒に洗わずに、必ず、1枚ずつ手洗いするようにしてください。
布マスクの洗濯は洗濯機ではなく手洗いがおすすめ
布マスクは、毎日洗う必要があるので、少し面倒ですよね。
そのため、洗濯機でそのまま洗っているという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、布マスクを洗うには、衣類と一緒に洗濯機に入れるのではく、1枚1枚手洗いすることをおすすめします。
そうすることによって、生地の劣化や型崩れなどを防ぎ、より長く使うことができますよ!
布マスクの洗い方を動画でおさらい
先ほどご紹介した布マスクの洗い方に関する動画はこちら。
とてもわかりやすいので、ぜひ一度ご覧ください。
布マスクの作り方を知りたい方はこちら
使い捨てのマスクが手に入らないことから、洗って使う布マスクの需要は高まっていますよね。
GOTTAでは、布マスクの作り方の記事をご紹介しています。
こちらも、ぜひ参考にしてくださいね。
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