鳥羽水族館でラッコやジュゴンに会おう!便利な行き方とおすすめ情報まとめ

鳥羽水族館 旅行

鳥羽水族館は飼育種類数日本一!約1200種の生き物が生活

鳥羽水族館は、1955年(昭和30年)5月15日に開館した、三重県鳥羽市の海沿いに位置する飼育種類数日本一の水族館です。

イルカ・アシカ・ラッコなどの海獣類、ジュゴンやアフリカマナティーなど、珍しい生物がいることもあり、延べ入館者数が6,000万人を突破しています。

アシカやセイウチのショーも毎日行われていたり、生き物の展示方法に工夫がされているので、1日中いても飽きません!

鳥羽水族館といえば、2016年には、謎の深海生物「ダイオウグソクムシ」が国内の水族館で初めて脱皮したとして、話題にもなりました。

館内は12のゾーンに分けられていて、観覧順序なしの自由通路なので、気軽に見て回れますよ。

鳥羽水族館へのアクセスについて

鳥羽駅からは徒歩約10分!新幹線&近鉄特急利用が便利

鳥羽水族館の公式サイトには、最寄り駅が鳥羽駅と記載されていますが、鳥羽駅で降りると、10分程歩くことになります。

10分なんて大したことない!と思われるかもしれませんが、真夏の炎天下や真冬の極寒の中では、とても長く感じます。

途中で海の見える散歩道もありますので、気候のいい時期なら、海を見ながらのんびりと歩いて向かうというのもいいかもしれませんが、暑い時期・寒い時期には、鳥羽駅で降りるのはおすすめできません。

鳥羽駅で乗り換えて中之郷駅で降りるともっと近い!

おすすめは、鳥羽駅の隣、近鉄「中之郷駅」で降りることです。

この駅で降りれば、ほとんど歩くことなく、鳥羽水族館が目の前に見えます。

JRで鳥羽駅まで行った場合、近鉄に乗り換えなければならない点や、普通電車しか停まらないため本数が少ない点がネックですが、電車を降りてすぐ入場できるので便利ですよ!

駐車場は500台!渋滞や混雑に注意

鳥羽水族館の駐車場は、1日800円のA・B、500円のCを合わせて500台停められますが、土日や大型連休になると、大変混み合います。

特に、水族館に近いA・Bの駐車場は、午前中の時点で、満車になることもしばしば・・・。

待ち時間なしで、確実に停めるなら、朝イチが狙い目です。

その他に、鳥羽駅の周辺やフェリー乗り場にも駐車場がありますが、それぞれ料金が異なりますので、ご注意ください。

鳥羽水族館周辺の駐車場一覧
  • 伊勢湾フェリーのりば「鳥羽フェリーターミナル駐車場」 800円/1日
  • 鳥羽駅西駐車場 100円/30分 最大:500円(平日)、600円(土日)、2,000円(特定日)
  • 佐田浜駐車場(第1~3) 1時間無料、1時間超~2時間以内500円、2時間超~5時間以内+250円/1時間、5時間超+150円/1時間
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    ※佐田浜駐車場は、鳥羽1番街で買い物・食事をすると、料金に応じて、駐車場のサービス券がもらえます。

    詳しくは、鳥羽1番街駐車場案内をご覧ください。

    鳥羽水族館のいろいろな生き物たち

    鳥羽水族館は、飼育種類数日本一と言うだけあって、とてもたくさんの生き物が展示されています。

    バラエティ豊かな魚類はもちろん、水族館では珍しい、スナドリネコ・アフリカマナティなども見られるんです!

    2013年(平成25年)4月現在、哺乳類16種、魚類605種、は虫類45種、両生類37種、鳥類11種、無脊椎動物474種など約1200種を飼育しているので、他では見ることのできない貴重な生き物にも出会えます。

    鳥羽水族館のアシカショーは一味違う!

    パフォーマンススタジアムでは、毎日アシカショーが行われています。

    2頭のアシカがポーズをとったり、ダンスをしたりするだけでなく、ボールや輪投げをキャッチしたり、プール内でパフォーマンスもします。

    迫力満点で、子どもはもちろん、大人でも何回見ても感動できるステージですよ。

    笑顔で人懐っこいスナメリ!ココロちゃんにも会えるかも

    小さいお子さんに人気が高いのが、このスナメリ。

    特に、2017年5月25日に生まれた「ココロ」は、とても人懐っこくて、ガラス越しにぐんぐん近づいてきます。

    笑っているような口元なので、愛嬌たっぷりですよね!

