【野菜の保存】大根のおいしさをキープできる保存方法や保存期間とは?常温と冷凍どっちでもいける?

ライフハック

大根はおいしさをキープしつつ長期保存ができます!

大根の保存方法

もし、外食を控えようを思っていたら、今こそ、野菜の保存術をマスターしちゃいましょう!

野菜が上手に保存できると、食材のムダを省くことができ、家計や環境、さらに身体にもやさしいですよ。

野菜は正しく保存すると、うま味や栄養をキープしつつ、長期保存ができるんです。

例えば、和食の定番である切り干し大根は、長期保存するために、大根の皮を乾燥させたものです。

また、大根の葉は冷凍保存しておけば、冬の常備菜として大活躍しますよ。

大根で捨ててしまいがちな葉には、ビタミンやカルシウムなどのミネラルがぎっしりつまってるので、絶対に捨てないでくださいね。

このように、大根には捨てるところがない万能な野菜なんです!

これからは葉っぱつきの大根をまるまる1本買いましょう。

【大根を保存する方法】

  • 常温保存:葉元をカットし、新聞紙などに包んで保存する。
  • 冷蔵保存:部位ごとにカットして、キッチンペーパーに包み、保存用バッグへ入れて冷蔵庫で保存する。
  • 冷凍保存:料理に合わせてカットし、冷凍用バッグへ入れて冷凍庫で保存する。
  • 乾燥保存:大根の皮などをむいて、天日干しする。乾燥後は保存用バッグか密閉容器に入れて保存する。
  • 土中保存:葉の部分をカットし、畑の土の中に埋めて保存する。

大根は、胃腸を整えてくれる消化酵素が多く含まれているので、毎日でも食したいもの。

うまく保存しておけば便利な上、食費の節約にもつながりますよ。

大根の保存方法をもっと詳しく知りたい方は、下記の項目で詳しくまとめていますのでぜひチェックしてくださいね♪

大根は保存食に適した野菜です

大根の漬物

大根は、常備菜として、先人の知恵を活かして今もな多くのレシピが考案されている、保存食にうってつけの野菜です。

大根の保存食としてメジャーなものには、漬物や切り干し大根があり、皆さんも一度は食べたことがあるのではないでしょうか。

丸ごと一本買ったほうが安く、断然お得なので、保存して上手に使いきりましょう。

さて、特売で安かったから大根を丸ごと一本買ってきたものの、「おいしい内に食べきれなかった」、なんて経験がある方がいらっしゃると思います。

気がついたら、しなびていたり、スが入ってしまったり・・・

ちなみに、大根にスが入るとは、大根の中に隙間や穴ができてしまって、スポンジのような状態になっていることをいいます。

大根にスが入る原因は、大根の水分不足なんです。

葉がついたままの大根を何もしないで放っておくと、葉に栄養や水分を吸われてしまって、結果、大根がスカスカになってしまうのです。

スが入ってしまった大根は、味が落ち、さらに日持ちしないので、ますます劣化してしまいます。

では、大根をおいしく長持ちさせる保存方法についてご紹介したいと思います。

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まずは大根の基本的な保存方法から

基本的な保存方法

大根は、一年中お店に並んでいる野菜ですが、寒い時期の方が甘みがあり、みずみずしいので、冬場に多く出荷されています。

保存の際に大事なのが、保存場所の適正温度。

大根の保存に適した温度は、0~5度位です。

寒い冬は常温での保存が可能ですが、夏場は冷蔵庫で保存しましょう。

大根の基本的な保存方法は以下の通りです。

  • 大根の葉は切り落としてから保存する
  • 大根は立てて保存する

大根に葉がついたままで保存すると、根の水分や栄養を葉がどんどん吸収してしまうため、しなびてしまうのが早くなるんです。

そして大根は縦に伸びる野菜なので、横に置いていると、立ち上がろうとしてエネルギーを使ってしまうんです。

結果、水分や糖分を消費してしまうので、大根がしなびてしまうのが早くなるのです。

よって、大根は葉の部分をカットして、立てて保存することが望ましいのです。

大根の保存方法と保存期間の目安とは?

