ニンテンドーラボの自作Toy-Conまとめ!ノードの設定を公開している作品も続々登場

ニンテンドースイッチ

ニンテンドーラボで自作ゲームを作った人が作品を続々公開!

ニンテンドーラボが4月20日に発売されてから、2週間ほど経ち、色々な人がToy-Conガレージで作ったゲームをSNSで公開しています。

今回は、SNSで公開されているニンテンドーラボの作品の一部をご紹介します!

目次

Toy-Conガレージで作られた色んな人の発明をまとめました!

任天堂のあのゲームを再現!

コインブロック


マリオのゲームでおなじみの、「コイーン」と鳴るブロックです。
素早く何度も叩いた後、最後に1up音も鳴っています。

8ビートを自動再生しながらボタン入力でマリオのBGMを演奏


ジョイコンを使ってマリオのBGMを演奏しています。
自動で8ビートを再生させて、ジョイコンのボタンを押してメロディを自分で演奏しています。
ノードの設定もお見事ですが、8ビートのリズムに合わせて演奏する技術も凄いですね。
動画の最後、音が小さくなっていくところで、ジョイコンを垂直に立てるような形に傾けているので、ジョイコンの傾きで音の大小が調整できそうです。

ポケモンセンター


自作のダンボールを使って、ポケモンを預けて元気にするポケモンセンターが見事に再現されています。
横のスイッチを押すと、ポケモンセンターのBGMが流れ、台にポケモンボールを置くと効果音が鳴って、ボールを台に置いた状態で横のボタンを押すと回復するときのBGMが流れます。
おそらくIRカメラを使っているかと思いますが、どんな仕組みになっているのか、台の中身が気になるToy-Conですね。

ジョイコンを振ってポケモンをゲット!


最初にIRカメラのついたジョイコンでポケモンを見つけて、もう一つのジョイコンを連打してポケモンを捕まえるToy-Conです。
ポケモンを捕まえる時、ジョイコンを振った時に音を鳴らす事で「ボールを投げた」感覚を演出して、ボタンの連打中はジョイコンを振動させて「ボールが揺れている」様子の演出もしています。
ちょっとした部分が丁寧に作られていて、こだわりを感じるToy-Conですね。

ドアの鍵を回すとゼルダの効果音が流れる


扉を開けると、ゼルダで謎を解いた時などに流れる音が鳴ります。
音が鳴る仕組みは、動画には映っていない、扉の向こう側にIRカメラ付きジョイコンをセットして、内側の鍵部分の動きを感知して音が鳴る仕組みになっています。


ノードの設定はシンプルですが、仕組みを活かせる場所に設置する事で、面白さが倍増する、センスの光るToy-Conです。

ゼルダの宝箱


箱を開けると、いわゆる「ごまだれ~♪」の音が鳴ります。
ゼルダで宝箱を開ける時の音は、色々バージョンがありますが、こちらは一番長いタイプのバージョンですね。
宝箱の蓋の動きをIRカメラで感知して、蓋が開いたら効果音が自動再生される仕組みのようです。

ジョイコンで風のタクトを再現


「ゼルダの伝説 風のタクト」で出てくる風のタクトの演奏を再現したToy-Conです。
実際にタクトを振っているような気分を味わえるので、ファンならちょっとニヤッとしてしまいそうですね。
スティックで画面の表示や音の切り替えの設定をしつつ、ジョイコンの傾き具合によって出る音が変わっています。

バンブラの演奏を再現


ニンテンドーDSや3DSなどで発売されたゲーム「大合奏!バンドブラザーズ」(通称「バンブラ」)はいわゆる音楽ゲームです。
再生される音楽に合わせて、タイミングよくボタンを押して楽器を演奏したり、自分で作曲をしたりするゲームとなっています。
このToy-Conは、「バンブラ」のゲームモードの演奏を再現しています。
DSで曲を再生しつつ、タイミングよくジョイコンのボタンを押して、スイッチ本体から音を出して演奏しているようです。
Toy-Conガレージでは実現が難しい部分は、他の電子機器と組み合わせても楽しそうですね。

ゲーム&ウオッチ(ボール)


1980年に任天堂が発売した携帯ゲーム機、「ゲーム&ウオッチ」シリーズの「ボール」を再現したToy-Conです。
腕を動かして、空中を飛び交うボールを地面に落とさないようにするゲームです。
腕を操作する際に使うのは、おうちToy-Conでも使用されている、紙製の押すスイッチ1つにしているところにこだわりを感じます。

