定期を無くしたらどうする?
えっ…嘘、定期無い…!
改札に入るときや出るときにあると思っていたICカードがないと、すごく焦りますよね。
それに、通学通勤の定期が入っていれば尚更です。
実際に私もつい先日定期を失くしてしまい、絶望と不安と焦りに駆られました…。
どこで落としたんだろう、チャージしたお金悪用されたらどうしよう、カードを利用停止するにはどうしたらいいんだろうと不安に思うことがたくさんありますが、そんな時だからこそ落ち着いて行動していきましょう!
まず今回の定期紛失で私が知らなかったことをまとめました。
- 定期の再発行は全額支払いかと思いきや、1,020円の手数料のみで再発行できた
- チャージしてあったお金もすべて再発行した新しいカードに引き継ぎ
- 日曜の18:00頃に再発行手続きをしたら、翌日の7:00には引き渡しできると言われ事なきを得る
また、発行に際して支払う1,020円の内訳はこのようになって、suica、icoca、toicaすべて同じ金額となっていますよ。
suica | icoca | toica | |
---|---|---|---|
再発行手数料 |
520円
|
||
預り金(デポジット) |
500円
|
||
合計 |
1,020円
|
今回の記事では、suica、icoca、toicaの再発行についてご紹介していきます。
詳しい情報は下の項目をご確認くださいね!
目次
定期を紛失!悪用される前に駅で再発行がスムーズ
定期を紛失してしまった際、探したいのは山々ですが、悪用されないためにも速攻で駅窓口などで再発行手続きをするのがおすすめです。
なぜ速攻で再発行手続きがいいのかというと、再発行手続きをすると、自動的に失くしたICカードの利用停止ができるから。
ICカードには定期分のお金、チャージしてある場合はその残高がありますよね。
落として誰かに拾われてしまうと、そのまま知らない人に悪用されてしまう可能性があります。
悪用されないためにも、まずは紛失したカードを利用停止しましょう!
紛失したカードを利用停止するには、駅窓口や駅長室などで再発行の申請を行ってくださいね。
探しに行くよりもまずは、再発行が鉄則です!
定期紛失したときの対処法まとめ【suica・icoca・toica】
それでは、各主要ICカードの再発行方法についてご紹介していきますよ。
今回は、suica、icoca、toicaについてまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
定期紛失→再発行(suica)
まずは、suicaを失くした際の再発行方法をご紹介していきます。
紛失カードの再発行には、名前・生年月日・性別情報が必要で、この情報をもとにカードの特定を行います。
JR東日本の公式サイトでは、Suica裏面右下のカード番号(JEから始まる番号)でも特定することができるとありますが、JR東日本に問い合わせたところ、この番号がわかっても無記名の場合は再発行ができないので注意してください。
冒頭でもご紹介していますが、再発行までの流れはこちらの画像の通りです。
- 紛失
紛失に気が付いた場合は、焦らずSuicaエリア内の主な駅やバス営業所まで行きましょう。 - 再発行の申請
再発行は、Suicaエリア内の主な駅やバス営業所で申請することが可能です。
再発行したカードの受け取りは、紛失したカードの発行会社の窓口でのみとなっているので注意してくださいね。 - 手続き
suicaの再発行には、名前・生年月日・性別・定期券内容などを用紙に記入の上、公的証明書(免許証等)・電話番号が必要になります。
紛失したカードが停止完了となった時点でチャージ残高、定期額は再発行カードに引き継がれます。
オートチャージ設定している場合も、新しいカードにオートチャージ設定が引き継がれます。
再発行されたカードは翌日以降に受け取ることができます。 - 再発行
受け取りの際に、再発行手数料520円と、新しいカードの預り金(デポジット)500円を支払います。
受け取りの際にも公的証明書(免許証等)が必要となります。
再発行申請後、14日以内に受け取ります。それ以降になる場合は再度、再発行の申請をしてください。
suica再発行のページはこちら。
定期紛失→再発行(icoca)
JR西日本などで主に利用されているicocaもほぼ上記と同様の流れでICカードを再発行することができますよ。
