子供向け電子書籍リーダー「Kindle キッズモデル」で本読み放題!
アマゾン(Amazon)の電子書籍サービス「Kindle」に、Kindle キッズモデルが登場しました。
「Kindle キッズモデル」の主な特徴は以下の通りです。
- 「Kindle」のスペックとほぼ同じ
- インターネット機能・広告なしの読書専用の端末
- 子供向けの本、1,000冊以上が1年間無料で読み放題
- 壊れたら無料で取り換え可能の2年間限定保証つき
- 保護カバーがついている
※2年間限定保証には一定の条件が適用されます。
子供のネット・ゲーム依存症で世間がざわついている今、それらの代わりに電子書籍リーダーを渡して、読書をさせてみませんか?
今回は、「Kindle キッズモデル」についてご紹介したいと思います。
もっと詳しく知りたい方は、下記の項目を確認してくださいね。
目次
「Kindle キッズモデル」って何?
近年、ゲームの利用時間制限に関する条例を検討している自治体があるなど、子供のネット・ゲーム依存症が社会問題として、メディアに取り上げられるようになりました。
ゲームに費やす時間が多いため、読書量が減少し、心配している方が大勢いらっしゃると思います。
子供に本を買ってあげたいけど、頻繁に購入することができませんし、増えていく一方でなので、収納スペースの確保にも、頭が痛くなりそうです。
図書館が近くにあれば、たくさんの本に触れる機会がありますが、連れて行くのが難しい状況の方もいらっしゃいますよね。
そんなお悩みを解決するのが、Kindle キッズモデルです。
Amazonでは、電子書籍リーダー「Kindle」が従来より販売されていますが、「Kindle キッズモデル」は、子供向け「Kindle」なんです。
電子書籍なので、本が増えて、収納に困ることもありません。
また、「Kindle キッズモデル」は、初期設定の際に、登録した子どもの年齢に合った本がおすすめの本として表示されます。
普段自分では選ばないようなジャンルの本が目に飛びこんでくるので、世界が広がるメリットがありますよ。
さくさくダウンロードして読むことができるので、気になる本を気軽に試すことができます。
では、「Kindle キッズモデル」を詳しく見ていきましょう!
「Kindle キッズモデル」と通常のキンドルとの違い
「Kindle キッズモデル」と通常モデルの「Kindle」を比較してみました!
Kindle | Kindle キッズモデル | |
---|---|---|
販売価格 | 8,980円 | 10.980円 |
同梱物 | 本体、充電用USBケーブル | 本体、充電用USBケーブル、キッズカバー |
FreeTime Unlimited | なし | 1年間追加料金なしで子供向けの本が読み放題 |
保証 | 1年間限定保証付き ※通常使用時による破損・故障に限る |
2年間限定保証付き ※一定の条件が適用 |
容量 | 4GB | 8GB |
広告 | あり | なし |
ディスプレイサイズ | 6インチ反射抑制スクリーン | 6インチ反射抑制スクリーン |
解像度 | 167ppi | 167ppi |
フロントライト | LED 4個 | LED 4個 |
バッテリー | 最大4週間 | 最大4週間 |
接続 | Wi-Fi | Wi-Fi |
仕様は「Kindle」とほぼ同じです。
子供向けとはいえ、しっかりとした仕様になっていますよね。
「Kindle キッズモデル」の保証期間が2年間もあるので、子供がうっかり落として壊しても安心です。
(※本体が一定の条件下で破損・故障した場合に限ります)
価格は、「Kindle キッズモデル」の方が2,000円ほど高いですが、1年間追加料金なしで、対象のキッズコンテンツが読み放題の、FreeTime Unlimitedがついています。
FreeTime Unlimitedとは
FreeTime Unlimitedは、豊富な書籍の提供や、読書の管理機能が利用できる、アマゾンの定額サービスです。
「FreeTime Unlimited」を利用すると、児童書や学習まんがのような、子供向けの本1,000冊以上が読み放題!
「Kindle キッズモデル」では、この「FreeTime Unlimited」が1年間利用できる権利がついています。
つまり、購入から1年間は、追加料金無しで、本が読み放題なんです!
2年目以降はアマゾンのプライム会員なら月額480円(年5,760円)かかり、一般会員なら月額980円(年11,760円)で引き続き利用できます。
1年間の無料読み放題後は自動更新になってしまうので気を付けてください。
有料期間への自動更新がイヤな方は、「FreeTime Unlimited」を解約しなければなりません。
「FreeTime Unlimited」はいつでも解約できるので、解約したい方は、カスタマーサービスに連絡して解約の旨を伝えましょう。
「FreeTime Unlimited」の利用規約を詳しく知りたい方は下記をクリックして確認してみてくださいね。
→Amazon FreeTime Unlimited利用規約
FreeTime Unlimitedで読み放題の本って何があるの?