大根の保存方法

大根をスーパーなどのお店で買った場合と、畑で収穫したての場合とでは、保存期間が違ってきますが、保存期間の目安は以下の通りです。

保存方法 保存期間の目安
常温保存(冬場) 1~2週間
冷蔵保存 1~2週間
冷凍保存 1ヶ月
乾燥保存 6ヶ月~1年
土中保存 6ヶ月

大根の保存方法【常温保存】

【用意するもの】
・新聞紙
【保存方法】
・大根を新聞紙に包む。
・冷暗所で保存する

大根は、寒い日で保存状態が良ければ、常温でも2週間以上日持ちするんです。

保存するときは、乾燥しないように湿らせた新聞紙に大根を包んで、冷暗所に立てて置いておきましょう。

夏場は日持ちがしないので、早めに食べるようにするか、冷蔵庫で保存しましょう。

大根の保存方法【冷蔵保存】

【用意するもの】
・キッチンペーパーor新聞紙
・ラップor野菜保存用バッグorビニール袋
【保存方法】
・大根を部位ごとにカットする。(葉、上部、真ん中、下部)
・カットした大根を、それぞれ新聞紙かキッチンペーパーで包む。
・包んだ大根のパーツをラップに包むか、保存用バッグなどへ入れる。
・なるべく立てて冷蔵庫で保存する。

大根は各パーツごとに適した料理法があるくらい、部位によって味や触感が違います。

なので、大根は、部位ごとにカットして保存しましょう。

部位ごとにカット

部位ごとの特徴と特徴を活かした調理法は以下の通りです。

【葉の部分】
・ビタミンA,C,K,カルシウム,食物繊維,葉酸などが豊富
・細かく刻んで炒め物や漬物などに
【上の部分】
・大根でもっとも甘い部分で、硬くて食感がよい
・大根おろしやサラダに
【真ん中の部分】
・柔らかくて甘みと辛みのバランスがよい
・ふろふき大根やおでんなどの煮物に
【下の部分】
・大根でもっとも辛みが強く、筋が多い
・味噌汁や大根おろしに

大根をおいしく長持ちさせるために、葉元を切り落としてから保存しましょう。

傷みにくくするために、葉元の場合は、切り口のところにキッチンペーパーを巻き、保存用バッグなどに入れます。

冷蔵保存方法

※画像1

こうすることで、カットした断面から水分の蒸発を防ぐことができ、鮮度が落ちにくくなるんです。

大根の他のパーツも、それぞれキッチンペーパーなどに包んで、保存用バッグなどに入れて冷蔵庫へ。

キッチンペーパーが湿ってきたら、取り替えてくださいね。

さて、調理をラクにしたいために、大根をあらかじめカット、または、すりおろしておきたいですよね。

大根は小さくカットすればするほど、鮮度が落ちてしまうんです。

そんな場合は、冷凍保存がおすすめです!

大根の保存方法【冷凍保存】

【用意するもの】
・冷凍保存用バッグ(カット用)
・製氷皿orアルミカップなど(大根おろし用)
・ラップ(葉の部分の冷凍用)
・冷凍保存用バッグ
【保存方法】
■カットして冷凍する場合
・料理に合わせてカットする。
(イチョウ切り、短冊切り、輪切りなど)
・冷凍保存用バッグにそれぞれを入れて冷凍庫へ。

■大根おろしを冷凍する場合
・大根をすりおろして、水気を切る。
・製氷皿やアルミカップなどに小分けにして入れる。
・冷凍して、凍ったら冷凍保存用バッグへ入れて保存。

■葉を冷凍する場合
・葉は細かく刻んで、塩もみ後、流水して洗い流す。
・しっかり水気を絞ってから小分けにしてラップで包む。
・冷凍保存用バッグへ入れて冷凍庫へ。

大根は切ったり、すりおろした後に冷凍しよう

大根は、料理用にカットしてから冷凍しましょう。

イチョウ切り

料理の際は解凍しないで、冷凍用バッグから取り出して、そのままお鍋に投入して使います。

大根おろしも冷凍保存ができますよ。

大根おろしに含まれる、食物の消化を助けるジアスターゼという酵素は、熱には弱いですが、冷凍しても壊れないので冷凍保存ができるんです。

製氷機などで冷凍してから保存用袋に入れて保存しましょう。

製氷皿で保存

すりおろした冷凍の大根おろしは、自然解凍するとそのまま食べることができます。

葉の部分は、汁物に入れるときはそのまま鍋へ投入し、炒めて使う場合は解凍してから使ってくださいね。

フライパンなどでしっかり乾煎りして水気をとばすと、水っぽさがなくなります。

中でも、大根葉を炒めて作ったふりかけは絶品!

