ETCで入って一般で出ることも可能?割引も適用される?渋滞時でもスムーズに高速を降りられる裏ワザ

ライフハック

ETCで入って一般で出ることはできる?

高速道路に入る際、ETCを使って入ったのに、出口のETCレーンが故障や点検、修理などで「閉鎖中」になっているということ、ありますよね。

そんな時も、慌てないでください!

あまり知られていませんが、入口でETCレーンを通過していても、出口で一般レーンから出ることは可能なんですよ。

この方法は、ETCレーンの閉鎖時だけでなく、混雑時にも使える裏ワザです。

例えば、お盆や年末年始の高速渋滞の際、ETCレーンだけが渋滞してしまい、一般レーンがガラガラということがありますよね。

そんな時に、一般レーンを利用することで、渋滞を回避し、スムーズに高速を降りることができます。

いざという時に覚えておくと使えるテクニックですよ!

【高速】ETCで入って一般で出る方法

高速道路の、ETCレーンで入って一般で出る方法は簡単。

  1. 一般レーンに入り、車を停車させる。
  2. ETCカードを抜く。
  3. 係員にETCカードを渡し清算してもらう。

たったこれだけです!

後は、係員が、料金所の中にある機械にETCカードを通し、処理をしてくれるので、とてもスムーズに支払いが終わります。

ETCレーンが空くまで待っている必要はないんですよ!

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ETCで入って一般レーンで出る場合、ETC割引は適用される?

ETCを使うメリットは、なんと言っても、様々な割引サービスが受けられる点ですよね。

主なETC割引の種類はこちら。

  • 平日朝夕割引
  • 事前に「ETCマイレージサービス」へ登録したETCカードを使用し、平日朝:6:00~9:00・夕方:17:00~20:00の間に対象の入口料金所または出口料金所を通過すると、割引されます。

    1ヶ月(1日から末日まで)の割引対象となる利用回数に応じた還元率を、割引対象区間の通行料金のうち最大100km相当分に適用。

    5回~9回までの場合、通行料金の約30%分、10回以上の場合、約50%分の還元となります。

    割引対象道路:NEXCO東日本/中日本/西日本(NEXCO3社)が管理する地方部の高速道路(東京・大阪近郊は対象外)及び宮城県道路公社の仙台松島道路

    詳しくは、こちら

  • 休日割引
  • 土・日・祝、1月2日、3日、お盆の期間中に割引対象道路を走行すれば、割引が適用されます。

    割引率は30%で、走行距離や適用回数の制限はありません。

    割引対象道路:NEXCO東日本/中日本/西日本(NEXCO3社)が管理する地方部の高速道路(東京・大阪近郊は対象外)及び宮城県道路公社の仙台松島道路

    詳しくは、こちら

  • 深夜割引
  • 毎日0:00~4:00の間に、対象道路を走行すれば割引が適用されます。

    割引率は30%で、走行距離や適用回数の制限はありません。

    割引対象道路:NEXCO東日本/中日本/西日本(NEXCO3社)が管理する全国の高速道路及び宮城県道路公社の仙台松島道路(京葉道路・第三京浜道路・横浜新道・横浜横須賀道路は割引対象外)

    詳しくは、こちら

    ※その他にETC2.0割引、外環道迂回利用割引、アクアライン割引、関越特別区間(水上~湯沢間)のETC料金の割引があります。

    「もしも一般ゲートで出てしまうと、これらの割引を受けられないのでは?」と思うかもしれませんが、その心配はありません。

    基本的に、ETC割引は高速に入る時にETCゲートを通過していれば、適用されるものです。

    そのため、「ETCゲートで入る→一般ゲートで出る」という形でも、割引されないということはありません。

    ただし、稀に、何も言わずにカードを渡すと、ETC割引をしてくれない場合があります・・・。

    念のため、係員に一言、「ETC割引適用」という旨を、伝えることをおすすめします。

    ちなみに、レンタカーなどでETC車載器がない場合も、入口・出口両方で、一般ゲートに進入し、カードを手渡しすればETCカード清算をすることはできますが、この場合、ETC割引は適用されませんので、ご注意ください。

    ETC割引は車載器搭載のみ適用されます。

    ETCで入って料金所で現金払いをして出ることはできない

    ETCで入った後、一般ゲートで出る場合は、あくまでも、ETCカード決済となります。

    そのため、入口でETCを利用したら、現金払いはできません。

    現金で支払いをしたい方は、一般ゲートの入口を通過してくださいね。

    また、一般で入って、ETCカードで出るということもできませんので、注意してください。

    ETCで入って一般レーンで出る場合、領収書はもらえるのか?

    ETCレーンの閉鎖時や混雑時以外にも、ETCで入って、一般で出るということにメリットがある場合があります。

    それは、会社などに高速道路を使った証明を提出しなければならないケースです。

    通常、ETCカードを使って高速を使うと、カード決済となるため、その場で領収書を受け取ることはできませんよね。

    でも、「会社に戻ったらすぐに証明が必要!」という方も多いはず。

    そんな時に領収書の代わりとなるのが「利用証明書」です。

    これを受け取るためには、入口でETCゲートを通過し、出口で一般ゲートを利用する必要があります。

    係員に、「利用証明書の発行をお願いします」と伝えるだけで、簡単に受け取ることができますよ。

    後から提出すればいいという場合は、ネット上のETC利用照会サービスによって、印刷することができます。

    その他に、サービスエリアに設置されている卓上プリンターでも印刷可能。

    設置場所については、各高速道路のホームページで、確認できますよ。

    ちなみに、カー用品店のオートバックスでも、関東・関西の一部店舗のみ、ETC利用履歴発行プリンターが設置されています。

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    ETCレーン・一般レーン、間違いに気付いても絶対にバックしないで

    上記で説明したとおり、ETC利用者が、誤って一般レーンに入っても、何の問題もありません。

    そのため、もしも「ETCレーンに入らないといけないのに、一般レーンに入ってしまった!」と思っても、絶対にバックやUターン、急停車などはしないでください。

    後続車に追突される危険があります。

    なお、今回ご紹介した方法は、「ETCレーンが閉鎖されている場合」「ETCレーンが混雑している場合」「利用証明書が必要な場合」のみ、有効な方法です。

    それ以外の場合は、もちろん、ETCレーンから入って、ETCレーンで入るのが無難ですよ!

    本ページは2019年9月22日時点での情報です。施設・お店・記事内でご紹介している内容の最新情報については、必ず公式サイト等で、ご確認をお願いいたします。
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