ニンテンドーラボでリモコン戦車を作ろう!Toy-Conガレージでプログラミングを使ってあそびを発明

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ニンテンドーラボのToy-Conガレージの発明の紹介動画が公開!

任天堂から、Toy-Conガレージの紹介動画、第二弾のリモコン戦車の動画が公開されました!

前回公開された第一弾キホン動画では、Toy-Conガレージの設定画面についての解説がメインでしたが、今回は実際にどんなToy-Conが作れるのか、設定も含めて詳しく紹介しています。

IRカメラを使ったリモコン戦車の仕組みを紹介

リモコン戦車はその名の通り、リモコンで動かす戦車で、マトとなる怪獣を倒すあそびです。

基本的な仕組みはシンプルで、戦車に取り付けたIRカメラに、IRマーカーが映ったらJoy-Conが振動して怪獣が倒れるという仕組みとなっています。

怪獣が倒れる仕組み自体は、入力ノード1つと出力ノード1つの、合計たった2つのノードで設定ができます。

リモコン戦車を動かす仕組みは、全部で4つのノードを使いますが、とてもシンプルな設定ですので、Toy-Conガレージで最初に発明するあそびとしてオススメです。

まずは、公開されたリモコン戦車の動画をご覧ください。

Nintendo Labo【02 リモコン戦車】Toy-Conガレージであそびの発明

リモコン戦車を作るために必要なもの

リモコン戦車に必要な物
  • Joy-Con(右/左)×2セット
  • リモコンカーのダンボール
  • 怪獣のダンボール
  • IRマーカー

その他、リモコンカーの砲台用のペンや、飾りを付けるテープや糊、絵の具などをお好みで用意してください。

リモコン戦車を作るにあたって、まずはリモコンカーのToy-Conが必要になります。

そのため、リモコン戦車を作る場合、ニンテンドーラボのバラエティキットを購入していると、スムーズにリモコン戦車が作れます。

もちろん、ロボットキットにもToy-Conガレージはありますので、バラエティキットを買わなかったら絶対にリモコン戦車は作れないという訳ではありません。

リモコンカーのダンボール部分を自分で考えて作ってもいいですし、ダンボールキットや付属品だけの販売もする予定との事ですのでバラエティキットのダンボールだけ買う事もできます。

また、怪獣のダンボールについては、バラエティキットとロボットキットのどちらのダンボールにも「おまけパーツ」として付いてくるようですので、どちらかのキットを購入していればすぐに用意できるかと思います。

リモコン戦車はIRカメラを使ったToy-Con

リモコン戦車は、戦車に取り付けたIRカメラと怪獣に貼ったIRマーカーを使ってあそぶ発明です。

マトとなる怪獣は、ダンボールで身体を作り、背中には左Joy-Conを取り付け、正面にはIRマーカーを貼ります。

この時、背中に取り付けた左Joy-Conが振動すると、怪獣が倒れるように身体のダンボールのバランスを調整しておきましょう。

次に、リモコンカーを動かす仕組みを作ります。

バラエティキットのリモコンカーと同じ、スイッチ本体をタッチして動かす仕組みを再現する事もできますが、今回はJoy-Conで操作する設定にします。

仕組みは簡単で、入力ノードの「ボタンを押したら」でSLボタンを設定して、リモコンカーについている右Joy-Conを「振動させる」設定の出力ノードを用意して、線でつなぎます。

あとは、「SRボタンを押したら」リモコンカーについている「左Joy-Conが振動する」仕組みを、同じような手順で設定します。

これだけで、Joy-Conでうごくリモコンカーの出来上がりです。

SLボタンとSRボタンを同時に押せばリモコンカーは前へ進み、SLボタンかSRボタンのどちらかを押していれば右や左に曲がります。

怪獣を倒す砲台としてペンをセットしておくと、戦車っぽい雰囲気が出てかっこいいです。

リモコンカーの動きの邪魔にならない程度に、戦車をデコってみても面白いでしょう。

そして、リモコン戦車が怪獣を倒す時に使うのが、戦車に取り付けた右Joy-ConのIRカメラの機能です。

怪獣に貼っているIRマーカーが、IRカメラに映ったら、怪獣の背中のJoy-Conを振動させて倒すという設定を作ります。

設定に使うのは、入力ノードの「IRマーカーがうつったら」と出力ノードの「振動させる」の2つだけ。

IRカメラがIRマーカーが見つけると、「IRマーカーがうつったら」のノードの中にも表示されます。

2つのノードを線でつなげて設定ができたら、あとはリモコン戦車を動かして、怪獣の方にIRカメラを向けるだけ!

リモコン戦車が動いて怪獣が倒せれば、このあそびの発明は成功です。

リモコン戦車をもっと進化させよう!

もっとリモコン戦車を楽しくするために、設定を付け足すこともできます。

怪獣を倒す設定をしたノードに、「ボタンを押したら」の入力ノードを加えて、「AND」の中間ノードでつなぎます。

そうすると、IRカメラに怪獣が映っている時にボタンを押すと、怪獣が倒れるようになります。

さらに臨場感を出すために、効果音を付ける事も可能です。

追加するノードは、「戦車が怪獣を見つけた時の音」と「戦車が撃つ時の音」の2つ!

これだけで、怪獣を見つけて撃って倒す爽快感が増します。

さらに、怪獣が倒れた時に、音が鳴ってスイッチ本体の画面が光るようにノードを設定して、「HIT」の文字を切り抜いたカバーを付ければ、倒した時の演出が豪華になります。

そして、戦車の操作をJoy-Conではなく、自分で作ったカッコイイToy-Conを使えば、同じ戦車を倒すあそびでも、操作をするワクワク感をプラスできます。

公式動画内で用語の解説もしてくれる

今回の「リモコン戦車」の動画は、最後に用語や仕組みの解説もされています。

IRは「INFRA RED」の略で、日本語だと赤外線の事だ、という内容の解説がされていて、まるで教育番組を見ているかのような丁寧さです。

リモコン戦車の仕組みの解説だけではなく、付属のToy-ConにもIRカメラの技術が使われている事も紹介していて、紹介した機能には他にどんな使い方があるのかというヒントが提示されています。

IRカメラを使った発明の一例としてオルゴールが紹介されていましたが、こちらはスポイト機能を使った仕組みではないでしょうか。

また、次回予告の「輪ゴムギター」は、画面にタッチをしたら反応して音が出ているように見えますが、どんなノードの設定をしているのか、予想するだけでもワクワクしますね!

Toy-Conガレージの公式動画は子どもの発明を手助けするツール

公式から発表されたリモコン戦車の動画は、解説が丁寧で、リモコン戦車を作るにはToy-Conガレージでどんな設定をしているのかが分かるようになっています。

ただし、1から10まで全て紹介している訳ではなく、例えば動画内ではノードの細かい設定や、2つのレバーを使って戦車を操作するオリジナルToy-Conの作り方までは解説されていません。

おそらく、あえて詳しく解説しない事で、どうやったら作りたい形になるのかを子どもが考えて発明する部分を残しているのではないでしょうか。

Toy-Conガレージでノードの操作に慣れるまでは、保護者も動画を一緒に見ながら、お子さんの発明を手助けしてあげるのが良さそうですね。

大人でも楽しめるやりこみ要素でもあるので、うっかり子どもより自分の方がハマってしまって子どもが全然遊べない、という事にならないように注意したいですね。

ニンテンドーラボは店頭でも予約が開始されていますが、大きなダンボールキットの箱を抱えて帰りたくない!という人は、アマゾンでの予約がおすすめです。


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本ページの内容は、2018年3月28日時点での情報です。
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