ハリーポッターシリーズ全巻、岩波少年文庫、青い鳥文庫といった児童書、日本や世界の名作、学習マンガ本など、1,000冊以上の豊富なラインナップです。
様々な分野の本をざっくり見たい子にとっては、バランスよく揃えている感じがしますが、読書好きでマニアックな子にとっては、ラインナップに物足りなさを感じてしまうかも。
そんな場合は、Kindleストアで購入した本を「Kindle キッズモデル」へ追加することができます。
うちは、「ハリーポッターシリーズ」と「青い鳥文庫」が気になっていたので、満足いくラインナップです。
「FreeTime Unlimited」のコンテンツをざっと見てみますと、小学生高学年くらいの子供が楽しめる本が多い感じですが、中学生でも楽しめる内容の本もあります。
「源氏物語」や「枕草子」などをマンガで読んで、内容を頭にいれておくと試験に役立ちそう。
問題集のドリルなどは6年生までとなっています。
「Kindle キッズモデル」の使い方は簡単!対象年齢は?
「Kindle キッズモデル」の対象年齢は6才以上となっています。
操作が簡単なので、教えてあげれば小さな子でも使いこなせると思います。
基本的な操作の仕方は、画面上で確認することができます。
まずは、ホーム画面上の「設定」から進んでいきます。
「設定」→「すべての設定」→「このkindleの使い方」→「ナビゲーション」→「kindleのつかいかた」の順で、確認することができますよ。
設定の変更などをする場合は、PINコード(パスワード)の入力をしないと進めないので、親が操作することになると思います。
「Kindle キッズモデル」を選んだ理由と良いところ
数ある電子書籍端末の中から「Kindle キッズモデル」を選ん理由は、何といっても、子供のためのデバイスとあって、パパママに嬉しい機能があることです。
また、携帯性があるので、病院の待ち時間などに重宝します。
では、「Kindle キッズモデル」の良いところを、詳しくご紹介したいと思います。
読書のためだけの端末
「Kindle キッズモデル」は、読書だけに機能をしぼった読書専用端末なので、インターネットへのアクセス機能がなく、広告も一切表示されません。
子どもに安心して持たせることができます。
子供向けの本が1,000冊以上読み放題
「FreeTime Unlimited」のサービスを利用することによって、子供向けの本が読み放題で楽しめます。(※「FreeTime Unlimited」は2年目以降有料です。)
児童書、学習マンガ、化学本のほかに、「名探偵コナン」や「ドラえもん」などのアニメまで、様々なジャンルの本が読めるメリットがあります。
小学6年生くらいまでの問題集もあるので、やりきれるかどうかわからないドリルを買う必要なく、気軽に試すことができますよ。
「読ませてみたいけど買うにはちょっと」みたいな、購入に躊躇する英語の絵本もあるので、中学生が英語の勉強がてら読んでみるのにおすすめです。
目に優しい
当初、電子書籍は目に悪いのではないかと心配しましたが、スマホの画面とは全く違います。
「Kindleキッズモデル」はカラー表示ではありません。
16階調グレースケール表示といって、白から黒まで階調で画像を表示し、明暗の変化をなめらかに表現しているのです。
なので、スマホやタブレットとは違ってブルーライトを発しません。
反射が気にならないマットなディスプレイは、とても読みやすいです。
直接目を照らさないフロントライトを内蔵し、明るさの調整も可能です。
目が疲れにくいとされるE-inkディスプレイを搭載しているので、紙の印刷物のように見える、優しい読み心地です。
子供に持たせるものなので、目に負担がないよう配慮されている点が、ありがたいですよね。
スリム・軽量なコンパクトサイズでカバー付き
本体を保護する専用カバーをつけた状態で、重さは288gくらいです。
専用カバーは、手になじみやすい素材で、カラーはピンク、ブルー、スペースステーション、レインボーバードの4種類です。
サイズは以下の通りです。
小さい子でも軽々と手に取れる薄型・軽量なので、持ち運びにも便利です。
壊れても無料取り換えできる2年間限定保証
「Kindleキッズモデル」には、2年間限定保障がついているので、その期間中に落として壊れたら、無料で交換してもらえます。
通常の「Kindle」では、1年間限定保証なので、1年も延長されているんです。
子供が主に使うとなると、落としたり、水に濡れたりして壊れる可能性が高くなるので、保証が充実しているのは大きなポイントですよね。
2年間限定保証には、一定の条件が適用されます。
保証期間内の交換には、故障した「Kindleキッズモデル」を、アマゾンに返品してくださいね。
「Kindle キッズモデル」ならではの読書サポート機能とは
「Kindle キッズモデル」は、子供の読書を手助けする機能が充実しています。
子供がすすんで読書をするようになる、サポート機能をご紹介したいと思います。
バッジ機能
読書時間などの目標を達成すると、バッジやメダルが付与される機能がバッジ機能です。
本を読むたびに獲得できる「バッジ機能」によって、ゲーム感覚で読書がすすめられます。
おすすめの本
「Kindleキッズモデル」では、初期設定で登録した子ども用プロフィールの年齢に合った本が「おすすめの本」として自動表示される機能があるんです。
設定した年齢に応じて表示される本が変化しますので、興味や学習のレベルに合わせて、年齢を設定してくださいね。
また、読書の履歴をもとにして、子供が興味を持ちそうな本も「おすすめの本」として表示されます。