    現在、鳥羽水族館ではオス1頭、メス5頭の、合計6頭のスナメリを見ることができます。

    ジュゴンに会えるのも鳥羽水族館!日本で唯一飼育&展示

    ジュゴンは、人魚伝説のモデルになったとも言われ、日本で飼育しているのは、唯一、鳥羽水族館だけなので、絶対に見ておきたいですよね!

    現在は、入館30年以上経つ、メスの「セレナ」1頭ですが、圧倒的な存在感があり、鳥羽水族館の人気者です。

    ジュゴンの水槽の前には、常に人がいるので、入館したらまず見ておくのがポイントですよ。

    運がよければ食事タイムを見られることがありますが、その姿がとても可愛いんです。

    ラッコはひたすら可愛い…愛くるしい様子は要チェック!

    ラッコは、石で貝を割ったり、仰向けで水にぷかぷか浮かぶ様子が愛くるしいですよね。

    鳥羽水族館には、オスのロイズとメスのメイの2匹が飼育されています。

    極寒の中、体の保温をするためにたくわえられた、ふさふさの毛が魅力的です。

    鳥羽水族館「うら側探検隊」で、裏側に潜入しよう!

    鳥羽水族館では、土日限定・事前予約制で、水族館のバックヤードに入れる「うら側探検隊」というツアーを行っています。

    どのように餌をあげているか、どんな装置が整備されているのかなど、スタッフの解説を聞きながら、いつもは横から眺めている大きな水槽を、上から覗くことができるんです。

    それだけでなく、えさの準備をする調餌室(ちょうじしつ)や、餌を保管する冷蔵庫・冷凍庫にも入れます。

    餌の独特なにおい、冷凍庫のマイナス25℃の世界など、視覚だけでなく、いろいろな角度から、いつも、とは違った水族館を楽しむことができますよ!

    参加費は1人200円で、3ヶ月前から電話で予約ができます。

    詳しくは、鳥羽水族館「うら側探検隊」のページをご覧ください。

    鳥羽水族館でのランチ&グルメ情報

    海を眺めながらの伊勢うどんも最高

    鳥羽水族館には、「花さんご」と「ベイサイド」2ヶ所のレストランがあります。

    花さんごでは、伊勢名物のてこね寿司や伊勢鶏の唐揚げといった、地元の食材を活かした料理が食べられ、ベイサイドでは、伊勢うどんや伊勢うどんソフトを、鳥羽湾を見ながら楽しめるんです。

    朝から入って、館内でお昼を済ませたい!という方は、こういったお店が便利ですね。

    鳥羽水族館のお土産は?海や川の生き物モチーフが満載!

    飼育員さんスナック…!?

    鳥羽水族館には、何を買おうか迷うくらいたくさんのお土産が売っています。

    ここでしか買えないお菓子やぬいぐるみ、文房具なども豊富で必見です。

    魚のハガキや、せいうち饅頭、飼育員さんスナックなど、攻めたオリジナルグッズもありますよ!

    鳥羽水族館の滞在時間はどれくらい?

    鳥羽水族館は、館内が広く、飼育数も多いので、見学所要時間は、軽く見て回るだけでも3時間くらいはみておくといいでしょう。

    気づいたら1日中いた!という人も少なくない程です。

    ただ、もしも時間に限りがある場合にも、生息する環境を再現したエリア別に分けて展示されていて、順路はないので、興味のある部分だけ見るということができますよ。

    鳥羽駅から直結徒歩2分!鳥羽1番街ならお土産もグルメも楽しめる

    ではここからは、鳥羽水族館の周辺施設をご紹介していきます。

    まず、三重で愛されている食べ物や、伊勢志摩名産の真珠などのお土産を買うことができる鳥羽1番街。

    中でも、地元の食材を使ったご当地ジェラートが食べられる「ミネルヴァ」というお店がおすすめです。

    真珠の粉を使用した「パールラッテ」というジェラートが珍しいので、ぜひ食べてみてください。

    真珠粉には、真珠タンパク質(コンキオリン)が含まれているので、美肌効果があるそうです。

    味は、濃厚なミルク味で、とてもおいしいですよ。

    他にも、「岩戸の塩」「マイヤーレモン」「伊勢茶」など、この地方特有の味のジェラートが楽しめます。

    三重県限定、伊勢志摩限定、季節限定が多くて、どれにしようか迷ってしまいますよ。

    鳥羽水族館に行ったら、鳥羽マルシェにも寄ってみよう!