ゲーム&ウオッチ(ファイア)


こちらは「ゲーム&ウオッチ」シリーズの「ファイア」を再現したToy-Conです。
「ファイア」は、火事が起こったビルから飛び降りる人を助けるというコンセプトのゲームで、元ネタである原作の「ファイア」では左側にビルが、右側に救急車が表示されています。
落ちてきた人を左から右へ運ぶゲームなのですが、原作どおり、クッションで受け止められたら人がバウンドして、クッションが間に合わないと人が地面に落ちてしまっています。
どうやらジョイコンのボタンで操作しているようですが、ノードはどんな風に設定しているのか気になりますね。

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ゲームやアニメに登場するものをニンテンドーラボで再現!

メロディ記憶ゲーム


RPGゲームなどでたまに見かける、音や画面の動きを覚えて、その動きを再現するあのゲームですね。
間違えるとジョイコンが振動してブーという音が鳴り、正解すると歓声があがります。
単純なゲームですが、正解不正解の判別や、不正解の場合はもう一度再生されるなど、仕組みを考えると一体どうなっているんだとびっくりしてしまうToy-Conとなっています。

ノード画面は、製作者が「地獄みたいな実装」と言うほどの複雑さです。
「擬似乱数生成器」「解答フェーズカウンタ」など、組み合わせ次第で色々な事ができるという、可能性を感じる発明ですね。

カービィダンスの音ゲー


カービィのゲームでステージクリアをすると流れる、カービィダンス(クリアダンス)の音楽ゲーム(音ゲー)です。
上から落ちてくるものが、下のバーと重なった瞬間にボタンを押すと、音が出るという、よく見かけるタイプの音ゲーのシステムとなっています。
ピアノToy-Conを活用していて、失敗すると最初からやり直せるという、ゲームとしてしっかりした作りとなっています。
最後に出てくる、ダンスの決めポーズをとっているカービィの顔がとってもかわいいですね。

ジョジョ4部のシアーハートアタック


漫画「ジョジョの奇妙な冒険」に出てくる、敵の攻撃「シアーハートアタック」を再現したToy-Conです。
仕組みとしては、IRカメラが感知した物に向かって動く、というリモコンカーの仕組みに少し手を加えたものとなっています。
ビックリするようなプログラムが組まれているわけではありませんが、ユーモアのある説明コメントや、よく見ると立体的な顔がついている所に、見せ方のセンスを感じる作品です。

アライさんの動きに合わせてフェネックの目が動く


アニメ「けものフレンズ」に登場する女の子、「フェネック」の目が、仲良しの女の子「アライさん」の位置によって変わります。
IRカメラが物の位置を読み取って、画面に表示される白い光の位置を切り替えています。
白い光の表示位置を変える事で、黒目が動いているように見せようという発想が見事ですね。
カメラが対象物が認識できなくなると、びっくりした顔になるのもかわいくてファンにはたまりませんね。

ラッキーさんがセルリアンに怯えて動く


アニメ「けものフレンズ」に出てくるマスコットキャラクター「ラッキーさん」が、敵の「セルリアン」を見つけると逃げ出します。
リモコンカーに、紙で作った「ラッキーさん」をかぶせて、IRカメラの部分だけは出るように調整しておきます。
あとは、白目部分に反射シートを使った「セルリアン」を近づけると、IRカメラが感知して、「セルリアン」が居ない方向へ動く、という仕組みのようです。
「ラッキーさん」の後ろにある文字が、「セルリアン」を見つけると、「マカセテ」から「アワワ…」に切り替わるのもかわいいですね。

ATARI社の「PONG」を再現!


「PONG(ポン)」は海外のATARI社が1972年に発表したゲームで、卓球のように球を打ち返して遊ぶゲームです。
本家「PONG」のゲーム機本体のデザインもしっかり再現されていて、工作部分もプログラミング部分も作りこみがしっかりされていて情熱を感じる作品となっています。

ラケットをダイヤルで動かす仕組みや、打ち返し時の振動など、細かいところまでこだわりが感じられます。

アンダーテイルのサンズ戦


ゲーム「Undertale(アンダーテール)」(通称「アンテ」)の中の、「Sans(サンズ)」というキャラクターとの戦闘シーンを再現したごっこ遊びです。


サンズ役の人とカメラ側の人がそれぞれ持っているジョイコンの操作によって、画面が光る位置を操作したり、音が出る仕組みになっています。
ごっこ遊びの演出として、自分で作ったToy-Conを使うとさらに楽しくなりそうですね。
友達といっしょに遊んで盛り上がれそうな、魅力的なあそびです。

