古今和歌集でも詠まれた京都の「もみじの永観堂」は、京都屈指の紅葉スポット!
京都市左京区にある禅林寺(ぜんりんじ)。
正式な名前は禅林寺ですが、永観堂(えいかんどう)という名前で人々に親しまれています。
そんな永観堂は、古今和歌集で「もみじの永観堂」とも詠まれるほど、古くから紅葉の名所として有名な場所。
永観堂は境内が広く、池や高台など、様々な場所から紅葉を見ることが出来ますよ。
目次
もみじの永観堂の見頃は?色づく前の青もみじも美しい!
例年の紅葉の見頃は、11月中旬~11月下旬のようです。
10月下旬から色づき始め、11月20日前後が最も紅葉を楽しめるでしょう。
紅葉の名所というと、真っ赤に染まった紅葉を思い浮かべる方も多いと思います。
永観堂では「青もみじ」と言われる紅葉前~色づき始めのもみじもおすすめ!
紅葉とは一味違った、青々としたもみじの美しさを観賞できますよ。
青もみじから紅葉まで、長く楽しむことが出来るのも、永観堂の魅力のひとつです。
紅葉の見所はここ!永観堂のおすすめスポット
永観堂で紅葉を見るならここ!おすすめのスポットをご紹介します。
人気があるのは、極楽橋から見た放生池にかかる橋や、山の中腹にある多宝塔です。
他にも様々な紅葉の観賞スポットがありますので、ぜひご自身で足を運んでみてくださいね。
池に映り込む紅葉が見られる!放生池・弁天社
敷地の中央にあるのが「放生池(ほうじょうち)」という大きな池。
池の中央にある弁天社にかかる橋が、絶好の写真映えスポット!
弁天社の横にある極楽橋からのアングルが一番きれいに写真を取れる場所なので、多くのカメラマンで混雑します。
放生池では、池の水面に映るもみじの紅葉も楽しめますよ。
紅葉に囲まれる塔や、高台からの景色は圧巻!多宝塔
山の中腹にある「多宝塔」も絶好の写真スポット!
下からは、多宝塔が色とりどりの紅葉に包まれる様子を撮影できます。
多宝塔の近くまで上ると、境内や京都の町を見下ろすことができるんです。
紅葉に染まる永観堂の境内や、京都の町を一望できる絶景スポットですよ。
その他にも見所がたくさん!
多宝塔だけでなく、永観堂には様々な紅葉の撮影スポットがあります。
阿弥陀堂の廊下から見える庭園、もみじが浮かぶ川に泳ぐ鯉など、写真映えする場所がたくさん。
皆さん、センスの良いインスタ映えする写真を撮影されていますね。
あなたも永観堂を訪れた際には、自分だけのお気に入りスポットを見つけてみてください!
永観堂の紅葉ライトアップがすごい!時間は?いつから?
永観堂の紅葉は、ライトアップがすごいんです!
紅葉の時期に合わせて開催される「秋の寺宝展」の期間中、永観堂の紅葉がライトアップされます。
一番のおすすめスポットは、敷地の中央にある放生池に映るもみじ。
暗闇の中の池は鏡のようになり、ライトアップされた紅葉が池に映って幻想的な美しさになるんです。
その他にも、暗闇の中に浮かび上がる多宝塔も絶好の写真映えポイント!
永観堂に行くなら、ライトアップの時間もおすすめですよ。
今年のライトアップ期間は、2019年11月6日(水)~12月4日(水)です。
ライトアップ時間は、17:30~20:30。※閉門は21:00なので、ご注意ください。
混雑に注意!紅葉時期の永観堂周辺は混雑します…
南禅寺永観堂?
めっちゃ混んでる‼???? pic.twitter.com/0syMCjHrxy
— Fumi(文) (@fumisan810614) November 22, 2016
永観堂は紅葉と混雑がピークを迎えております pic.twitter.com/Mm1kwn2aln
— うみのき 9/25(キラキラしてる寅丸) (@EnologoCantina) November 25, 2017
紅葉の時期の永観堂は、平日も休日も混雑します。
混雑がピークの時期には、9:00の開門時間前に行列が出来たり、1時間程入場待ちで並ぶこともあります。
混雑を避けるためには、まずは朝の早い時間に到着できるようにしましょう。
永観堂の中に入れば、敷地が広く人手が分散しますので、比較的スムーズに紅葉を観賞できます。
ライトアップの場合も、開門時間は17:30ですが、16:00ごろから行列が出来始めます。
ライトアップの時間も入場まで1時間程かかる可能性があり、拝観終了間際だと受付すら出来ないくらい混みますので、夕方早い時間から並ぶ覚悟で訪れたほうがいいかもしれません。
永観堂へのアクセスは?紅葉期間中は駐車場が利用できないので、公共交通機関で!
永観堂に専用駐車場はあるのですが、紅葉のライトアップが行われる「秋の寺宝展」の期間中(2019年11月6日(水) ~ 12月4日(水))は駐車場が利用できません。
そのため車で訪れる場合は、少し遠いですが岡崎公園駐車場や民間の駐車場をご利用ください。
地下鉄烏丸線「京都」から、「烏丸御池」にて地下鉄東西線六地蔵方面行き乗り換え、「蹴上」下車、徒歩15分。
JR京都駅から市バス5系統で「南禅寺永観堂道」下車、徒歩3分。
JR京都駅から市バス100系統で「東天王町」下車、徒歩8分。
永観堂のおすすめのアクセス方法は、地下鉄+徒歩です。
秋の京都は道路も大変混雑するので、バスが渋滞でほとんど動かない!という事態も発生します…。
京都駅から永観堂の最寄り駅「蹴上駅」は20分ほど、蹴上駅からは徒歩で15分ほどかかりますが、バスで渋滞に巻き込まれた場合よりも圧倒的に早く到着できます。
永観堂(禅林寺)の詳細情報
〒606-8445 京都市左京区永観堂町48
075-761-0007
9:00~17:00(受付は16:00で終了)
ライトアップ時間:17:30 ~20:30(21:00閉門)
一般:1,000円 小・中学・高校生:400円
ライトアップ 中学生以上:600円
※秋の寺宝展とライトアップは入替制で、継続しての拝観はできませんのでご注意ください。
一般:600円 小・中学・高校生:400円
電車:京都市営地下鉄「蹴上駅」より徒歩15分
バス:市バス5系統「南禅寺永観堂道」下車、徒歩3分・市バス100系統「東天王町」下車、徒歩8分。
20台 ※秋の寺宝展期間中(11月6日~12月4日)は駐車できません。
永観堂(Eikando,Kyoto)
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