icocaも、紛失したカードを名前・生年月日・性別情報で特定し、再発行を行います。
また、無記名のicocaの場合は再発行はできません。
SMART ICOCAの方は、こちらのページから、紛失ダイヤルまで連絡しましょう。
- 紛失
紛失に気が付いた場合は、焦らずJR西日本のicocaエリアの駅の「みどりの窓口」または改札口係員まで問い合わせましょう。 - 再発行の申請
再発行は、JR西日本のicocaエリアの駅の「みどりの窓口」または改札口係員に伝えると申請することが可能です。
再発行したカードは、ご利用可能エリアの駅の「みどりの窓口」で受け取りが可能です。申請した駅とは異なる駅でも受け取ることができます。 - 手続き
icocaの再発行には、名前・生年月日・性別・定期券内容などを用紙に記入の上、公的証明書(免許証等)を提出します。
利用停止手配を行い、利用停止完了となった時点で、定期券情報とカード残高は新しいカードに引き継がれます。
再発行されたカードは翌日以降受け取ることができます。 - 再発行
受け取りの際に、再発行手数料520円と、新しいカードの預り金(デポジット)500円を支払います。
受け取りの際にも公的証明書(免許証等)が必要となります。
再発行申請後、14日以内に受け取ってください。
icoca紛失再発行のページはこちら。
定期紛失→再発行(toica)
toicaも上記のsuicaやicocaと同様の流れでICカードを再発行することができますよ。
ご購入時に登録した名前や定期券区間などの情報をもとに、紛失カードを特定します。
toicaも上記2つのカードと同様に、定期券機能のないtoica(無記名)は、紛失時の再発行はできません。
- 紛失
紛失に気が付いた場合は、焦らずtoicaエリアの駅係員に伝えましょう。 - 再発行の申請
toicaエリアの駅係員に伝えて、再発行の申請を行います。 - 手続き
suicaの再発行には、名前・生年月日・性別・定期券内容などを用紙に記入の上、公的証明書(免許証等)を提出します。
紛失したカードが停止完了となった時点でチャージ残高、定期額は再発行カードに引き継がれます。
再発行されたカードは翌日以降に受け取ることができます。申請した駅とは異なる駅でも受け取れます。 - 再発行
受け取りの際に、再発行手数料520円と、新しいカードの預り金(デポジット)500円を支払います。
受け取りの際にも公的証明書(免許証等)が必要となります。
再発行申請後、30日以内に受け取ってください。
toica再発行のページはこちら。
suicaなどの定期の再発行手数料は?
suicaやicoca、toicaなどの再発行手数料は以下の通りです。
suica | icoca | toica | |
---|---|---|---|
再発行手数料 |
520円
|
||
預り金(デポジット) |
500円
|
||
合計 |
1,020円
|
どこの地域でも再発行手数料は520円、新しいカードの預かり金(デポジット)は500円となっていて合計1,020円で、定期を再発行することができますよ。
これを知らず定期全額を支払ってを新しく作ってしまうと本当にもったいないことになるので、絶対に再発行の手続きを行いましょう!
誰かに悪用される前であれば、定期もチャージ残高もそのまま新しいカードに引き継ぐことができるので失くしたと思ったときは、素早く再発行申請するのがおすすめです。
定期を落とした時の再発行まとめ
定期を落としたと思うと、大金を無駄にしてしまったのでは…ととにかく絶望という気持ちになりますが、再発行が約1,000円でできるということを知っていれば、意外と冷静に対応できるものです。
もちろん定期は落とさないのが一番ですが、もしも定期を紛失してしまったときはとにかく近くの駅窓口や係員さんに再発行したいことを伝えましょう!
私は探すのを諦めて早めに再発行の申請をしたことで、誰かに悪用される心配もなく、次の日から定期がまた使えるようになりました。
発行には1日かかると思っていましたが、私が実際に申請したのは日曜日の18:00くらいで、翌朝7:00にはできてますと言われました。
そのため、月曜日の予定も普段通り定期で電車に乗ることができましたよ!
時間帯や場所によってはスムーズにいかないこともあるかもしれませんが、やはりはやめはやめに対応することが肝心ですね。
知って損はない情報だと思いますので、知らなかった!という方はこの機会にICカードの再発行について把握しておきましょう♪