とうもろこしの保存方法!おいしく長持ちさせるには冷凍がおすすめ
とうもろこしは、収穫した瞬間から鮮度が落ち始めているくらい、痛みが早い野菜です。
そして、鮮度が落ち始めるとともに、甘みや栄養も減っていくので、保存が難しい野菜なんです。
なので、お店で購入したその日のうちに、食べるのをおすすめします。
しかし、その日に食べきるなんて、難しい場合もありますよね。
その場合は、できるだけ冷蔵保存か冷凍保存をしましょう。
とうもろこしの保存方法と保存期間は以下の通りです。
保存方法 | 冷蔵保存 | 冷凍保存 |
---|---|---|
保存期間 | 2~4日 | 約1ヶ月 |
とうもろこしには2つの保存方法がありますが、栄養をキープできる冷凍保存がおすすめです。
また、購入する際は、乾燥を防ぐためにも、皮つきのとうもろこしを買ってくださいね。
皮がついたままでも、そのまま冷凍保存できるので、とっても楽チンですよ!
とうもろこしの保存方法をもっと詳しく知りたい方は、下記の項目で紹介してますので、チェックしてみてくださいね。
目次
とうもろこしは常温保存にむかない野菜
とうもろこしは、鮮度が落ちるのが早く、常温で保存すると、次第に甘みもなくなってしまいます。
なるべく、購入した日や、収穫した日に食べましょう!
とはいうものの、常温で保管せざるを得ない場合もあるかと思いますので、少しでも鮮度をキープできる常温保存のコツをご紹介したいと思います。
とうもろこしの保存方法【常温保存】
・新聞紙orキッチンペーパー
【保存方法】
・皮つきのまま新聞紙などに包み、立てて冷暗所で保存する。
【保存期間】
1~3日
とうもろこしは、皮つきのものを購入しましょう。
とうもろこしは1本ずつ新聞紙などに包み、ヒゲの方を上にして、立てて冷暗所に置きます。
立てたほうが、横にするより、多少痛みが和らぎますよ。
新聞紙などに包んだ後、ビニール袋などに入れて保存すると、乾燥をより防ぐことができます。
とうもろこしの保存環境においては、低温での保存をおすすめします。
次に冷蔵保存と冷凍保存についてご紹介したいと思います。
とうもろこしを長持ちさせる保存方法と保存期間
とうもろこしは、低温環境での保存が適しているので、保存するのなら冷蔵保存か冷凍保存しましょう。
生のままの場合と、茹でた場合に分けて、保存方法のコツと保存期間をご紹介したいと思います。
とうもろこしの保存方法【冷蔵保存】
生のとうもろこしの場合
生のとうもろこしを保存する場合は、ヒゲを取らずに、皮つきのままで保存しましょう。
・新聞紙orキッチンペーパー
・ジッパー付きの保存袋やラップなど
【保存方法】
1、皮やヒゲがついたまま、湿らせた新聞紙などに包む。
2、包んだ後、保存袋などに入れる。
3、ヒゲの部分を上にして、冷蔵庫の野菜室に立てて保存する。
【保存期間】
2~3日
とうもろこしの皮やヒゲを取らずに、1本ずつキッチンペーパーなどに包んでください。
そして、ジッパー付きの保存袋などに入れて、冷蔵庫の野菜室に、なるべく立てて置きましょう。
茹でたとうもろこしの場合
・ラップ
【保存方法】
1、とうもろこしを茹でる。
2、茹でたら熱いうちに1本ずつラップで包む。
3、粗熱をとってから冷蔵庫に入れる。
【保存期間】
3~4日
とうもろこしが茹で上がったら、キッチンペーパーなどで水気をしっかりふき取ります。
茹でたての熱いうちにラップで包むと、粒にシワがよらずに保存ができますよ。
粗熱がとれたら、冷蔵庫へ入れて保存してくださいね。
とうもろこしの保存方法【冷凍保存】
生のとうもろこしの場合
・ラップ
・冷凍用保存袋
【保存方法】
1、ヒゲの先端をカットし、まわりの汚れを落とす。
2、皮つきのまま1本ずつラップでぴったりと包む。
3、冷凍用保存袋に入れて、空気を抜いて冷凍庫で保存する。
【保存期間】
約1ヶ月
とうもろこしは、皮つきのまま冷凍保存ができます。
皮をむいて冷凍保存もできますが、皮がついているほうが鮮度が保てるんです。
まずは1本ずつラップで包みます。
皮がついているのなら、そのままラップに包みます。
そして、冷凍用保存袋などに入れて、冷凍庫に保存するだけ。
保存の際に手間がかからないのが、冷凍保存のいいところなんです!
