アルコール77を菊水酒造が製造販売
新型コロナウィルスの感染拡大の影響により手指消毒用のアルコールが手に入りにくくなっている中、近ごろ、消毒液の代用品として、高濃度のお酒の需要が高まっています。
そんな中、4月10日(金)、高知県の酒造メーカーである菊水酒造より、高濃度のスピリッツ「アルコール77」が発売。
こちらの商品は、あくまでもお酒の一種ではありますが、消毒用として役立つと期待されています。
アルコール77の詳しい情報は下の項目でまとめていますので、ご確認ください。
アルコール77は消毒に使える?
アルコール77は、名前の通り、アルコール度数77度。
これは、あくまでも飲料用で、消毒や除菌を目的に製造されたものではありませんが、厚生労働省の公式サイトには、新型コロナウィルスは「アルコール消毒(70%)などで感染力を失うことが知られている」と明記されていることから、アルコール77が消毒用としても有効であることがわかります。
このことから、飲むのではなく消毒用アルコールの代替として利用できると期待されているというわけです。
アルコール77をスプレーボトルに入れるには?
もし、消毒用として使うのであれば、スプレーボトルに入れておくと、便利ですよね。
ただし、高濃度のアルコールを入れるには、適した材質で作られた容器を選ぶ必要があります。
アルコール77 これは嬉しいなぁ
ただ、移し替えするときに100均で売ってるスプレーボトルのほとんどがPETだから(破損や溶解の危険がある)
アルコール対応(PP)か確認する、もしくはガラスのアトマイザーを選んだ方がいいねhttps://t.co/HToG4GvWnp— 葵 時緒 (@aoitokio) April 5, 2020
・菊水酒造のアルコール77を買う
・エタノール対応できるPPまたはPE素材のボトル容器を買う(出来ればスプレーボトルが良いけど多分100均では入手困難)とりまこれで個人使用レベルの手指消毒問題は解消される見込みが立ったね
— ぬいちょす (@1104Natsuki) April 5, 2020
一般的に、100均などで売られているスプレーボトルの多くは、PET素材ですが、これはアルコールを入れるのに適しておらず、溶けたり、ひび割れたりする恐れがあります。
PPやPEと書かれた容器、もしくはガラス容器を選ぶようにしてください。
アルコール77の値段は?
アルコール77の希望小売価格は、500mlで1,200円(税別)です。
あくまでもお酒のため、この価格には、酒税:385円/本が含まれています。
もちろん、本来の用途通り、おいしく召し上がることもできますよ。
味はレモン風味で、クセのないすっきりとした味わい。
飲む場合には、アルコール度数が高いので、お好みの割り材で割ってくださいね。
アルコール77は通販で購入できる?
アルコール77は、4月10日(金)より販売と発表されており、菊水酒造の公式サイト上では、「9日夜に販売サイトを掲載いたします」と告知しています。
現在までに、たくさんの家庭はもちろん、病院等医療関係からの問い合わせがあり、対応に追われているということです。
通販など、購入を考えている方は、公式サイトでご確認くださいね。