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ダンボールなどを使って自作したコントローラーを活用したあそび

アメがもらえるシリーズ

今回ご紹介するアメがもらえるToy-Conは、全て製作者は同じ方の物です。

100円を入れるとアメが出る箱

バランスをとるとアメがもらえる

音ゲーをクリアするとアメがもらえる

ジョイコンを振り続けるとアメがもらえる

時計の針を合わせるゲーム(クリアするとアメが届く)

アメがもらえる仕組みは、ジョイコンの上にアメを置いて、ジョイコンが振動するとアメが落ちるように設定されています。

アメが出てくる仕組み自体はとてもシンプルですので、色々な要素を付け加えたり組み合わせたりできます。
ゲームの面白さと、アメがもらえるというご褒美要素がゲームの終わりとして機能していて、達成感があり、見ていて面白い発明ですね。

ちなみに「時計の針を合わせるゲーム」の時の、アメの配達は、時計の針を合わせると、リモコンカーのIRマーカーに向かう自動操縦が始まるそうです。
荷物を受け取ってもらえるように停止して、荷物が無くなったら去っていく姿はなんとも愛らしいですね。

おかしの自販機


お金を入れると、箱からお菓子が出てきます。


自動販売機の仕組みは、ジョイコンのセンサーと振動を利用している物が多いようです。
似たようなToy-Conでも、人によってダンボールとの組み合わせ方が違うので面白いですね。

お宝探査船


箱の上に舟を置いて、箱の中のどこにお宝があるのかを探す遊びです。
「舟で海中のお宝を探す」というコンセプトがしっかりしていて、子どもも夢中になりそうな、しっかりとしたゲームとなっています。

ノードを見てみるとIRカメラを使って、箱の上に乗っている舟の位置を感知しているようです。
箱の飾りつけや、舟、スイッチ本体画面のデザインなど、すごくオシャレなToy-Conで、工作部分の完成度が高く、おもちゃ屋さんで実際に売られていそうですね。

リアル脱出ゲーム

リアル脱出ゲームを体験した事がある人なら何となく分かる、あの謎解き装置です。
スイッチ本体画面をタッチして、正しく入力すると、鍵がもらえます。
タッチパネル部分のダンボールの切り抜きや、金属っぽい部分を印刷した紙を本体に貼ったり、ヒントの紙のデザインも脱出ゲームに出てきそうなデザインになっていて、見た目の本物感がかっこいいToy-Conとなっています。

製作者さんの娘が、このToy-Conで遊んだ際の様子も、アップされています。

「リアル脱出ゲーム」の知識がない人や子どもには、謎解きをする前に、ちょっと気になる部分が多いかもしれませんね。

ゴルフゲーム


パターゴルフのおもちゃに、カウント機能やセンサー機能を追加したToy-Conです。
自分で工作したゴルフのおもちゃと、そのおもちゃをもっと楽しく遊ぶためにニンテンドーラボで演出を付け加えています。
ゴルフクラブを振った時や、ボールがカップインした時は、ジョイコンのジャイロセンサーとIRカメラを使って、動きを認識して、スイッチ本体の画面にアイコンが表示されて遊びを盛り上げています。

サイコロの数を認識する


大きなサイコロを振って、出た目がスイッチ本体画面に表示されるToy-Conです。
サイコロの中にはジョイコンが入っていて、入力ノードの「Joy-Conが表なら」を使って、ジョイコンがどんな傾きになっているのかによって、サイコロの目がどうなっているのかを認識します。


6面のサイコロの応用で、12面のサイコロも作れるようです。

2つの太鼓で遊ぶ音ゲー


上から落ちてくるものが下のバーと重なった瞬間に操作して音を鳴らす、よく見かけるタイプの音ゲーです。
このToy-Conは2つの太鼓を使うゲームなので、スイッチ本体には横並びのバーが2つ表示されています。
左のバーは左の太鼓、右のバーは右の太鼓の動きを感知するようになっています。
太鼓の後ろに少しだけ青いジョイコンの色が見えるので、ジョイコンが太鼓が叩かれた時の振動を感知するように設定されている事が分かります。