解凍方法
電子レンジで解凍するときは、ラップに包んだまま、電子レンジで加熱してから、皮をむいて調理に使ってください。
その場合は、ラップのまま電子レンジ(600W)で、1本(300g)あたり約6~8分、加熱してくださいね。
料理に使う場合は、電子レンジ(600W)で1~2分程度加熱し、皮をむいて、料理に合わせてカットして使いましょう。
茹でて解凍したい場合は、ラップをはずして、凍ったまま、水の状態から茹でます。
茹でる時間の目安は、沸騰後から約3~5分茹でてください。
茹でたとうもろこしの場合
・ラップ
・冷凍用保存袋
【保存方法】
1、とうもろこしを硬めに茹でる。
2、1本ずつラップに包む。
3~4cmの輪切り、粒をはずした場合は水気をふき取る。
3、冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いた後冷凍庫で保存する。
【保存期間】
約1ヶ月
あらかじめ輪切りにカット、または実をはずして粒で冷凍保存しておけば、調理の際すぐに使えて便利ですよ。
スープや炒め物の場合、そのまま投入して使えるので時短にもなるんです。
解凍方法
自然解凍する場合は、前日に冷蔵庫へ移して、低温の環境で解凍してください。
常温での解凍よりも、低温で解凍するほうが、水分の流出が少なくて済みます。
急いでいるのなら、電子レンジで加熱して解凍しましょう。
丸ごと一本の場合は、ラップのまま電子レンジ(600W)で3~4分加熱してください。
一度茹でているので、カット、または粒を冷凍保存している場合は、解凍しないで、そのまま使っても大丈夫ですよ。
【とうもろこしの保存方法】茹でる場合は皮あり?皮なし?
とうもろこしは、皮つきで茹でると、風味が落ちにくく、甘みが引き立つようです。
その場合、外皮を2枚ほど残してから茹でてくださいね。
皮をむいて茹でたい場合は、乾燥を防ぐためにも、茹でる直前に皮をむくようにしてください。
【とうもろこしの保存方法】水から茹でる?お湯から茹でる?
とうもろこしは、茹で方によって食感に違いが出るんです。
茹で方による食感や甘みなど違いは以下の通りです。
【茹で方】
とうもろこしを水から入れて、沸騰後約3~5分茹でる。
【状態】
ふっくらと、ジューシーな仕上がりになる。
【茹で方】
沸騰してからとうもろこしを入れて、約3分茹でる。
【状態】
シャキッとした食感になる。
【とうもろこしの保存方法】レンジで茹でる場合は?
とうもろこしを保存する際、わざわざお鍋を用意して茹でる手間を省きたかったら、電子レンジでチンすれば簡単に茹でることができますよ。
電子レンジでとうもろこしを加熱すると、栄養分をキープしつつ、旨みが凝縮されておいしくなるんです。
とうもろこし数本まとめて加熱すると、ムラができるので、電子レンジの場合は、1本ずつ加熱することをおすすめします。
- ヒゲの先端をカットし、まわりの汚れを落とす。
- 皮つきのままラップで包んで、電子レンジ(600W)で1本あたり約4~5分加熱する。
- ラップをしたまま粗熱をとる。
※皮がラップの代わりになるので、ラップをしないで加熱することも可能。
皮に包まれたとうもろこしは、ラップをしてもしなくても、電子レンジで加熱することができます。
ラップをする、しないでは、火の通り、食感、加熱時間などが多少違ってきます。
ラップなしで加熱する場合は、皮は厚めのほうがよく、ラップで包む場合は、皮を1~2枚残して加熱することをおすすめします。
- とうもろこしを1本ずつラップに包む。
- 電子レンジ(600W)で約4~5分加熱する。
- ラップをしたまま粗熱を取る。
とうもろこしの保存におすすめな商品はこちらで購入できます!
とうもろこしを冷凍庫で保存する際、冷凍用の保存袋があれば、霜がつきにくく、冷凍やけを防ぐことができますよ。
ジップロックの保存用バッグなら、スライド式のジッパーが付いているので、すばやく出し入れができるほか、空気を抜くのも簡単です。
もちろん、冷蔵庫の保存にも使え、電子レンジまで幅広く使えるので便利です。