辞書機能と単語帳
辞書(デジタル大辞泉ほか)が内蔵されているので、読書中にわからない言葉が出てくると、すぐに意味を調べることができます。
調べた言葉は自動的に単語帳へ追加されるので、英単語の場合は、あとで見返すことができるので便利です。
Word Wise
Word Wise機能をオンにしておくと、英語の本に出てくる難しい言葉に、簡単な単語で説明が表示されます。
つまづきを少なくし、スムーズに読書ができるようサポートしてくれる機能です。
安心の見守り機能「ペアレントダッシュボード」
「FreeTime Unlimited」のサービスのひとつ、ペアレントダッシュボードは、パパママ目線の嬉しい機能なんです。
「ペアレントダッシュボード」の機能の内容な以下の通りです。
- 読書の目標設定
- 読書の進捗確認
「ペアレントダッシュボード」では、子供のアカウントごとに、読ませたい本の設定や、利用時間などの状況を確認することができます。
子供それぞれに設定できるので、管理しやすく、とても便利です。
「Kindle キッズモデル」で設定できる子供は4人まで
「Kindle キッズモデル」では、親のAmazonアカウント1つにつき、子供アカウントを4つまで登録することができます。
子供2人に使わせたい方は、2人分のアカウントを作成し、登録してくださいね。
兄弟で利用するときは、アカウントを切り替えて使うことになります。
追加の設定は、「子ども用プロフィールを追加」から登録できます。
性別、生年月日を入力すると、それらの情報をもとに、登録した子供にぴったりな本を表示してくれるんです。
子供のアカウント作成の際、名前はニックネームでも大丈夫ですよ。
「Kindle キッズモデル」は大人も使える
子供のための電子書籍リーダーとされていますが、もちろん大人も使えます。
「FreeTime Unlimited」機能からログアウトすると、通常の「Kindle」として使用することができるんです。
親のアカウントで購入した本は、許可すれば読むことができるので、子供が使わなくなっても、親が自分用に使うことも可能なのです。
親子で読みたい本が「FreeTime Unlimited」にない場合は、「Kindleストア」で購入し、子供のアカウントに追加して、家族で共有してもいいですよね。
もちろん、アカウント別で管理できるので、子供に触れさせたくない本からも守ることができますよ。
本の価格は、紙の本より、電子書籍の方が少し安いので、読みたい本が電子書籍にある場合はお得です。
「Kindle キッズモデル」の欠点は何?
「Kindle キッズモデル」のデメリットを簡単にまとめてみました。
- 防水機能がない
- カラー表示でなはくモノクロ表示
- 子供のアカウントの切り替え操作が難しい
- 読みたい本があるとは限らない
防水機能がついていないので、うっかりジュースをこぼさないよう気をつけてくださいね。
また、カラー表示ではないので、小さい子に、図鑑をメインで使わせたい場合は悩みどころです。
カラーがモノクロ表示になると以下のような感じになります。
兄弟間で貸し借りする場合、自分のアカウントに、読みかけの本などがあるので、ユーザーの切り替えをしなければなりません。
切り替えの操作は、親が設定した「PINコード(パスワード)」を、貸し借りするごとに、入力することになります。
管理上、「PINコード」を子供に教えたくない方は、いちいち親が入力することになるので、親不在のときは切り替えができません。
「PINコード」を教えたとしても、小さい子には操作が難しいかも。
また、「Kindle キッズモデル」は、読書に特化した端末なので、アプリのゲームや動画を主に利用したい方にはおすすめできません。
「Kindle キッズモデル」のSNS上での口コミ
「Kindle キッズモデル」のSNS上での口コミをご紹介します。
昨日届いてから、小一娘、キンドルを手放さない?
どっちかって言うと最近は動画をボーっとみてたけれど、急に能動的になってる様子。
読みに行く感がボクは結構好き。キンドルキッズ万歳? pic.twitter.com/GvVFoUC6Xf
— あお | アソビゴコロ? (@aosenn) 2020年1月5日
嵐山で、はなちゃんがお年玉で買いました。
お箸は買ってあげるんだけどなぁと思いつつ。おもちゃとか、悩みすぎて選べない堅実なタイプ。
クリスマスプレゼントに、セールで安く買ったキンドルキッズをあげたら、大喜びで、小説のコナンを読みまくってます。 pic.twitter.com/7kRQRn1kgi— saeko (@saeko_mimaLove) 2020年1月3日
キンドルのキッズモデル、コンテンツによっては大人でもお買い得か…?#stby954
— 漁葦人@赤江珠緒を待ちながら (@izallie) October 7, 2019
1,000冊以上の子供向け本が読み放題の「Kindle キッズモデル」鳥と宇宙の絵柄の新しいカバーが登場 https://t.co/o3ZWqpP2Yq pic.twitter.com/P8UzNNrHr5
— 健康オタクなりかけクリリン (@Sutacone) January 16, 2020
「Kindle キッズモデル」が購入できるサイトはこちら
「読書しなさい!」といって本を渡すより、このご時世にぴったりな、薄型のデバイスを渡されたら、子供はワクワクするはず。
ちょっぴり大人になった気分になりそうですよね。
「Kindle キッズモデル」は以下のサイトで購入できます。