polca終了!2020年10月1日に全サービスが停止
クラウドファンディングアプリの「polca(ポルカ)」が2020年10月1日にサービスを終了することを発表しました。
「polca」は、やりたいことがあるときにアプリやウェブからお金の支援を受けることができるクラウドファンディングです。
polcaでは、身近な友人や知人、SNSの繋がりの中でお金を集めることから、クラウドファンディングではなく「フレンドファンディング」と呼んでいました。
polcaはクラウドファンディングの先駆者ともいえる存在で、クラウドファンディングが有名になった要因のひとつでもあると思います。
そんなpolcaが2020年10月1日に全サービスを終了すると発表しました。
気軽にお金を支援してもらえるということもあり、たくさんの人が使用していたサービスだっただけに、Twitterのトレンドになるほどの反響です。
記事内では、サービス終了までのスケジュールをまとめていますので、ご確認ください。
polcaとは
冒頭でも少しご紹介していますが、polcaは友達やTwitterなどSNSの繋がりでお金を集めることができる「フレンドファンディング」のアプリです。
2017年8月からサービスを開始し、「polcaおじさん」という、polcaで気に入った企画があるとすぐに支援してしまう大人たちの造語も生まれるなど、多くの人が利用していたことがわかります。
- 500円から集めることが可能
- URLを知っている人のみが企画ページを閲覧することが可能
- アプリからもwebからも支援を受け付けられます
- 企画ページのコメント欄でのやりとりが可能
- 任意で募集をやめることができ、1企画最長30日間まで集めることが可能
- ご支援は決済手数料が無料
特徴は以上のようになっていて、安い値段から気軽に支援を出すことができるので、クラウドファンディングに詳しくないという方も気軽に使うことができるサービスです。
polcaのサービス終了はなぜ?
様々な人に利用されていた「polca」ですが、なぜサービス終了に至ったのでしょうか?
【polca終了を目にして思うこと】
人の善意につけ込んでお金を集めて調子に乗った人たちが幾人もいた事実どんなにお金を稼いでいても、その過程が真面目とも正当とも、偉いこととも無関係である証明のひとつだな、と
— 嶌田竜也@不動産の家庭教師 (@lifecoord) January 27, 2020
よろしくない使い方(乞食に近い)が横行していたpolcaだったけど「お金をなめらかに」というビジョンは首尾一貫していたと思う。マネタイズポイントは複数の選択肢があっただろうけど、ビジョンと逆行したんじゃないかな。「お金をなめらか」優先故のサービス停止。なんかエモいな。#polca #ポルカ https://t.co/dHst1NUwC5
— Ryo Saito@Webマーケター (@ryo_efit) January 27, 2020
クラウドファンディングで気軽に資金集めをできるようになると、人の善意につけ込む人が出てきてしまうこともあったのだとか…。
様々な状況が重なってしまい、サービス終了に踏み切ったのかもしれませんね。
polca公式サイトでの発表では、
昨今のクラウドファンディング利用者の急増等に伴い、他サービスとの差別化をはじめ役割の再検討や、今後の収益性など様々な観点から検討した結果、今回の決断に至りました。
と、あります。
サービス終了まで、みんなで見届けていきたいですね。
polcaのファンディング、サービス終了までのスケジュール
現在polca公式サイトで公開されている、サービス終了までのスケジュールは以下の通りです。
2020年3月2日 | 企画作成機能・応援機能の停止 |
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2020年4月1日 | 企画に対する支援受付の停止・新規会員登録の停止 |
2020年10月1日 | 全ての機能を停止 |
支援は4月1日までとなりますので、注意してくださいね。
その他のpolcaについての情報は、polca公式サイトをご確認ください。
※1:フレンドファンディング – polca(ポルカ)