朝から白飯が何度でもいけますよ。

大根のふりかけ

時短になって、料理が楽チンになりますね。

大根の保存方法【乾燥保存】

【用意するもの】
・干しカゴorザル
・保存用バッグor密閉容器
【保存方法】
・大根を料理に合わせてカットする。
(輪切り、千切り、細切りなど)
・大根の皮はピーラーや包丁でむく。
・大根を重ならないようザルなどに並べて干す。
(数時間~1週間、お好みで干す)
・干した大根は保存用バッグか密閉容器に入れて常温または冷蔵庫で保存。

乾燥保存

乾燥保存は、乾燥により水分がなくるので腐りにくくなり、長期保存ができる大きなメリットがあります。

その上、干すことによって水分が抜けるのでうま味がぎゅっと凝縮し、甘みが増します。

また、天日干しをすると、大根の酵素が活性化し、ビタミンB、カルシウム、食物繊維などが増えて栄養がアップするんです。

しっかり乾燥させた大根は、湿らないよう保存瓶や保存用バッグへ乾燥剤と一緒に入れると、常温で数ヶ月は持ちます。

冷蔵庫へ保管するともっと持ちますよ。

また、大根の乾燥状態によって、保存期間は違いますので気をつけてください。

長期保存したい場合は、数日干して、カラカラのドライ状態にして保存してください。

天日干しの時間が数時間~1日の場合は、水分が残っているセミドライ状態なので、冷蔵庫での保存期間は1週間くらいです。

使うときは、水で戻してから調理しましょう。

戻し水には、大根のうま味がたっぷりなので、捨てずに煮物や味噌汁に使ってくださいね。

ここで便利グッズをご紹介します!

切り干し大根用に皮を抜くには、スライサーがあったら便利ですよ。

漬物にも使える便利な調理グッズは、以下のサイトで購入できます!

切り干し大根を干すにも、虫や鳥が気になってしまいませんか?

そんな時には干しカゴがおすすめ。

3段になっているので、大量に作れますよ。

便利な干しカゴは以下のサイトで購入できます。

大根の保存方法【土中保存】

家庭菜園などで、大量に大根が出来て、保存場所に困った場合は、畑の土に埋める保存方法がありますよ。

大根を抜かずにそのまま畑においておくよりも、大根を抜いてから土に埋めておくと長期保存ができるんです。

夏場では、暑さで腐ってしまいますが、秋から冬に採れた大根は、土に埋めておけば、約6ヶ月くらい持ちます。

大根を畑の土に埋める保存方法とは

まず、葉に栄養や水分を取られないよう、大根の葉の部分をカットします。

そして、50㎝くらいの深さに土を掘り、大根が重ならないよう隙間を空けて、立てて並べます。

最後に上から土をかぶせて埋めます。

この方法で春ごろまで保存ができます。

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大根の保存に便利なチャック付きの保存袋をご紹介します!

大根の保存袋

カットした大根や、乾燥させた大根などの保存に便利な、チャック付きの保存袋をご紹介します!

二重ジッパーでしっかり密閉でき、サイズが18㎝×20cmなので、カットした大根を入れやすいちょうど良い大きさなんです。

しかも、冷蔵・冷凍保存のどちらにも対応しているところがうれしいポイント。

おすすめのチャック付きの保存袋は、以下のサイトで購入できますよ。

本ページは2019年10月30日時点での情報です。施設・お店・記事内でご紹介している内容の最新情報については、必ず公式サイト等で、ご確認をお願いいたします。
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