    鳥羽駅から徒歩約2分の場所にある鳥羽マルシェ。

    ここは、全国で初めてJA(農協)とJF(漁協)がタッグを組んだ施設です。

    そのため、中には、野菜・果物、鮮魚と、JA・JFどちらも直売コーナーを持っているんです。

    鳥羽マルシェで1番人気なのは、海を見ながらランチができる、地産ビュッフェレストラン!

    野菜や魚を中心に、健康的でおいしい料理が揃っています。

    お値打ち料金で、捌きたての新鮮なお造りを食べられるのも、人気の理由の1つです。

    さらに、テイクアウトコーナーでは、サメ春巻きやソフトクリームも食べられます。

    サメ肉なんて食べたことない!という方も多そうですが、鳥羽水族館の飼育員の方によると、サメ肉は、魚肉ソーセージの原料としても使われているそうで、実は意外に食べたことがある人は多いんですよ!

    また、外には、鳥羽足湯処「とまり湯」もあります。


    鳥羽は、意外にも、鳥羽市温泉振興会があるほど、温泉が多い街なんですよ!

    他にも、マグロの解体ショーや野菜の詰め放題などのイベント、ビアテラス(ビアガーデン)もやっています。

    開催日時や詳しい内容は、鳥羽マルシェ公式サイトをご覧ください。

    鳥羽水族館の周辺でランチをするなら、漣(さざなみ)がおすすめ

    鳥羽水族館から徒歩約5分の場所にある漣は、大きなエビフライが食べられる、行列必至の大人気店です。

    漣のエビフライの特徴は、エビをアジフライのように、開いてあることです。

    しかも、大海老フライは、身が分厚く、手のひらほどの大きさがあるので、とても食べ応えがあります。

    大きいですが、衣がサクサクで軽く、タルタルソースのおかわりもできるので、女性でもぱくぱく食べられますよ!

    ただし、漣は開店前から行列ができるので、早めに行って名前を書いておくか、予め予約をしておくことをおすすめします。

    予約席は、お座敷のみで、2名様:540円、3名様以上:1名様につき216円が、別途かかります。

    海老フライ以外にも、アワビや牡蠣などのメニューがあり、新鮮な海の幸が味わえます。

    詳しくは、漣鳥羽店の公式サイトをご確認ください。

    鳥羽水族館の基本情報

    鳥羽水族館

  • 住所
  • 〒517-8517
    三重県鳥羽市鳥羽3丁目3−3−6

  • 電話番号
  • 0599-25-2555

  • 電車でのアクセス方法
  • JR・近鉄「鳥羽駅」から徒歩約10分
    ※「中之郷駅」からは徒歩約3分(鳥羽駅で近鉄志摩線に乗り換え)

    東京→名古屋
    (新幹線のぞみ号で約1時間40分)
    名古屋→鳥羽
    (近鉄特急で約1時間35分 or JR快速みえ号で約1時間40分)

    大阪難波→鳥羽
    (近鉄特急で約2時間)

  • 自家用車でのアクセス方法
  • 伊勢ICから約15分
    名古屋から約2時間30分
    大阪から約3時間

    駐車場は500台分あり、乗用車の場合1日1回800円(鳥羽駅近くは500円)です。

  • 営業時間
  • 年中無休
    9:00~17:00
    (7月20日~8月31日は8:30~17:30)
    ※最終入館は、閉館時間の1時間前まで

    5月や10月(特に木、金曜日)は、学生の団体で混み合うことがあるそうです。

  • 料金(入場料)
  • 【個人】
    大人…2,500円
    小人(小・中学生)…1,250円
    幼児(3歳以上)…630円

    その他に、年間パスポートや近鉄電車乗車券とセットになった割引きっぷなどもあります。
    詳しくは、鳥羽水族館公式サイトでご確認ください。

    三重県鳥羽市にある「鳥羽水族館」では、イルカや魚をはじめ、日本で唯一見られるジュゴン、カピバラ、スナドリネコ、古代魚、へんな生き物など、本当に様々な生き物に出会うことができます。

    「アシカショー」や「ペンギン散歩」、「セイウチパフォーマンス笑(ショー)」といった、動物たちの新たな一面が見られる面白いショーも必見ですよ!

    周りにはたくさんのホテルがありますので、泊まりで行って、周辺エリアとあわせて観光するのもいいですね。

    広大な海のそば、1日たっぷりと楽しめる鳥羽水族館にぜひ出かけてみてください。

    画像出典元:鳥羽水族館

    本ページの内容は、2018年7月27日時点での情報です。
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