フロントガラス凍結防止に有効な方法をご紹介
冬場の朝、いざ車で出掛けようと思った際に、フロントガラスがカチコチに凍っていて苦労したという経験、一度はありますよね?
しばらく暖機運転をして様子を見るという方も多いかもしれませんが、それだと、急いでいる時に時間がかかってしまって、困ってしまいます。
オートバックスなど、カー用品店では、解氷スプレーも販売されていますが、フロントガラスは、そもそも凍結させないことが1番です。
そこで、この記事では、フロントガラスの凍結防止方法をご紹介します。
主な方法はこちら。
- 屋内や屋根のあるガレージに駐車する。
- 新聞紙やバスタオル、毛布、プチプチなどをかぶせておく。
- 専用の凍結防止シートを使う。
- フロントガラスに撥水加工をしておく
それぞれの、詳しい方法は、下の項目でご紹介していますので、ご確認くださいね。
目次
フロントガラスの凍結防止には新聞紙やバスタオルが手軽
基本的に、屋内のガレージや、屋根付きのカーポートに置いておけば、凍結は防げます。
しかし、そういった駐車場や車庫がないという方も多いですよね。
そんな方にオススメの方法があります。
それは、フロントガラスに新聞紙やバスタオルをかぶせておくこと。
こうしておくだけで、凍結の原因となる霜がフロントガラスにつくことを防止できるんです。
家庭にあるものなので、とても手軽ですよね。
ただし、風が強い日だと、どこかに飛んでいってしまう可能性がありますので、ドアに挟んでおくなど、しっかりと風対策をしてください。
ちなみに新聞紙やバスタオルの他、いらなくなったマットや大きな布などでも同じ効果が期待できますよ。
フロントガラスの凍結防止には毛布も使える
フロントガラスの凍結防止には、いらなくなった毛布も使えます。
新聞紙やバスタオルをかぶせておくことと同じ理屈で、霜がつきにくくなり、凍ることを防げます。
ある程度重みがあるので、新聞紙やタオルなどよりは、風で飛ばされる心配も減るかもしれませんね。
ちなみに、いらない毛布がないという方は、段ボールでも代用できますよ。
フロントガラス凍結防止にはプチプチが有効
フロントガラスの凍結防止には、梱包などで使われる緩衝材「プチプチ」も有効です。
やり方は、新聞紙や毛布などと同じで、夜のうちに、フロントガラスにかぶせておくだけ!
これは普段から車を商売道具にしている方の中では、よく知られている方法のようで、家で余っているプチプチの活用法としてもいいですよね。
コツは、
- 気泡が入った凸面をフロントガラス側にする。
- ワイパーを途中で止めて挟んだり、ドアにも挟んでおくなど、風対策をする。
という2点だけ!
タオルや毛布だと、何度か使っているうちに、カビが生えてしまうという可能性がありますが、プチプチなら、カビが生えにくいというメリットもあります。
大きな商品を買った際についてきて、「いつか何かに使うだろう」ととっておいたプチプチがあるという方は試してみてくださいね。
フロントガラス凍結防止シートやカバーなら見た目もいい
上記では、様々なフロントガラスの凍結予防方法をご紹介していましたが、やはり見栄えが悪いのが気になりますよね。
そこでおすすめなのは、市販されている「フロントガラス凍結防止シート」や「フロントガラス凍結防止カバー」です。
このシートの特徴は、
- 盗難防止用の挟み耳がついている。
- 風対策のゴム紐があり、強風でも安心。
- 強力磁石が内臓されている。
- 凍結だけでなく、黄砂・紫外線・落ち葉からも車を守ることができるので1年中使える。
- 折りたためば、32cm×22cm程になり、持ち運びに便利。
- ピクニックマットやアウトドア防湿マットとしても使える。
まさに、かゆいところに手が届く商品ですよね。
多少お金がかかっても、見栄えや風対策の観点から、専用のものがいいという方は、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
ちなみに、フロントガラスと同じく凍りやすいサイドミラーも保護できる商品など、いろいろなタイプがありますよ。
フロントガラス凍結防止グッズは100均にもある?
カー用品店やネット通販などで売っているフロントガラス凍結防止シートは1,000~2,000円程度。
新聞紙やプチプチよりは耐久性があるものを使いたいけれど、あまりお金を使いたくないなという方には、100均で売っているものを使って、代用する方法をおすすめします。
100均でフロントガラス凍結防止シートとして代用できそうなもの
- ブルーシート
- アルミシート
- バイク用カバー
- 大きいゴミ袋(切って開く)
これらも、見栄えがいいわけではありませんので、やはり見た目が気になる方は、多少お金を出してでも、専用の商品を買った方がいいかもしれませんね。
フロントガラスの凍結対策…お湯はかけないで!
フロントガラスが凍っている場合に、絶対にやってはいけないことがあります。
それは、熱湯をかけること。
早く溶かしたいが故に、ついついやってしまいがちですが、熱が加わることで、ガラスにヒビが入って割れてしまう可能性がありますので、絶対にやめてください。
もしもお湯をかけて溶かす場合には、ぬるま湯(前日のお風呂の残り湯程度)を使うようにしてくださいね。
その際は、エンジンを始動し、デフロスター(くもり止め)をONにして、お湯をかけながらワイパーも動かしていくと、再凍結も防止できます。
なお、凍った状態でウォッシャー液を噴射し、ワイパーを作動すると、ワイパーゴムにダメージを与えてしまうので、やめてくださいね。
フロントガラスの凍結防止には撥水スプレーをかけておくという手も・・・
凍結を防止するには、あらかじめフロントガラスに撥水処理をしておくという方法もあります。
なぜ撥水処理で、凍結を予防できるかというと、雨を弾いてくれる撥水コーティングが、凍結の原因となる霜の付着も防ぐことができるというわけです。
撥水コーティングをしておくことで、霜がつきにくくなり、ついてもスクレーパー(へら)などで簡単に取れやすくなりますよ。
フロントガラス凍結にはアルコールスプレーが効果的
もしもいろいろな対策をしていたにも関わらず凍結してしまったという場合には、解氷スプレーがおすすめです。
ドラッグストアなどで手に入るアルコールを使えば、自作することもできるんです。
作り方は簡単!
アルコール(エタノール)2:水1を混ぜるだけ!
後はスプレーボトルに入れれば、市販の解氷スプレーと同じように使えます。
大量に使うという方にとっては、コスパの良さが嬉しいですね。
作るのが面倒だという方は、もちろん市販のスプレーもあります。
このようなスプレーを凍ってしまったフロントガラスに吹きかけるだけで、見る見るうちに氷が溶けていきます。
即効性もあるし、再凍結も防いでくれます。
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