双子卵ってなぜできるの?見分け方は?
卵を割ると、黄身が2つ出てきた!という経験をしたことはありますか?
通常卵には黄身が1つのはずですが、稀に黄身が2つあることがあり、この卵を「双子卵」や「二黄卵」と呼んでいます。
ではこの双子卵はなぜできるのでしょうか?
卵を産み始めた初期の若い鶏たちは、排卵のリズムが安定せず複数の黄身を詰めて産んでしまうため、双子卵が出来ます。
これは鶏の生理現象で、遺伝子操作などをしているわけではないので、通常の卵と同じように安心して食べることができますよ。
むしろ、双子卵が産まれる確率は約1%ほどと言われているので、双子卵に出会えたらラッキーですね♪
卵にはSSサイズからLLサイズまでの大きさがありますが、双子卵はLサイズ~LLサイズに多くみられるのだとか。
とはいえ、双子卵は養鶏場で選別されて出荷されてしまうことが多いので、市販の卵で出会える確率は本当に稀です。
もし出会えた方は、縁起がいいかもしれませんね!
下記項目では、双子卵についての詳しい情報をご紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
双子卵が生まれるワケとは?
人間にも双子が生まれるのと同じように、鶏も双子卵を産むことがあります。
これは排卵のリズムに慣れていない若い鶏が、複数の黄身を連続して排卵してしまうことで、ひとつの卵の中に黄身が2つという状況を作り出しています。
たまに、餌を与え続けて無理やり双子卵を産ませている、食べても大丈夫なのか、と不安に思っている方もいますが、通常の卵のように食べても全く問題ありません。
排卵リズムが安定しない若い鶏の生理現象なので、心配には及びませんよ。
双子卵の確率は何%くらい?
それでは、双子卵が産まれる確率はどのくらいなんでしょうか?
冒頭で若い鶏が双子卵を産むとご紹介しましたが、全ての若い鶏が双子卵を産むというわけではありません。
双子卵は、養鶏場の生産量の約1%ほど、といわれています。
養鶏場の方はどの卵が双子卵なのかを見分けることができるので、規格外の双子卵は出荷前に弾かれてしまうことが多いんです。
なので、養鶏場での生産量が1%、さらにスーパーなどに出荷されるまでに選別されて、自分の手元に届くまでを考えると本当にかなりの確率ですよね…!
もし双子卵に出会えたら、何かいいことがあるかもしれません♪
双子卵の見分け方は?
スーパーで並ぶ卵は、重量などで選別されています。
そのため、黄身が2つ入っているような見た目の大きいLサイズからLLサイズの卵が狙い目!
また、通常の卵のように先が尖っている感じがなく、全体的に丸めのものが双子卵の特徴なのだとか!
とはいえ、規格外として選別されてしまっているので、スーパーなどではなかなか出会えないかもしれません…。
双子卵の通販はある?
スーパーで双子卵が流通していないのであれば、その双子卵はどこにいくの?と思う方もいますよね。
出荷前に弾かれた双子卵は、双子卵だけで養鶏場や通販などで購入することができるんです!
最近では養鶏場の公式サイトなどで通販をしてくれているところもありますよ!
「双子卵 通販」などのキーワードで検索すると、いろいろな養鶏所の公式サイトが確認できるので、お好みの双子卵を選んでみてくださいね。
お近くに養鶏場がある場合は、お問い合わせをして直接買いに行ってもいいかを聞いてみるのもいいですね!
また、養鶏場近くの道の駅などでも販売されていることもありますよ。
たまごの黄身の大きさは、双子卵が最大
こちらの記事では、卵の大きさによって黄身の大きさが変わるという情報をご紹介しています。
卵はSSサイズからLLサイズまでありますが、大きければ大きくなるほど、黄身も少しずつ大きくなっています。
ですが、双子卵となれば黄身の大きさ(=二つを合わせた量)は最大です!
黄身のおいしさをダイレクトに感じられるたまごかけご飯などにぴったりですよね…!
卵を割るところから子どもにしてもらって目玉焼きを作るのも楽しいですよ!
サイズなどの詳細は、こちらの記事をご確認くださいね。
▼たまごの黄身の大きさはたまごのサイズで変わる?作るものによってサイズを変えるのが最適!