製作者さんが公開しているノードを見てみると、太鼓の振動を感知して、音が鳴って画面に表示される仕組みは、ANDノードを使ってシンプルに設定されています。
上から降ってくるものの動きや最後の歓声の効果音などの設定は、タイマーノードを使って調整しているようです。
複雑なノードの設定ですが、音ゲーを作ってみたい!という人は真似してみてもいいかもしれませんね。

自分で作ったステージを読み取って遊べる避けゲー


IRカメラを使って、ゲーム画面以外でゲームステージを作るという珍しいゲームです。
プレイヤーは、スイッチの本体の画面左に表示されている小さな四角を上下に操作して、画面右から流れてくる物体を避けます。
流れてくる物体の調整は、ノードで設定するのではなく、小さな四角形を手で動かして位置を調整します。
自動で走るリモコンカーにIRカメラを取り付けて、リモコンカーの間に置かれた物体を読み取り、スイッチ本体画面に読み取った物体が表示されます。
リモコンカーとIRカメラを活用した、発想がとても面白い発明品ですね!

ねこ変身ベルト


ダンボールで作ったベルトでスイッチ本体を腰に巻きつけて、画面をタップしてスイッチを入れ、ジョイコン入りの剣を振ると猫の声がするToy-Conです。
仕組みは単純な物ですが、子どもが剣を振って、猫の声を鳴らしながら、猫を剣で切るマネをしている様子はとってもかわいくて癒されます。

お兄ちゃん手作りギター


ギターの本体部分は、おそらく公式の輪ゴムギターのような仕組みになっているかと思います。
まだ本物のギターを使うにはちょっと早い弟のために、お兄ちゃんがニンテンドーラボでギターを作った、という微笑ましいToy-Conです。
アコースティックギターのお兄ちゃんと、ニンテンドーラボのギターの弟くんが、演奏の最後にはお互いの顔を見て笑う姿は本当に素敵です。
兄弟姉妹が居る家庭では、こんな風に遊んでいる様子が見られるかも知れませんね。

ダンボールを使わない、プログラミング技術が光るあそび

餌を集めるゲーム


7×7マスの四角形の中で光っている「エサ」を集めるゲームです。
レトロゲームのようなシンプルなゲーム画面で、おそらくジョイコンを操作して遊ぶToy-Conかと思います。
BGMやエサに当たった時の効果音など、とてもしっかり出来ています。

番号入力テンキー


リアル脱出ゲームで謎を解いて見つける数字を打ち込むテンキーです。
マンションや金庫のテンキーもこんな感じの物がありますよね。
数字をタッチする音が鳴りながら光って、4つの数字を入れた後に右下の「E」をタッチすると、正しい数字の時はピンポーンという音が鳴ります。
間違った数字の時はブブーという音が鳴って、最初からやり直しです。

ノードを見るとANDとNOTを使って、正解不正解の場合分けがされている事が分かります。

シンプルなあそび

アイドルにコールを送る


ジョイコンを振ると、スイッチの画面にコールが表示されるToy-Conです。
ジョイコンを振るときに押しているボタンによって違うコールが表示されます。

ゼルダの謎解き時の音を自動再生する


スイッチ本体画面をタッチすると、自動で音が流れます。
画面を光らせる機能の動きとスポイトを組み合わせて、音を自動再生させるとは驚きですね。
色々と応用できそうなノードの設定です。

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公式で紹介されているリモコン戦車や輪ゴムギターはこちら

任天堂は、Toy-Conガレージの発明の一例を動画で公開しています。

ノードの設定方法や、解説などもされていますので、Toy-Conガレージで何をしたらいいのか分からない!という人は参考にしてみてはいかがでしょうか?

こちらで詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

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ところで、遊びを自作するといえば、WiiUや3DSで「スーパーマリオメーカー」というゲームが過去に発売されていました。

「スーパーマリオメーカー」では、ブロックや敵を好きな場所に配置して、ゲームのステージを自作できました。

さらに、自作したステージはネット通信によって、世界中の人に向けて公開する事ができるので、世界中の誰かが作った作品で遊ぶ事が出来ました。

もし、「スーパーマリオメーカー」のように、ニンテンドーラボも作った自作Toy-Conのノードが、世界中の人に公開できたら面白いですし、他の人が発明したToy-Conで遊べたら楽しそうですね!

任天堂公式ツイッターでは、「#ラボ作品」のハッシュタグを使って欲しいというツイートがあります。

これからニンテンドーラボの作品をSNSに投稿する場合は、ハッシュタグをつけてみてはいかがでしょうか?

本ページの内容は、2018年5月9日時点での情報です。
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